私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

計画停電見送りが手柄とするビラを配布した民主党市議

2011年03月26日 23時42分04秒 | 民主党関連

画策してた!菅お膝元「停電」逃れ “自慢ビラ”配布で自爆

2011.03.24

菅直人首相(64)の元秘書で、おひざ元・東京都武蔵野市の民主党市議が、東京電力に要請を行い、選挙区内の「計画停電」見送りを実現させたことを誇示するビラを配布していたことが24日、分かった。1都8県の延べ5000万世帯が不便と混乱を強いられているだけに、与党の力で停電地域が左右されたとすれば許し難い。東電は否定しているが、政府与党の信頼性を揺るがしかねない事態だ。

 問題のビラを配布していたのは、武蔵野市の松本清治市議(41)=民主党。A3判の紙を裏表4コマずつ8コマに分けたビラで、看過できない記述は裏面右上の部分にある。「松本清治の要請が実現しました」として次のように続く。

 「東京電力武蔵野支社から3月16日21時30分に、武蔵野市内地域、病院等と〈第1グループ〉は当面(3/17 9時20分実施分より)、計画停電の対象地域から除外するとの連絡がありました」

 自民党系の武蔵野市議は「素直に読めば、自分が東京電力武蔵野支社に圧力をかけた結果、計画停電を阻止したようにしか思えない」と話した。インターネットの「ツイッター」でも「便宜供与だ」「利益誘導」などと批判が続出している。
(以下リンク参照)
(zakzak) 

(引用終了)


 東北地方太平洋沖地震によって、多くの発電所が被害を受けたことから、電気の供給が十分に出来なくなったとして、いくつかのグループごとに「計画停電」が行われている。わが家でも普段から口のうるさい女房が、地震以来、停電していなくとも「電気のスイッチをこまめに切るように」と言うようになった。それは当然かも知れず、誰もいない部屋の電灯をつけたままにしたり、今思えば無駄な電気を消費してきたからである。  

 近所のスーパーなどに行っても節電中として、店内は少し暗いが、それでも買い物に支障がある暗さではなく、だから今までが明る過ぎたのであり、これを機会に、少しでも節電に努めることがますます必要になってくるであろう。  

 天皇、皇后両陛下は、今回の地震の後の15日から、お住まいの皇居・御所の電気を一定時間使わない「自主停電」を続けられているそうであり、民主党の蓮舫・行政刷新相は「節電啓発担当大臣」を兼務するようになったのであれば、口先だけで節電のお願いをするだけでなく、両陛下のように具体的にどのような節電を実行しているかを明らかにして、国民を啓発すべきではなかろうか。  

 電気のない生活は不便なものであり、それでも両陛下が「自主停電」を続けられているにも関わらず、報道によれば東京都武蔵野市の民主党市議である松本清治市議(41)が、東京電力に要請を行い、選挙区内の「計画停電」見送りを実現させたことを誇示するビラを配布していたことが24日、分かったそうである。  

 東京電力によれば、松本市議から要請を受けた事実はなく、あったとしても、それによって計画停電のエリアが左右されることはないそうで、武蔵野市全域を計画停電の対象から除外したのは、JR中央線や京王線、西武線が乗り入れているため鉄道の運行に大きな影響が生じると判断したことであり、そうなると、松本市議は要請という圧力を掛けたことをビラにして自慢したかったのか。それとも圧力を掛けなかったとしても、「計画停電」が見送りになったのはあたかも自分の手柄であるかのような嘘をついたことになるだろう。  

 さすが民主党の議員らしいニュースだが、「計画停電」で国民生活に支障が出ているのに、それをビラにすることはまさに売名行為が目的であったと批判されても仕方ないし、市議として有権者に好印象を与えると思ったのであれば、病院で治療を受けた方が良いであろう。
(2011/03/26) 

  写真:松本市議が配布した「計画停電」見送りのビラ