私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

憲法を語る資格などないのは共産党の方では

2019年05月06日 21時49分55秒 | 日本共産党

共産・志位氏「安倍首相に憲法を語る資格などない」

2019/05/03

 憲法記念日の3日、東京都内で開かれた護憲派集会で、共産党の志位和夫委員長がマイクを握り、「安倍晋三首相に憲法を語る資格などありません」などと訴えた。発言の詳報は以下の通り。

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 「熱い連帯の挨拶を送ります。安倍9条改憲の問題を自ら告白したのが、自民党が昨年の党大会でまとめた条文案です。これには2つの大問題があります。第1に9条2項の後に、前条の規定は自衛の措置をとることを妨げないとして、自衛隊の保持をうたっています。そうなると、2項の制約が自衛隊に及ばなくなります。2項が残ったとしても立ち枯れとなり、死文化されてしまいます。しかし、私たちの9条を9条たらしめている9条の命は、2項にこそあるのではないでしょうか」

 「戦後の自衛隊は、ただの一人の外国人も殺していないし、ただ一人の戦死者も出していません。9条2項のおかげではないですか。安倍首相は『自衛官の子供が悲しむ』と言って9条に自衛隊を書き込むと言います。しかし、子供が一番悲しむのはお父さんが戦争で命を落とすことじゃないですか。その点では自衛隊員の命も守ってきたのが憲法9条ではないでしょうか。この宝を葬ろうとする大悪は断じて許さないという決意をこの日、固めようではございませんか」

 「自民党の条文案にはもう1つの問題があります。自衛隊の行動は法律で定めると書いてあることです。時の多数党と政府が法律さえ通せば、自衛隊の行動を無制限に拡大できるということに他なりません」

 「これまで政府は自衛隊の行動を憲法との関係で説明してきました。憲法との関係で武力行使を目的にした海外派兵はできない、集団的自衛権の行使はできない、攻撃型空母や戦略爆撃機やICBM(大陸間弾道ミサイル)など相手国に壊滅的破壊を与える武器は持たない、徴兵制はできないと説明してきました」
(以下略・全文はリンク参照。産経新聞)

(引用終了)


 日本共産党が公安当局によって破壊活動防止法に基づく要視察対象団体に指定されているのは、かって暴力革命を目指して、戦後の混乱期に全国各地で破壊活動を行った過去があり、その方針を未だに堅持しているからである。今では、選挙の際に支持を得るために、甘い言葉を有権者に掛けているが、いわゆる微笑戦術と言われているもので、暴力革命のために嘘しか付かないのが共産党だとの認識を持って決して騙されてはならない。
  
 暴力革命の恐れがある共産党に対して視察活動を行っている公安当局を牽制し、「合法政党であるのになぜ監視するのか」と抗議する共産党の目的は、暴力革命の邪魔になるからで、共産主義とは敵対する者を排除するのも善とされており、支那共産党が国内や侵略した隣国で何をしているのかを知れば、殺人でさえも革命のためには許されるのであり、だから共産主義が悪魔の思想と言われているのはまったく正しいと言えるだろう。

 公安当局の他に共産党が厳しい目を向けているのは自衛隊であり、共産党と言えば、自衛隊を批判し、貶めることが党是になっているようで、なぜ、そのようなことをするのかと言えば、憲法に自衛隊に関する明文がなく、違憲の存在だからではなく、公安当局と同様に、暴力革命の邪魔になると考えているに他ならない。

 自衛隊の任務の一つになっている「治安出動」は、共産党が起こした暴力革命などによって、国内が騒乱状態となり、警察力では鎮圧が不可能な事態となった時に発令されるもので、そうなると共産党にとって自衛隊はまことに都合が悪い存在となるからであり、だから、普段から自衛隊を「憲法違反だ」「税金泥棒]とか言って批判することで、国民に反自衛隊感情を植えつけようとしている訳である。

 産経新聞によれば、その共産党の志位和夫委員長が、憲法記念日の3日、東京都内で開かれた護憲派集会で、「安倍晋三首相に憲法を語る資格などありません」などと訴え、安倍総理による憲法第9条の改正を許さないとして、「戦後の自衛隊は、ただの一人の外国人も殺していないし、ただ一人の戦死者も出していません。9条2項のおかげではないですか。」「子供が一番悲しむのはお父さんが戦争で命を落とすことじゃないですか。その点では自衛隊員の命も守ってきたのが憲法9条ではないでしょうか。」などと9条が日本の平和を守ってきたとの認識を示したようだ。

 共産党として自衛隊員の命を心配しているから9条の改正には反対だと言いたいのであろうが、かっての大東亜戦争が終わってから今日まで自衛隊員が命を落とすような戦争は起きていないものの、訓練などで、多数の自衛隊員が殉職しており、毎年のように防衛省慰霊碑地区で追悼式が行われている。

 それに共産党が参列したとの話しは聞いたことがないが、殉職した自衛隊員の遺族にしてみれば、悲しみは同じであり、まさか共産党は戦死だけが悲しいことだと思っているとなれば驚く他はない。もし9条が自衛隊員の命も守ってきたのであれば、自衛隊発足以来、殉職者は一人もいない筈であり、だが平成30年度追悼式まで1964人の殉職者がおられることを知るべきである。

 志位委員長は、安倍総理には憲法を語る資格などないと言っているが、日本国民であれば、誰であろうと憲法について語る資格はあるが、まさか共産党の承諾がないとその資格は取得出来ないことになっているとなれば、まさに[言論の自由」を否定したも同然であり、そうなると憲法を語る資格などないのは前述したように暴力革命を目指していることから公安当局によって要視察対象団体に指定されている共産党の方であろう。
(2019/05/06)

写真:「5.3憲法集会2019」に出席した、共産党の志位和夫委員長=3日、東京都江東区(寺河内美奈撮影)