原発事故を受け、在日外国人に帰国の動き…入管で長蛇の列
サーチナ 3月15日(火)12時4分配信
東京電力の福島第一原発の事故が深刻化していることを受け、在日外国人に帰国の動きが出ている。東京入国管理局の窓口には、再入国のための手続きをする外国人の長蛇の列が生じている。
再入国の手続きをする外国人は、中国や韓国などアジア系とみられる人が多いが、その他の国の人もいる。深刻化した福島第一原発の事故に不安を感じ、とりあえず日本を離れようと考える人が増えた。
(編集担当:如月隼人)
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昭和48年に公開された映画「日本沈没」の中で、日本列島が地殻変動によって陸地のほとんどが海面下に沈降することになった時、日本民族はどうすればいいのか学者たちが集まり、最終的に出した選択肢の一つは、日本列島と共に運命を共にするというものであった。これは映画の中の話であり、実際に日本列島が沈没するようなことはないであろうが、日本民族は日本にしか帰るところはなく、今回の東北地方太平洋沖地震により壊滅的な被害を被ったとしても、逃げ出す訳にはいかないのである。
今、日本は未曾有の危機に瀕している。それは東北地方太平洋沖地震により、東京電力の福島第1原発が被害を受けて爆発し、大量の放射性物質が放出する恐れがあるからであり、関係者は決死の覚悟で、それを防ごうと努力しており、また定年を半年後に控えながらも、志願して福島へ向かった地方の電力会社に勤務する方もおられるそうで、このような犠牲的精神を持った方がおられる限り、日本を必ず復興させなければならないとの思いを強くする。
何があろうと日本民族は日本と運命を共にする覚悟を持つべきだが、帰る国がある在日外国人は、福島第1原発の事故が深刻化していることを受けて、帰国の動きが出ているそうで、東京入国管理局の窓口には、再入国のための手続きをする外国人の長蛇の列が生じていることが報道されている。
再入国のための手続きをしていることは、日本は危ないとして、一時国に逃げ帰り、復興した後で平然と戻って来るつもりなのであろうが、帰る国がある在日外国人であれば、それを批判できないとしても、 日本と運命を共にしない在日外国人に参政権を与えることが、どれほど愚かなことか良く分かる出来事だと言えるだろう。
参政権とは、今回のような国難と言うべき事態になった時でも、逃げ出すことなく、国を守り、命を捨てる覚悟を持つ者だけに与えられるものであり、それは日本国籍を持った日本人だけではあることは言うまでもない。日本は今回の地震や津波、また原発事故を必ず乗り越えて、復興を成し遂げ、世界から称賛されると確信している。そのためには、不便に耐え、国民が一致協力することが必要であり、天皇陛下を戴き、世界最古の歴史のある日本を守るのは日本民族において他はないからである。
(2011/03/16)