きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「斎藤友佳理講演会」

2009年09月12日 | バレエ・ダンス
ユカリューシャのお話を聞きに
東京都を横断して横須賀(汐入)まで
行っちゃいましたよ!

司会は東京バレエ団の人。(Notダンサー)
14時開始で、終わったのは15時45分ぐらい。

メモを取っていないので
詳しくは書けないし、
正確じゃないかもしれないけれど、
以下、不確かな記憶に残っていることを順不同で。


大学院の話
・大学院は首席で卒業(って言ってたと思うんだけどなー)
・大学院は入学から卒業まで5年かかる。
 (単位が足りなくて留年すればもっと)
・2年目ぐらいに、外国人はロシア語検定に通らなければいけないことがわかった。
 日常に暮らすのには不自由しないけれど
 きちんと習ったわけではないので
 検定合格に向けて、大学院課程と並行して勉強したので
 とても大変だった。
・卒業試験は、実技やメソッドの他に一般教養からの質疑応答?
 (筆記じゃないみたい)
 試験の時に札を引き、そこに書いてある5科目についての質疑応答(口頭試問?)みたい。
 (私の解釈が間違っていたらすみません)
 政治学や心理学は苦手なので、それを引いたら危なかったかも。
 得意科目(芝居系?)が出たので幸運だった。
・現役のダンサーでありながら
 大学院に行くのはとても大変だった。
 現役ダンサーは体型(身体)を維持しなければならない。
 それはスタイルとか体重ではなく、
 いつでも踊れる状態に保つこと。
 ロシアにいるときは、8時ぐらいに家を出て劇場でレッスンをして
 家に帰り、大学院に行っていた。


マクシモワのこと
・ニキヤを踊る話を受けるかどうか迷っていたが
 マクシモワから、「チャンスを自分で潰してはいけない」と言われた。
 (断っちゃいけない、とか、そんなニュアンス)
 話が来たということは、踊るときが来たということ
・話を受けることにした、と電話したらとても喜んでくれた。
 特に、マカロワとは大親友なので
 彼女の作品を踊ることについても喜んでくれた
・その数時間後にマクシモワは亡くなった(心臓発作とのこと)
・すぐにモスクワに行こうと思ったが
 ビザの関係でパスポートを大使館に預けていたり
 ビザもすぐには出ないので、
 最悪ロシアの空港で強制送還されるかもしれなかったが
 ご家族の方が(本人かな?どっちかな?)が
 すぐに大使館に行ってパスポートを持って帰ってきたり
 旦那さんが外務省(向こうのか日本かは不明)にかけあってくれたりして
 最後のお別れに間に合うことができた。


「ラ・バヤデール」の話
・東バでは「ラ・バヤデール」で上演されるけど
 友佳理さんはロシア式なのか「バヤデルカ」と言ってました。
・もとは4幕構成だった。
 神殿&ラジャの家、婚約式、幻影の場面、結婚式
 マカロワ版は結婚式があり
 話として理にかなっていると思う。
 (ちなみに初演時の幻影の場面のコールドは64人だったそうです)
・オルガ先生は、とても数学的な思考の人。
 この場面、この踊りは・・・と、きっちり正確に把握している。
 総勢80人ぐらい?出る作品だけど
 どの役も踊れ教えられる。
 自分とのリハーサルはロシア語、
 水香ちゃんへはフランス語、
 団員へは英語、と使い分けることができる
・マカロワは、もっと細かいところの指導
 なぜここで振り向くのか、その理由は何か、などなど
 最初は英語で指導→通訳が日本語へ、だったけど
 マカロワが英語で表現しきれないところを
 「こうですか」とロシア語で聞いたら、「そうそう!」
 それ以来、ロシア語主体。
・オルガ先生とマカロワの言うことが違うときがある。
 そのことをすごく迷ったが、
 「自分が言うことより、マカロワの言うとおりに!」と言われ
 迷いがふっきれた。
 一度、(オルガ先生の指導で)身体に入れたことを
 作り直すのはとても大変なことだけど
 それによって、いろんな角度から役を作り上げることができる
・後藤くんとの踊りの相性は・・・・・
 まだわからないみたいだけれど
 彼のバレエへの情熱・愛情を感じるので大丈夫。
・リハーサル中は、振付家から直接指導してもらえて
 とても幸せ。
 

その他
・中国公演では、上演中の携帯電話、特にオケの人が電話に出るなど
 あまりにもカルチャーショックがありすぎて
 病院で点滴を受けるほどだった。
・大阪「ジゼル」のルグリ降板。
 1幕のバリエーションで2幕降板が決定。
 (ごめん、もう踊れない、と言われたらしい)
 高岸さんが2幕から踊ることになったけど
 高岸さんと「ジゼル」を踊ったのはだいぶ前だし
 その時はパリ・オペ仕様にしていたので
 いきなり踊れるかどうか不安。
 衣装の後ろ(背中部分?)を縫ってもらう時間を利用して
 高岸さんと打ち合わせができれば、と思い
 そのようにしたいことを衣装さんから伝えてもらって
 と頼んだら、高岸さんの答えは「なに、それ」だった。
 (どういうこと?だったかなあ)
 ニュアンスとしては、高岸さんもテンパっていた、と。
・息子さんは15歳で、友佳理さんより背が高い。


こんなところかな。
思いだしたらまた書き足します。


記事中の敬称は私の勝手でつけてます。
友佳理さんはちゃんと「マカロワ先生」って言ってます。
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「96時間」

2009年09月12日 | 映画
ブライアンは米国の元工作員。
家に帰ってこないこと、
それが命の危険を伴うことに耐えられなくなった妻は
幼い娘を連れて離婚。
現在は大金持ちと再婚し、娘もそこで暮らしている。
ある日、娘がパリに行きたいと言い出した。
不安なお父さんは、パリに着いたら電話しろ
毎晩電話しろ、と口を酸っぱくして送り出す。
だが娘からの最初の電話から聞こえてきたのは
男達に連れ去られる!と叫ぶ声だった。
男達の会話、声から、彼らは犯罪組織の人間で
若い娘達を売春組織に売っているらしい。
娘達が売られ海外へと消えるまで96時間。
それ以降は足取りが掴めなくなるらしい。
(むかしの仲間が調べ上げた)
お父さんは、娘を取り返すために頑張る。
ひたすら頑張る!って話でした。
この売春組織、むかしはロシアや東欧から
若い娘っこを騙して連れて来たらしいんですが
最近では、旅行中の娘達を攫っちゃうんだって。
「運搬費の節約」ってことらしいです。
なんでしょう、「イースタン・プロミス」を
ひたすらアクション映画にした、ってかんじでしょうか。
さすがリュック・ベッソン、
これでもかこれでもか!と
アクションっていうか、殴る蹴る刺す撃つが
ものすごく立て続けなんですが
ここまでやってくれると、いっそすっきり、で
清々しいです。
リーアム・ニーソンも、元妻と会っているときは
しょぼくれた中年のおっさんなんですが
娘救出に立ち上がったときは
切れ者の工作員で、カッコイイっす!
いろんなことが、瞬時の判断で進められるんだよね。
凄腕だったんだろうなあ、って片鱗が
随所で見られます。
導入部がやや長かったけど、
話が動いてからはノンストップでした。
楽しかったわ!

午前に見た映画でファムケ・ヤンセンを思いだしたら
こっちの元妻役がヤンセンでした。
びっくり。
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「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」

2009年09月12日 | 映画
ウルヴァリンが、ああなるまでの過去話。
不老不死?
子供から大人になるまでは普通に年を取るのに
それ以降は老けなくなるのはなぜ?
特異体質は誰から受け継いだの?
アル中の親父?
というか、なんだか思い出せないんだけど
ウルヴァリン(ローガン)「だけ」は
ミュータントじゃなかったんじゃあ・・・
違ったっけか?
とかとか、まあ、後付けの話なので
いろんな疑問は尽きませんが、
ヒュー・ジャックマンを大画面で見るだけでも
よし、としましょう。
今回のヒロインが、
どことなくファムケ・ヤンセン系で
ローガンの女の趣味は一貫しているんだなあ、と
ちょっぴり思いました。
まー、アクション映画としてはいいと思うけど
ちょっとスッキリ感が足りないかなあ・・・。
兄ちゃんとも、最後はアレでいいんかい。
エンディングロール後は蛇足だ。
えーと。
なんだか前後するけど。
あの世界において、
「ミュータント」が発生したのはいつなのか
認識されたのがいつのなのか。
「1」ではすでにあるものだったけど
南北戦争以前からあるものなのか?
その辺がしっかりしてないから
なんだか、ミュータント話が突然なんだよねえ。
ローガンの記憶喪失になるのも、
やっつけだな。
まあ、ツッコミどころはたくさんあるけど
ヒューは好きなので私は満足だ。
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東バ「バヤ」主なキャスト決定

2009年09月11日 | バレエ・ダンス
ブロンズ像に続き
主なキャストも発表になりました。

 → [ラ・バヤデール]キャスト決定!(「ラ・バヤデール」制作日記)

大僧正は、後藤くんと柄本兄。
ラジャは、高岸さんと木村さん。
マグダヴェーヤは、横内さん、高橋さん、松下くん。
などなどなど。

どの回がファースト、ということはなく
バランス良くベテラン&若手が配置されているかな。

私は東京3回行きます。
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東バ「バヤ」ブロンズ像キャスト決定

2009年09月10日 | バレエ・ダンス
いよいよバヤ上演が近づいていきました。
マカロワも来日し、いろいろ決まっていくようです。
今日はブロンズ像のキャストが発表になりました。

 → [ラ・バヤデール]ブロンズ像キャスト決定!(「ラ・バヤデール」制作日記)

初日と2日目が松下くん、
3日目が八木進くん。
八木くんは入団2年目ですって!!
新人が抜擢され、活躍の場を与えられるのは
いいことですよね。
中堅にもその場を与えることをお忘れなく~~。

気になるのは、ラジャと大僧正。
ベテランが入るのかな~。
ドキドキ。
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グリムス大人の樹 5本目

2009年09月10日 | その他イロイロ
グリムスが大人の樹になりました。



5本目です。
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「大雷蔵祭」は12月12日から

2009年09月10日 | 映画
先日週刊誌で「100本上映でギネスに申請中」
って記事を読み、調べてみたところ
今度の「大雷蔵祭」は12月12日から、
場所は角川シネマ新宿だそうです。

 → 「大雷蔵祭」(解説)

*解説ページにリンクしたのは
 眠狂四郎の画像があるから
 TOPページは重いし。

100本かあ・・・・
半分でも50本。
前売りで1本千円ぐらいになったとしても
50本見れば5万円だよ。。。
と、ブツブツ計算していたら
母が「そんなに無理して見るほどのものじゃないよ」とか
言いましたよ!
でもねー。
母はリアルタイムで見ているんですよ!
映画館で!!大画面で!!!
私も大きい画面で見たいの!
もう見たことがある作品でも見たいの!!
「陸軍中野学校」も「忍びの者」も
大きい画面で見たいのよ!!

どこまで見られるかなあ。
「狂四郎」も、そこそこ見たいしさ。

前回の雷蔵祭、名称は「市川雷蔵祭『艶麗』」。
銀座のシネスイッチ(地下の方)で開催されました。
女性トイレの水が流れにくくなったくらい
大盛況でした。
座席予約ができないので
終わるとダッシュで出て、
次回の上映に並んだっけなあ。
見たのは

「婦系図」
「蛇姫様」
「三人吉三」
「新・平家物語」
「ある殺し屋」
「ある殺し屋の鍵」
「新・源氏物語」
「陽気な殿様」
「ぼんち」
「眠狂四郎 女妖剣」
「眠狂四郎 炎情剣」
「江戸へ百七十里」
「初春狸御殿」
「薄桜記」
「濡れ髪牡丹」
「弁天小僧」

の、16本。
5回券はこんなカンジでした。

今回も回数券とか出るかなあ。
 
 
ちなみに、その前の雷蔵祭にも行きました。
場所は新宿の武蔵野館でした。
たぶん、95年の12月じゃないかなあ。
なぜそのように推測するかと言えば・・・
 ・週替わりの上映だったので土日のどちらかに見に行っていた。
 ・1回だけ土日が小山さんの遠征で埋まったので
  帰りがけの月曜日の夜の回を見た。
 ・それは「眠狂四郎 人肌蜘蛛」だった。
  見て良かったぜ!って作品だった。
 ・当時の上司は「私用、しかも遊びで有給を取るなんてとんでもない!」
  という考えの人だったので
  「妹が結婚するにあたり、最後の家族旅行で京都に行く」
  って嘘をついて休んだ。
 ・その時は名阪の帰りに京都によってアリバイ作り。
  永観堂の紅葉が、ちょうど終わっていた・・・
 ・姪が生まれたのが1998年。
  長野五輪とベイスターズ優勝の年。
  ってことは、それ以前で、12月に名阪ツアーがあった年。
以上を結びつけると95年かと思われます。
我ながら煩悩まみれの思い出し方だわ。
この時は、整理券を出してくれたから
楽だったんだけどねえ。
今回も、事前の席予約ができなければ
せめて整理券を出して欲しいなあ。
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「逆転裁判2」宝塚宙組

2009年09月09日 | 宝塚(宙組)
前回の大好評を受け、
異例ともいえる続編です。

1幕で鮮やかな逆転劇の無罪を勝ち取ったニック。
しかし、マヤを誘拐され、
今度は、有罪の者を無罪にしろと
真実をねじ曲げろと迫られる。
ニックはどうするのか。

いちおう、ベタな既定路線とはいえ
逆転、逆転、また逆転で、
法廷劇としては前回より楽しめるかも。
ニックが真実を求める姿は熱くて
「弁護士とはなにか」を雄弁に語っています。
蘭とむが似合っています。
ショー部分では、赤面振りを堪能させてくれます。

エッジワースは、ともちん。
えりこちゃんは耽美ビジュアルも演技も耽美系でしたが
ともちんは、黙っていれば耽美。
でも、口を開くと熱血でした。
赤面vs熱血。
これはこれで見応えがある。
前回と違ってに敵役ではないので
冷徹キャラになれないためだとは思いますが
私は楽しくて、この組み合わせも好きだ。
ショーでは、キレのあるダンスを見せてくれました。
いいなあ。
最近好きなんだ。
「カサブランカ」では、金髪のナチスだよねえ。
「礼服だから普段は着ないはず」っと突っ込まれる
黒の軍服を着て踊っちゃうのかしら。

ヒロインは、せーこちゃん。
歌も上手いし、芝居も前回より良くなっている。
いい役者さんだと思う。
ただ、大柄だ。
男役から転向なんだよね。
ともちんの隣なら問題はないんだけど。

第1幕でニックと戦うフランジスカは
藤咲えりちゃん。
彼女も声がイイ。
台詞が綺麗に聞こえる。

みーちゃんのガムシューは
マンガチックなのに、なぜだか自然。
ボケキャラだけど、ダンスの切れ味は良い。

その他のメンバーも含めチームワークが良く、
宝塚の芝居としては大満足。

ただ、ミステリー部分が弱いかな。

えーと、事件の流れとしては、
ネタバレなので反転させるけど
 ・悪い人、心臓病の発作で苦しむ
 ・犯人、薬を取り上げる
 ・先生、その場に出くわす
 ・先生、発作を納める薬だと思って、
  そこにあった瓶の中の薬を飲ませる

 ・先生、医者を呼ぶ
 ・悪い人、心臓病の発作で死ぬ
 ・カプセルが溶けるのは時間がかかる。
  先生が飲ませた薬は毒薬だが、その前に悪い人は死んでいる
  → 先生は無罪

で、いいのかな。
それなら、なぜ、
毒薬が存在するのか。犯人が計画的に飲ませようとして持ってきた。だから手袋をしていた。しかし、飲ませる前に悪い人が発作を起こした。それを見殺しにした。
ってことかな?
もうちょっとその辺がクリアになればいいんだけどな。
モトネタがゲームにあるのかな。

まあ、なにはともあれ
コラボ第二弾も成功かな。
セットは使い回しだから
制作費は抑えられたかなあ。
そのぶん宣伝費に消えていそうだけど。

私が見た回は、えりこちゃん(前回のエッジワース)と
まちゃみ(前回のヒロイン・レオナ)もご観劇。
2人で「異議あり」をやってくれました。
えりこちゃんは、眼鏡を掛けたきれいなお姉さんだったのに
「異議あり」は思いっきり男役声で格好良かった


追記
書き忘れ。
ヤクザ(?)と彼の関係がいまいちわからないけど
それはお決まりだから、よし、として。
戦いの場面があまりにも気が抜けたダンスシーンだった。
ショー部分とかはいいから
振付家のせいではなく、
演出家のせいかなあ。
もっと格好良く見せて欲しいなあ。
コメント (2)
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乾杯(BlogPet)

2009年09月08日 | にこらすの投稿
にこらすはきよたんとエントリとか乾杯するつもりだった?

*このエントリは、ブログペットの「にこらす」が書きました。
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The Musical「AIDA アイーダ」(3回目)

2009年09月07日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
アイーダの気持ちがわかりやすくなった気がする。
演出が変わったのか、
役者のノリが良くなって来たのか。
前者だったら、宝塚じゃないんだから
完璧な脚本を開幕前に仕上げろ、と思った。

伊礼くんは、またちょっと
「若い部分」が出過ぎちゃってるかな。
将軍らしさがなあ。
もうちょっとあればなあ。
こちらも、アイーダへの気持ちがわかりやすくなっていた。
ようやくラブストーリーらしくなってきた。

ANZAちゃんも、
なんでも手に入れられる女性が
唯一手に入らないものがある、
その辺の悲しみ辛さが良く出てきたと思う。
もうちょっと威厳がな・・・

おおむね、最初に見た通りの感想かな。
アンサンブルの数がな~。。。


こうして見ると、
宝塚の魅力って「突き抜けちゃった」とか
「振り切っちゃった」快感なのかな。
臨界点を越えると笑うしかない、楽しむしかないっていうか。
女性だけであの衣装・セットで
「ありえない世界」だからこそ、別世界が構築される。
その中だからこそ、伝わる、伝えられることがある。
今回のように、宝塚作品を焼き直すと、
そのあたりが崩れてしまい、
なんだか中途半端なことになっているような気がする。
うまく言えないけど。
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9月の旅行(2) 出雲

2009年09月06日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
9月6日(日)

7時20分起床。
TVを点ける・・・・・・・・・
テレ朝系がない!
昨晩はTVを点けずに寝ちゃったから
気が付かなかったよ!!
旅の楽しみ、「リアルタイムで殿を見る!」ができない!!
大ショック!!
うろたえながらもチャンネルを回すと
赤面様が映った!!
なんだか、カプコンの特集があるようだ。
その中で逆裁の舞台化の話もあるようだ。
チャンネルをそのままにして視聴。
ありがたくも蘭とむの「異議あり!」が見れた。
朝から運が良い。

9時前にホテル発。
乗り放題パスのバスだと時間がかかりそうなので
さっさとタクシーに乗って
「松江しんじ湖温泉駅」に行く。

駅から見る宍道湖。

広いです。

一畑電車9時20分発の急行「出雲大社号」に乗車。

乗換無しで「出雲大社前」駅に行けます。

10時5分、「出雲大社前」駅着。
荷物を駅のコインロッカーに入れ、
ぶらぶらと歩き、ついに
出雲大社到着

20年くらい前に鳥取→山口へ行く旅行で
寄りたかったけど時間が無くて諦めた場所でした。
ようやく来ることができました。
嬉しいーーーーっ!

一ヶ月半前に行った伊勢神宮に比べると
こちらの方が、神様との距離が近いように思います。
伊勢神宮は、こちらに比べると
人間の、権威とか権力に対する念が
神様と人との間に漂っているかんじ。
神様自体は同じなのですが
そこに漂う人の「気」が違うというのかなあ。
私は、スピリチュアル、というものには関心はありませんが
やっぱり「人の念」って
いろんなところに作用するんだなあ。
以前、比叡山に行ったときも、
お寺にいるお坊さん達は清らかな雰囲気なんだけど
お寺周辺は、現世利益を求める俗っぽい雰囲気が漂っていた。
私も気を引き締めなきゃなあ。

境内にはいろんな施設があります。
これは「宝物殿」前に置いてある大砲。

実用じゃなくて、毛利公からの奉納品。

奉納品といえば、
宝物殿の中に高倉天皇(安徳天皇の父)からの
奉納品もありました。
螺鈿の箱で、それはもう美しく繊細な細工なんですが、
「emperor」の奉納品って、
世界の人はもっと豪奢なものを想像するだろうなあ
とか考えちゃいました。
日本の「emperor」って、
金銀ザックザクじゃないんだよねー。

こちらはむかしの本殿。

現在遷宮中で、神様は仮殿に移られています。

大社を出たところ。

緑豊かで、静かです。

それから、島根県立古代出雲歴史博物館へ。
特別展は、島根出身の力士「雷電」などの
相撲関係の展示のようなのですが、

私たちは時間の都合で常設展のみ見てきました。

「むかしの出雲大社」の模型がすごかったです。

 → これ
    (MAPPLE観光ガイドより。写真は古代出雲大社模型展示館の模型ですが同じようなかんじです)

出雲大社宝物殿に「想像図」があって
「『ムー』に載っていそうな絵だよ!!」と
け。ちゃんが言ってましたが
立体模型でみるとド迫力です。
本殿に行くのは、まさに、
天上に昇るようなものだったんでしょうね。
私なら途中で倒れちゃうかも。

このほかにも収蔵品はたくさん!
青銅器がフロア一面にあるのも楽しいし、
一畑電車の運転席も楽しい。

博物館を堪能した後はお昼ご飯。
博物館前にある「やしろや」さんで
割り子そばをいただきました。

そばは黒めで平打ち麺風。
関東のおそばとはちょっと違うけど
スルスル食べやすかったです。

思ったより時間が余りました。
予定外ですが、日御碕に行くことにしました。
博物館前でタクシーを捕まえ
日御碕の神社と灯台に行きたい、
空港バスは15時5分発と伝え
適当に回ってもらうことにしました。

まず日御碕神社。

遠目から見ると、緑の中の朱色が美しいです。

近くで見る門。


お社。

近くで見ても美しい。

続いて灯台。

青い空に白い灯台は映えますなあ。
「世界灯台100選」に選ばれたそうです。
200円払って上まで登ります。

今日の日本海は穏やか。
美しい青い海がキラキラ光っています。
ステキ~~っ!

灯台のレンズ。

大きい第1等レンズを使用した灯台は
ここを含め、全国に6箇所しかないないそうです。

駅方面に戻りながら・・・
出雲松島の脇を通り
(写真がうまく撮れなかったけど
 ほんとに仙台の松島みたいだった)
稲佐の浜へ。
この浜は、「国引き」に使ったときの綱だそうです。
出雲に神々が集まるとき、
まずはこちらの弁天島にいらっしゃるそうです。

出雲大社の宮司さんがこちらへお迎えに行くそうです。

最後は「旧大社駅」。
JRの駅だったのですが、
1990年の廃線に伴い廃駅になりました。

1924年に竣工したそうで、
中はレトロでモダン。




これにてタクシー観光終了。
運転手さんがとても親切で丁寧な方でした。

こちらは現役の一畑電車の駅舎。




こちらの駅もなかなかステキ。

駅から15時5分発の空港連絡バスに乗り、
飛行機は出雲空港16時35分発。
最後の土産を空港で買い、
家に着いたのは20時前でした。

今回も楽しい旅行でした。


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9月の旅行(1) 松江



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9月の旅行(1) 松江

2009年09月05日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
今月も旅行です。
島根県に行って来ました。
これで「行ったことがない県」は
あと3県(新潟、鹿児島、沖縄)になりました!


9月5日(土)
羽田8時15分発の飛行機で出雲空港へ。
到着後、空港内カウンターで
「縁むすびパーフェクトチケット」を購入。

松江、出雲のJRを除く諸交通機関や
空港連絡バスが乗り放題になる他
諸施設の割引もあります。
3日間有効で3千円。
便利です。

空港連絡バスで松江へ。
時間節約のため、ホテルには寄らずに、
荷物は駅のコインロッカーに入れ
路線バスで松江城へ。



天守閣からの景色。

宍道湖が見えます。

石垣。

美しいです。

お庭。

天守閣復元に伴い整備されたのかな?
ちょっと狭め。

天守閣近くにある「興雲閣」。

洋風建築、とでもいうのかな。
外は洋風、中は和テイスト漂う建物。
現在は郷土資料館になっています。

館内の廊下。
天井は和風。電灯は洋風。


洋風のお部屋。


松江城を後にし、昼食を食べるため
ちょっと駅方向へ戻ります。
途中に立ち寄った「カラコロ工房」の地下にある扉。

旧日本銀行の建物を、製販一体型の工房として
リニューアルしたそうです。
この扉はその名残。
金庫の扉です。
分厚くて頑丈そうです。

昼食は「みな美」の「鯛めし 福」です。

「鯛めし」と呼ばれる食べ物は
いろんな種類がありますが、
こちらは、鯛のそぼろ・、卵の白身、黄身を裏ごししたものなどを
ご飯の上に乗せ、
そこに秘伝のだし汁をかけ
お茶漬けのようにしていただきます。
ご飯は軽くよそって2~3膳ありますが
だし汁のおかげで、さらさら~っっと
胃の中に入っちゃいます。
それほど食べたつもりはなかったのに
立ち上がったら腹が重くなっていてビックリでした。
カレイの唐揚げも美味しかったです。

腹がいっぱいになったところで
武家屋敷方面へ。
途中「明々庵」に寄ります。
松平不昧公ゆかりの茶室なのですが、
受付に人がいなくて、時間がなかったこともあり、
お庭からお城を見て終了。


武家屋敷。

中級武士の屋敷だったそうです。

この辺の町並み。

綺麗ですね。

小泉八雲旧居。

お隣の記念館とは別に入場料がかかりますので要注意。
八雲が実際に住んだ武家屋敷です。


こじんまりとしていますが、
室内もお庭も、とってもステキでした。
八雲が使用していた椅子はレプリカなので
座ることができます。

「小泉八雲記念館」にも行きたかったのですが
時間切れで、松江観光はこれにて終了。
JR松江駅に戻り、米子へ行きます。

米子駅の階段。

水木しげる先生の故郷、境港へ行く電車は
米子駅0番(=霊番)線から発車するそうです。

とりあえず「米子 BELIER」の場所確認。


それから米子観光・・・のつもりだったんだけど・・・
・・・
アーケード内の商店街は移転中なのかな。
8割方シャッターが降りている。
そのさきにもいろいろあるはずなんだけど、
わかったのはこれくらい。

ちょっと気力を奪われちゃった。
アーケード内で開いている数少ないお店で
とりあえずお茶。

お腹は空いていないけど
夕食はかなり遅くなると思われるので
頑張って甘い物を食べる。
レジ横で売っていたパンを明日の朝食用に買う。

17時半過ぎ、ライブハウスへ。
たくさん人がいた。
100人ぐらいは入ったんじゃないかな。

ライブはとても良かった。
卓治の声は良く出ていたと思う。
どの曲も丁寧に、心をこめて歌っていた。
(くどいようだけど、他の時が粗いとか、
 そういう意味じゃないですよ。
 今回は特に特にスペシャルに、って意味です)
食べ物ネタをはじめとするMCもウケていました。
受付の名簿をチラ見したところ
りぼん経由の申し込みは10人ぐらいで
(うち3名が私たちだ)
その他はハコ直の申し込み(だと思う)。
圧倒的に織田さんのファンが多いようなので
アウェー感たっぷりで寂しい時間になったらどうしよう、
と思っていたけれど、
織田さんのファンは暖かかった!
ありがとうございました。
卓治も笑顔が多かったなあ。
(たんに女性客が多かったからかなあ)

アンコールで二人が並んだとき、
「ビジュアル的には織田さんの方が
 断然好みだよなあ。
 だけど、私が好きなのは
 織田さんじゃない方なんだよなあ」
と、しみじみした。
「sound of silence」と
「Knockin' on Heaven's Door」は圧巻だった。

ライブ終了は21時半過ぎぐらい。
松江に戻るため、米子駅へ。

満月で大安の週末なのだ。

22時19分発の在来線に乗り
22時48分松江着。
宿泊は駅前、、、に見えるけど
遠回りして地下通路or横断歩道を経ないと
たどり着かない東急イン。
チェックインして外に出ても
飲食店の殆どは閉まっている。
仕方なく、(どこにでもある居酒屋)「土間土間」に入る。

お腹はそれなりに空いているけど
気が遠くなるほどではない。
鯛めしのおかげだわ~とか言い合いながら
さっさと食べてホテルに戻り、即就寝。


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The Musical「AIDA アイーダ」(2回目)

2009年09月02日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
2回めです。
前回はS席2階16列。
今回はB席3階8列。
東京宝塚劇場のB席エリア、
東京文化会館では3階より上で見ることが多い私には
3階席はそれほど遠く感じられませんでした。
この距離なら、観劇するのに充分よ!

前回に比べると、伊礼くんはパワーアップ。
3階席にも届く演技でした。
将軍らしさや雄々しさも、だいぶ出てきたと思います。
あとは、石室のところかな。
「あなたは生きていると思った」に
もうちょっと絶望感が出れば
そのあとの感動も増すと思うんだけど。
でも、これからも進歩しそうなので楽しみ。

ANZAちゃんも、キリッとしたところが増したと思います。
誇り高い王女です。

とうこちゃんも女性らしくなったかな。
父の正気を知って「ええっ!」と叫ぶところも
男臭さが減ったかも。
こちらの思いこみ、ってか脳内補完があるのか
ラダメスへの気持ちも、
「なに、それ、突然!」と前回思ったことは
今回それほど感じられませんでした。

逆にー。
普通にラブストーリーにしちゃう方が
自然に感じられちゃうんだよねー。
最後の歌が、ちょっと蛇足感。
それが主題ではあるんだけど。


もいっこ不満。
「銅鑼」のところで、
ヅカ版だとアモナスロのソロが2回あるんですよー。
フレーズは同じなんだけどさー。
こちらだと、1回なんですよねー。
「2回目がくるぞ」とワクワクしていたら
アイーダが割り込んで来ちゃうのよ。
とうこちゃんの歌声は好きなんだけど
貴重な沢木さんのソロを聞かせてくれよーーっ!

などと言いつつ。
この役、この歌、キヨミチで見たいな、
と、ちょっぴり思うだよー!

ラダメスの友人のふたり、
ヅカ版でも、ラダメス処刑の場面で
しいちゃんが涙目だったけど
こちらも同じだった。
罪人でも友人は友人なんだよねー。
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宙組「カサブランカ」、一部の配役発表

2009年09月01日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
宙組「カサブランカ」の主要3人の配役が出ました。

 リック(リチャード・ブレイン):大空 祐飛
 イルザ・ラント:野々 すみ花
 ヴィクター・ラズロ:蘭寿 とむ

これしかない、とも思うけど
警察署長の方が蘭とむ向き?かなとも思えたので
発表されて、一安心。
やっぱ2番手は、トップの恋敵をやらないと!
(マラケシュとかジャワはストーカーだから違うよ。)
ラズロのような赤面のしようがない役こそ
いまの蘭とむには必要だよね。
組替えがなければ、ほっくんは警察署長だろうね。
こちらも善人オーラを消して頑張ってくれ。
(ポスターに名前が出ているから
 このまま宙組で「カサブランカ」だと思うんだよねー)
と、なると、ともちんがナチスの少佐かな。
悪役専科だな。
それとも警察署長か少佐が萬さんなのかな。

ポスター画像はこちら。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/151/poster.jpg.html
渋い。
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生還(BlogPet)

2009年09月01日 | にこらすの投稿
きょう、生還ー!

*このエントリは、ブログペットの「にこらす」が書きました。
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