対韓関係「元に戻したい」岩屋防衛相意欲
2019/05/18
岩屋毅防衛相は18日、大分県別府市で講演し、韓国海軍艦艇による自衛隊機への火器管制レーダー照射問題などで冷え込んでいる韓国との関係改善に意欲を示した。「いろいろ問題は起きたが、元の関係に戻したい。良好な関係をつくることが日本の安全保障のためになり、国と地域の安定につながる」と述べた。
岩屋氏は、北朝鮮の脅威を理由に「日米韓がしっかりタッグを組まなければ、国の安全を守っていくことはできない」と強調。今月末からシンガポールで開かれるアジア安全保障会議に自身が出席するとし、日韓防衛相会談の実現を目指す意向を示した。
岩屋氏は「できれば今年中に中国にも行きたい」とも述べ、日中の防衛交流拡大にも前向きな姿勢を示した。
(産経新聞)
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このところの日韓関係は良好か、それとも悪化しているかに関して、日本と韓国とでは認識に違いがあると思っている。そもそも日本として日韓関係が良好であった時代はあったとかとしばし考えてみたが、思い当たらないし、日本が一方的にやられっぱなしの異常な関係であっただけではないか。
例えば、島根県の竹島が武力によって占領されているし、長崎県対馬の寺から仏像を盗まれ、日本海において、韓国海軍の駆逐艦が海自哨戒機に対して火器管制レーダーを照射し、募集に応じて朝鮮半島から日本に働きに来た労働者を、あたかも強制であるかのごとく「徴用工」と称して賠償を要求するなど、他にも数え切れないほどの悪事を韓国は日本は絶対にやり返さないとバカにして重ねてきたのである。
「堪忍袋の緒が切れる」とは、我慢できる許容量を超えて、怒りが爆発することのたとえだが、そろそろ日本は韓国に切れても良いだろうし、むしろ韓国のために切れた方が良いと思っている。様々な報復や制裁も良いだろうが、日本が相手にしないだけで韓国は自滅するので、非韓三原則である「助けない。教えない。、関わらない」を実践し、韓国の日本に対する甘えを断ち切ることが必要で、もう関係修復など韓国に期待しても無駄であろう。
産経新聞によれば、岩屋毅防衛相は18日、大分県別府市で講演し、冷え込んでいる韓国との関係改善に意欲を示し「いろいろ問題は起きたが、元の関係に戻したい。良好な関係をつくることが日本の安全保障のためになり、国と地域の安定につながる」と述べたそうである。
元の関係に戻すかどうかは韓国の出方次第であり、韓国海軍の駆逐艦が海自哨戒機に対して火器管制レーダーを照射して自衛隊員の命が狙われているのに、謝罪しないばかりか、哨戒機の異常接近が原因だと捏造してまで日本を非難しているのを知りながら、それを不問にして元の関係に戻そうとの考えを示唆するのは驚く他はなく、岩屋防衛相は部下である自衛隊員を守る気持ちはまったくないと言って良いであろう。
日本固有の領土である竹島を占領している韓国は友好国でもないし、日本国民の多くは信頼出来ない国と思っているにも関わらず、元の関係に戻す必要性はゼロに近いし、韓国にその気がないのに日本の片想いと言っても良いのである。そもそも岩屋防衛相の考えている元の関係とは、どのような日韓関係が望ましいのか詳しく話して欲しいものだ。
まさか、日本は韓国に要求に何でも応えて、カネを出せと言ってきたら出し、謝罪せよと言ってきたら、ともかく謝罪し、韓国に屈していた時代に戻って欲しいと願っている防衛相であれば自衛隊員は可哀想であり、失礼かと思うが、あの顔では自衛隊員どころか日本を守る気は持ち合わせていないと思いたくなる。
(2019/05/21)
写真:岩屋毅防衛相(春名中撮影)