きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

子どものためのバレエ「ねむれる森の美女」三雲&松野/東京バレエ団@熊谷

2014年08月06日 | バレエ・ダンス
以前に見た三雲さんのフロリナ王女の踊りが実に魅力的だったので
彼女のオーロラが見たくて、休暇を取って熊谷まで行っちゃいました!

三雲さんのオーロラは、出だしは快活で軽やか。
オペラグラス無しの二階からだとそれなりに華やかだけど、
オペラグラスで笑顔でないときは、
緊張気味の強張った表情の時も。
ローズアダージオはそれなりに。
手首から指先が柔らかくてとても綺麗。
終盤は笑顔も増えた。
これからも若手登用は続けて欲しいな。

松野くんは踊り慣れてきたね。
安心して見てられる。
脚の伸ばし方も美しい。
化粧は改善の余地があるかな。

ちょこちょこマイナーチェンジあり。
妖精の衣装がジゼルのペザント並みの濃い色の色分けに変更。
(ヅカ的に言うと岡田色)
6人の妖精が揃って膝をついてのポーズのところで
高木さんが大幅にバランスを崩し床に手を着き、どっきり。
そこ以外はさすがの本役さんで、
素晴らしい存在感で話をぐいぐい引っ張っていました。

川島さんのカラボスは美しく、それゆえ怖い。
あんなに美しい笑顔なのに、怖いなんて。
ドレス捌きもバッチリでした。

骨折のためジュリエットを降板した河谷さんは
可愛らしく元気に踊ってました。

猫カップルの間合いが良かった。


乾さんと矢島さんがいるのは嬉しいけど
バウに主演より上級生が出るかんじで
いろいろとモニョモニョ。

バレエをあまり見ない人のために
童話の登場人物を増やす工夫は良いと思うのですが、
肝心のグラン・パ・ド・ドゥの前に
子供たちの集中力が切れてしまうみたい。
難しいですね。


しかし、暑かった。
ただでさえ暑い熊谷なのに
文化創造館はガラス張りの建物。
冷房が入っていないエリアは温室効果抜群。
建物上部のガラスが割れているため(暑さで膨張したらしい)、
ホール入り口まではかなり迂回して入りました。
ホール自体は見やすく、
公演に合わせた無料バスが出るのはありがたかったです。


配役等
オーロラ姫:三雲友里加
デジレ王子:松野乃知

リラの精:高木綾
カラボス:川島麻美子
カタラビュット(式典長):氷室友
王さま:森川茉央
王妃さま:小川ふみ

乳母:升本有姫
優しさの精:高浦由美子
やんちゃの精:岸本夏未
気前よさの精:加藤くるみ
のんきの精:安西くるみ
度胸の精:金子仁美
4人の王子:杉村優一、永田雄大、岸本秀雄、宮崎大樹
オーロラの友人:乾友子、矢島まい、加茂雅子、河谷まりあ

フロリナ王女と青い鳥:河谷まりあ、杉村優一
白い猫と長靴をはいた猫:岸本夏未、岡崎準也
赤ずきんとおおかみ:古賀彩都貴、永田雄大
シンデレラとフォーチュン王子:高浦由美子、安田峻介
白雪姫:小川ふみ

協力: 芳賀バレエアカデミー
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「古代エジプト展 女王と女神」

2014年08月06日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)

「古代エジプト 女王と女神」良かったよ!
女性に特化した展示は珍しいよね。
全体的に柔らかい優しい印象だった。
説明文もわかりやすかった。
なにより指輪展の後なので展示物が見やすい!
ありがたい。

物販のブルーのカバのリュックに心惹かれたけど耐えた。
すごく手触りが良かったのよ~!


ついでに。
精養軒のパンダプレート

おばさんにはちょうど良いボリュームだった。
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