きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「Wお祝い!YEBISU亭祭り」

2009年09月24日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
恵比寿ガーデンプレイス15周年で、
YEBISU亭10周年だそうです>Wお祝い
今回は3日間に渡って開催されるYEBISU亭ですが
私が行くのは初回のみです。

出演者は、柳家花緑、林家たい平。
ゲストはラサール石井。

オープニングは3人でコント。
たぶん、「コント赤信号」のネタ。
ラサールと花緑くんはスタジャン着用。
たい平くんは、白のジャケット、赤いマフラー、赤いパンツにサングラス。
インナーは無し。ジャケットの下は裸。
前から2列目の席だったので
たい平くんのナマの腹を拝んできたよ。
サングラスの下は、片目青、もう片目ピンクのラメで縁取り。
目に突き刺さって痛いそうだ。
ラサールによると、「コントは『間』が命」らしいけど
いっぱいいっぱいのたい平くんは
台詞がゆったりに。
花緑くんは、こうして見るとイケメンかも。
頭身のバランスはお兄さんよりいいかも。
ラサールによると、赤信号の他のメンバーは
明大の落研出身。
明大の落研は、その他に、小倉久寛、三宅裕司など。
三宅さんの「時そば」は伝説で
後輩は誰も越えられないらしい。
越えられないから、三宅さんは「時そば」以外、やらないらしい。
小倉さんの「時そば」は、さながら一人芝居のようらしい。


「長短」林家たい平
せっかちな男と、
のんびりやの男の掛け合い。

コントの『間』はアレかもしれないけれど
こっちはやっぱり本業、すごく良かった。
イライラする気持ち、よくわかるよー。
ラメが完全に拭き切れていないので
目の周りが心なしかキラキラ。
目は真っ赤だった。


「無いもの買い」ラサール石井
最近(でも無いのかな?)落語を始めたラサール。
芸名から鹿児島出身と思われるけど実は関西出身。
そんなわけで上方落語。

お店に入って、その店に無いものが欲しいと
わざと言って店の者を困らせる趣向。
金盥の蓋が欲しいとか。
三角形の座布団が欲しいとか。

テアトル・エコー出身のラサールは
さすがに台詞が滑らか。
大阪弁のテンポが良い。
ただ、オチが少々わかりづらかった。
(その後のトークで、「もうちょっとでオチだ!」と思ったら
 グダグダになっちゃったとか。
 綺麗に落とすのは難しいんだなあ)


「今夜も踊ろう」司会まあくまさこ
そもそも「今夜も踊ろう」は頭に「TKKの」が付いていた。
 T:たい平
 K:喬太郎
 K:花緑
その初回に行ったけど、半端なく滑っていたなあ。
それがこんなに続くとは。
最近は、まあくさんの、
まったく話を聞かない進行振りが
かえって楽しくなってきている。
ゲストも軽くだけどマジ切れするほど
今までの話を完全無視して次に行く進行は
すでに快感かも。


「禁酒番屋」柳家花緑
とある武家の家中。
酒の上での諍いで斬り合いがあり、一人は死に、
酔いが覚めたもう一人は切腹した。
一度に二人の命を奪う酒は許せん!ってことで
その家中は禁酒となった。
しかし、酒を飲みたいものもいる。
酒の注文を受けた酒屋は
さまざまな手法で番屋の検問をくぐりぬけようとする。

話のテンポがいい!
ポンポンポーーンッと
明快に進むので楽しい。
若者達の無鉄砲さが良く出ていた。


ラサール石井だけ敬称無しはどうかと思ったけど
「ひょうきん族」世代としては
いまさら「さん」付けもヘンかと思い
あえて敬称無しにしました。
コメント
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