きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「はいからさんが通る」 展@弥生美術館

2017年11月18日 | 漫画・小説・雑誌


去年のデパートでの展示は
「あさきゆめみし」が中心でしたが
こちらは「はいからさんが通る」が9割ぐらいです。

カラー原稿の他に
第一話などの原稿もありした。

絵の美しさもさることながら、
コマのテンポがすごくいい。
シャープかつスピーディー。
紙で読むより展示された原画でじっくり見る方が
それを強く感じる。

「への6番」は永久欠番だよね。

少尉推しです。
「ラリサと別れて紅緒さんのところに戻るのに
 なんの不都合があるんだろう」と
リアタイ当時も今も思うけど、
紅緒さんに申し訳ない、とか、
その辺の潔癖さが少女漫画には不可欠なんだろうな。

今回なにが感動かって、
下1/4のコメントコーナー?の直筆が見られたことです!
すごく好きだったのよ!
あさきじゃできないよねー。

「紀元2600年のプレーボール」も好きだったわ!
「5人合わせてガッチャじい」はコレだったよね。


大正時代の女性風俗の関連展示も良かった。
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「怖い絵」展

2017年11月16日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)


ものすごく面白かった!
テーマで集められた絵は筆致も表現媒体も様々で
箸休めポイントは無く、常にテンションMAX!

「キルケー」は山岸涼子を思い出しゾワゾワ。

一番怖かったのは「淫夢」の夢魔。
人外と目が合っちゃった、ヤバイ!と思った。

ルドンも2点あった。
毛玉の目玉もあの空間ではごく普通。

開館時間延長初日に行って正解。

音声ガイドは列が長くて諦めた。
解説を読めば見所はわかります。
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「神々の土地 ~ロマノフたちの黄昏~/クラシカル ビジュー(2回目)」宝塚宙組

2017年11月14日 | 宝塚(宙組)
マイ楽。
芝居はネタも流れも好みだし、
寒々とした空気と緊張感が続くのもいいと思うんだけど、
それだけにもうちょっとテンポが良ければな。

あとやっぱり、うららちゃんの優遇がな。
ハッタリが無いからな。
残念だな。

芝居もショーも2階から見る方が綺麗だった。
ロケットが大柄な子メインでダイナミック。
他は既視感の上、振付も衣装もいまいち。
野口くんだしな。

まなとソロから娘役が入るところは
星の煌めきのようで綺麗。

eプラス貸切公演で、
開演前のご挨拶は組長のすっしーだったんだけど
髭の軍服だった。
皇太后だけだと思っていたので
しみじみ探していなかったけど
もしかして爆殺されたドミトリー父だったのかな。

運動会で大活躍だった優希しおんちゃんがギター弾きね。
すごくクルクル正確に回っていた。
凛きらの皇后は男役だからの硬質さが良かった。

愛ちゃんのラスプーチンがますます狂気の域に。
素晴らしいぞ。
ショーでの押し出しも強いし、
欠点は多々あれども、結構好きなんだ。
次回の白い役の成功を祈っている。

真風は体が固いけど、
それを押し通す不動感が頼もしい。

次回は真風と愛ちゃん、合間にキキちゃんか。
歌パートを頼むぜ!


終演後のご挨拶で
「eプラス様、宝塚歌劇
 なーーかーーーでーーーもーーー宙組を」
と強調するまなと。
頼もしくなったなあ。
しみじみ。
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「ゴッホ 最期の手紙」

2017年11月13日 | 映画


話としてはゴッホが最後に出した手紙の謎。

なんだけど、

ほぼ油絵によるアニメーションなんで、
話が頭に入ってこない。
ゴッホの絵の人々がそのまま動いて喋る。
絵の具の盛られ方とか
CGではできない画面がひたすら続く。

端的に言って、狂気。
考えて作った人、見る人も、全て。

絵が現実になったような、
自分が絵の一部になったような、
不思議な感覚。

繰り返すけど、
話は頭に入ってこない。


TOHO上野に初めて行きました。
ロビーに椅子はありません。
会場ギリギリまで他階で
お金を落とせ、ってことなのかな。

「秋葉原に近いから
 オタク映画に力を入れるよ!」(意訳)
の宣言どおりのラインナップな気がする。
進撃も上映されるみたいです。
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「マイティ・ソー バトルロイヤル」

2017年11月11日 | 映画
大筋はシリアスなのに、
そこかしこにお笑いポイント。

「力自慢の両極が戦ったら」のドリームマッチと
ハルク回収が主なネタ。

難しいことを考えずクリヘムを愛で
ケイトを拝めばよいのだ。

ロキはキューブをパクったよねー。


まー、それにしても、
どの作品の主神も
子供に依怙贔屓があって
それが悲劇の元になるよね-。
自分の子供をあっさり見捨てるナー。


劇中劇のカメオ出演には驚いた!
私も葡萄を食べながら見たい。
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「木原敏江 原画展」

2017年11月11日 | 漫画・小説・雑誌


美しかった。
「天まであがれ!」「アンジェリク」「摩利と新吾」「夢の碑」などなど
むかしは狂ったように読んでいたなあ、とか、
いろいろ思い出しながら見ていた。

「摩利と新吾」は夢殿先輩と紫乃先輩押し。
本編も好きだったけど、外伝も好きだった。
タイタニックとか、ユンタームアリーとか。

二色原稿の兄弟の話も大好きだった。

生の原画をじっくり見る日が来るとはなあ。
あの頃の自分に言っても信じてもらえないだろうな。
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「密偵」

2017年11月11日 | 映画


どこまでが偽りで、どこからか本気か、
なかなか読めず、
登場人物が次から次へなので
中盤までは話の整理に頭が追いつかなかった。

スパイ、Wスパイが入り乱れ
いつそれがばれるのかハラハラし、
中盤の電車内でのアクションは迫力があり、
伏線を上手く回収し、
男の厚い友情に泣く。

ラストはベタだったけど、
こう終わるよね。

韓国らしく流血と痛い場面多し。

ソン・ガンホ他の日本語はかなり上手く
設定上の違和感は無かった。

鶴見辰吾の悪役ぶりも自然。
従来ならこの役も日本語が怪しい人が
漫画的な演技をするところ、
日本人役者を持ってきたので作品に深みがでた。

ビョンホンはチラ見せ程度。

ソン・ガンホが複雑な立場、
心情を上手く表していた。
独立の志士がコン・ユで
やっぱり葛山さんに似てるー!
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「悪魔のような女」(午前十時の映画祭8)

2017年11月11日 | 映画


高飛車な男。彼の妻と彼の愛人が、
男を殺そうと計画し実行する。

こう言ってはなんだけど
妻の優柔不断ぶりにイライラした。
夫の浮気や横暴を認め、
夫の愛人と仲良くし、
罪を犯せば発覚に怯え、
怪しい元警官を呼び込む。
夫の気持ちがよくわかる!

当時は夫に刃向かう女は
悪魔だったのかな。

サスペンスの後は、
画面には見えないのに
さまざまな恐怖が描かれている。
罪はいつ発覚するのか、
彼は生きているのか、
さまざまな恐怖が交錯する。

妻は、前半はズボン型のパジャマだったのに
終盤は肌が透けるセクシーネグリジェだった。
美しかった。

元警察が役立たず過ぎるけど、
妻は、そういうダメ男を
呼び込む体質なんだろうな。

生徒達が気の毒だわ。


始まる前の予告がジャニ系青春映画ばかりで
「客層ちゃう」と思ったけど、それは逆で
この層に名画を見てもらいたいからの予告なのよね。
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興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」

2017年11月10日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)




本当に木なのか疑わしい。
いまにも動き出しそうだし、
触れば体温を感じそう。

凛々しい線、
まろやかな線が融合する
見事なまでの美。

お寺では見ることのできない背面も
じっくり見て来た。

しかし、会場内の雰囲気が濃かったわ。
仏像展は群を抜いて濃い。
マニアの密度が高いかんじ。

普段は借りない音声ガイドも
小野Dだから借りちゃった。
いい声だった。
混んでて説明書きが読み辛かったので
ちょうど良かった。
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「岩谷時子メモリアルコンサート ~Forever~Vol.2」

2017年11月07日 | ライブ・コンサート・音楽・トークショー




耳馴染みの曲がたくさん。アレもコレも岩谷さんだったんだなあ。

中川くんのスーパースターは超アレンジで女声コーラス部分も自前。

レミゼコーナーでは岡さんがSTARS、
そして民衆の歌の出だし。岡アンジョ!感涙。

野太い声帯で押し切るマミちゃん、
腹からの圧は凄いのに喉を通過するあたりでコントロールがあやしくなるずんちゃん、
両方強いノルさんは謎のビブラートがかかり、
両方弱いテルは可憐な女性声。
元ヅカはシャンソンを歌い慣れている。

城田くんはミュージカル曲より歌謡曲の方がしっかり声が出てる。
若い女性二人は歌は上手いけど存在感が弱い。
プクはドラゴンボイス。

コンサートは4回(4年?)目で、
フル出場のマミちゃんがいるのに、
仕切りはなぜか初出場のノルさん。
マミノルの掛け合いはやはり面白い。
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「鏡の国のスイーツパーティ」

2017年11月07日 | 美味しいもの
京王プラザホテル(新宿)のオールデイダイニング樹林で開催中の
「不思議の国のアリス」をテーマにしたスイーツブッフェ
「鏡の国のスイーツパーティ」に妹と行ってきました。
いろいろ終えたあとの、おつかれさま会です。

開始前にたくさん写真を撮りました。























どれもが可愛い!

チョコレートファウンテンもあります。


しょっぱいものも数種。




オーダーして持ってきて貰うドリンク(無料)のメニュー表は鏡文字。


小振りなので、ほぼ全て食べたと思います。






ヒルトンはタルト系が多かったけど
こちらはムース系が多いし、
タルトの生地も少しずつ違ったりで
私はこちらの方が好みでした。

2時間半、妹と喋り倒し、
ゆったりと、ガツガツと過ごしました。
美味しかったです。
ご馳走様でした。
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「日の名残り」

2017年11月07日 | 映画
職務に忠実な執事と女中頭の秘めやかな情。

自分を出さないのは、仕事しか関心がないのは、
生来のものか、長年の勤務の結果なのか。

戦争すら関係なく生きる執事の生涯を思うと胸が痛い。

働かなくては生きていけないんだなあ。

ホプキンスが時々ミーシャに見えた。
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堺・広島(3)

2017年11月05日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
11月4日
広島の宿は法華クラブ。
朝食が充実!
地の物がたくさんあるし。


中でも、自家製レモンビネガーと
レモンチーズタルトが美味しかった。


チェックアウト。
通りすがりの頼山陽史跡資料館へ。


襖だけ見る。




むかしの洋館を利用した銀行?


広島城へはどう行くか?
地図を見ると「アストラムライン」なるものがある。
なんだ?
とりあえず乗ることに。

正解は新交通システム。らしい。
広島城のある駅までは広島には珍しい地下を通ります。

出て。
城。


菊を愛でつつ、入口方面へ。
うっかりお濠めぐりの船を発見。
そりゃ、乗るよね。1400円だったかな。









城垣も城も間近で見られるので、
マニアにはオススメ。

門は撮ったけど、

城の中までは時間的に無理。次回!
(こうして課題が増えて行く)

原爆ドーム。





鉄骨は耐えたんだなあ。

平和公園で平和を祈り、



広島観光はこれにて終了。

路面電車に乗る時間も無く、
タクシーで駅へ。

アプロちゃんとは駅でお別れ。
お付き合い、ありがとう!

駅構内で土産等を買い込む。
広島駅12時35分の新幹線に乗車。
レモンプリンなどは車内で。


駅弁は、駅売りはほぼ完売。
ありがたいことに車内販売がひとつ残っていた。
あなご飯弁当。

充実した旅だった。
新大阪から名古屋までは爆睡で1分ぐらいだった。

16時半頃だったかな。品川駅下車。
待合室で少々時間を潰し、渋谷へ。
渋谷駅が工事中で、思った方向へなかなか行けない。

ようやくラストワルツ到着。

河村さんのレコ発ライブ、楽しかった!

明日出勤するまでが遠足ね。
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11/4

2017年11月04日 | 小山卓治




激レア!
ギター版Rock'n Roll's Over !!


モアアンコールは
小山さんが候補曲リストを客席に渡し
男性から1曲、女性から1曲募り、
女性は即決「もうすぐ」
それなら最後の曲だな、
ということで、男性にリクエストをうながす。
男性が「あまり聞かない曲なので」
とリクエストしたのが
「Rock'n Roll's Over」
ピアノが無いハコで!
なぜそれを入れたか己を責める小山さん。
しかし、ギターではやったことがない、
と慌てながらも見事に歌ってくれました。
この曲を生声で聴けるとは。
ありがたや。

音の響きが良いハコだった。
艶やかな生声を柔らかに伝えてくれた。
昨日とかなりかぶるセトリだからこそ
マイクor生声の違いがよくわかった。
すごく素敵な時間だった。
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堺・広島(2)

2017年11月04日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
11月4日
大阪の宿は「Y's CABIN ワイズキャビン 大阪難波」でした。
同種のキャビン型なら設備的には京都の二条城隣の方がいいけど
オンシーズンの難波で朝食付き6000円弱はありがたい。
朝ご飯のTKGは美味い。


名古屋乗換のアプロちゃんは、
まっすぐ広島まで行けるけど
九州新幹線に乗りたい!とのことで
新大阪発さくら551号を利用することに。

うはうはしながら写真を撮っていたら
アプロちゃんに会えたよ!
切符の手配は各々なので席は別。乗車。
席の幅が広いし!木が多いし!


肘掛けにペットボトルホルダーがあるし!

さすが九州の特急だわ~。

車内販売のアイスを買う。

まだ山陽エリアなので、九州物は買えず。
それでも、白バラのアイスは関東者には珍しい。
あまおう、美味美味。

広島駅到着後、在来線構内のコインロッカーに荷物をIN。
ありがたいことに最後のひとつだった。
身軽になり宮島へGO!

船に乗ったら見えて来ました。

海の中の鳥居が綺麗よ~~。

船到着後、お昼。
私は観光地定番のカツカレー。

アプロちゃんはあなご飯。


このあなご飯が出てくるのが遅くて!
とんだ時間のロスだわ、と、
少々むかついて鳥居に行ったらば!
潮が引いてました!


すごいよ!下まで行けるよ!!









馬鹿みたいに写真を撮りまくる。
あなご飯を忘れたお姉さん、ありがとー!

神社も海側から拝みます。






海にせり出しているあそこは
これぐらいの高さ。


うははー!
すごいわー!
素敵だわ-!

堪能してロープウェイ方面へ。
鹿。


乗り場途中の公園。

ほんのり紅葉。

ロープウェイは整理券有り。ありがたい。
8人乗り、30人乗りと乗り継いで

展望台へ。




景色いいーー!
晴ーれーてーるーよー!

せっかくなので弥山本堂に行くか。
コレが結構なアップダウン。

(注:ライブ遠征中です)
観光バスで来る人は展望台で止めておく方がいいです。

弥山本堂


霊火堂


思ったより時間がかかり、
下までおりたら夕暮れ時。

おおー、鳥居はもう海に浸かっている。


残念なことに神社は閉門。中には入れず。
神社から鳥居を見るのは次回に持ち越し。

土産物屋街で揚げもみじ饅頭を食べ、


アプロちゃんは牡蛎を食べ

(私は嫌い)

巨大しゃもじを眺め、

宮島とお別れ。

すごーーーく、時間ぎりぎり。
JR広島駅からはタクシーでOTIS!へ。



風に吹かれたざんばら髪に
旅行荷物を担いで入店。
次回はもっと落ち着いて入りたい・・・。


終演後にホテルにチェックイン。
身支度をして夕食へ。
お好み村と思ったけど
ちょっと忙しない雰囲気だったので
お隣の建物1階へ「本家 村長の店」。



あまりにガツガツ食べたため、
写真を数枚撮り忘れている・・・。

ホテルに戻り、風呂って就寝。
頑張った!

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