私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

蓮舫氏でなくとも幼稚園児でもできる「節電のお願い」

2011年03月20日 23時52分24秒 | 民主党関連

節電大臣蓮舫氏 計画停電に「初めての事なので」とパニック

2011.03.20 16:00

地震発生から菅政権は混乱の度合いを深めていった。地震発生翌日の3月12日夜、原発より先に暴発したのは、菅直人首相だった。

 その日、経済産業省原子力安全・保安院の中村幸一郎・審議官が、「(1号機の)炉心の中の燃料が溶けているとみてよい」と記者会見で明らかにした。ところが、菅首相は審議官の“更迭”を命じた。

「菅首相と枝野官房長官は、中村審議官が国民に不安を与えたと問題視し、もう会見させるなといってきた」(経産省幹部)

 さらに状況が悪化すると、菅政権は人事で目くらましを図った。

 13日になって蓮舫・行政刷新相に「節電啓発担当大臣」を兼務させ、辻元清美・代議士を災害ボランティア担当の首相補佐官に任命した。しかし、その前日に枝野長官は災害ボランティアについて、「二次被害や交通混雑で救援に遅れが生じる」として「今は不要」と表明している。おまけに仙谷由人・民主党代表代行を官房副長官として官邸に呼び戻すなど、行き当たりばったりは明らかだ。

 にわか節電大臣の蓮舫氏は、東電の計画停電で大混乱を招くと、「初めてのことなので」と、阪神・淡路大震災の時の村山首相と同じセリフを吐いた。自分自身がパニックに陥り、“啓発力”を発揮することは一度もなかった。

 こんなこともあった。東電に計画停電の説明を要求した仙谷氏は、「ご不明な点はカスタマー・センターまで」とFAXで回答が来ると、「俺を誰だと思っているんだ」と激怒。岡田克也・幹事長は、この危機を予算通過、統一地方選の延期、さらにはマニフェスト撤回に利用しようとした。

※週刊ポスト2011年4月1日号

(引用終了)


 「人様の役にたてられる そう確信がもてるのがプロフェッショナル」と言われているが、それは出来もしないことを引き受けて、うまくいかなかったとしたら、プロとは言えないからであり、頼んだ方としてみれば「最初から出来ないと言って欲しい」と言いたくもなるであろう。  

 プロとしての心構えがあり、普段から研鑽をつんでおけば困難な仕事であっても、なんとか成し遂げてしまうであろうが、であるから、プロの仕事ぶりを褒めるのは失礼だと思っているし、その仕事で飯を食っているのだからうまいのが当たり前で、そのような時には「さすがプロだ」と敬意を表わすことが大事であって、それが、どのような職業であっても同じではなかろうか。  

 東北地方太平洋沖地震を受けて、菅総理の指導力も決断力もない様に目を覆いたくなるが、このような 事態になった時に総理として、また政治家とし何をなすべきかが分かっていないと国民は不幸になるばかりであり、重大な決断を求められた時は一刻も早く行い、任せられることは任せ、責任だけはとる覚悟を持つことが必要である。だが今回に大震災や東電福島第1原発事故に対応するとして、起用した人物は、いずれも問題のある方であり、民主党の人材難は今は始まったことではないが、被災地で命がけで活動している自衛隊員がいると言うのに、反自衛隊思想を持つ辻元清美衆院議員を震災ボランティア担当にしたり、自衛隊を「暴力装置」呼ばわりした仙谷由人代表代行を被災者支援担当の官房副長官に起用するなどしているだから話にならない。

 辻元氏や仙谷氏が今後何をするのか注目しているが、政治家としてプロ意識に欠け、イデオロギーが先に立つようでは名ばかりの担当に過ぎず、何をして良いかも分からず、被災者の役にたつようなことはしないと思っている。また菅総理は蓮舫・行政刷新相に「節電啓発担当大臣」を兼務させているようが、報道によれば、東電の計画停電で大混乱を招いていることに「初めてのことなので」と、どこかで聞いたようなセリフを吐いて、パニックに陥り、“啓発力”を発揮することは一度もないそうである。

 蓮舫氏は政治家として飯を食っているのだからプロの筈であり、今回のような大災害に際して政治家として何をすべきか分かっているにも関わらず、初めてだからとしてパニックに陥ってしまうようでは、最初から出来もしないことをなぜ引き受けてしまうのかと言いたいなる。

 国民生活に重大な影響がある計画停電を東電だけでに任せているのは大きな問題であり、国として政権政党として主導すべき問題であって、本来ならば、毎日のように会見を開くべきだが、「節電のお願い」をするだけならば、蓮舫氏でなくとも幼稚園児でもできるではないか。国難に際して強制力を伴う節電政策を実行するのが「節電啓発担当大臣」の責務であって、政治主導と言うからには政治家としてプロの意識だけはあるようだが、この程度でパニックに陥ってしまうようではアマチュア政治家と言われても仕方ないであろう。
(2011/03/20)

写真:なぜか作業着の襟を立てている蓮舫・行政刷新相

東北地方太平洋沖地震自衛隊の活動状況(3月20日12時00分現在)