きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「TOKYO ACOUSTIC NITE 2003」表参道FAB

2003年08月23日 | 小山卓治
 サブタイトルは「30周年+20周年+15周年、3人であと何年!?」または「陽気な雨は止みそうもない手首」。アコナイ四天王、一人欠席状態。
 前座の若い二人組みのギター・インスト演奏(これが意外と良かった。若い子の「歌」って、このメンツの中では浮いちゃうでしょ?)の後、トップバッターは井口さん。私としては金髪はあまり合わないと思う。でも随分身体が絞れてきたなあ。パワステの時とは段違い。「プロの歌手の顔」になっている。完全復活ね。歌い方はしつこいけど、歌声はとっても好き。喋りを多いので1曲減らしたとのことでした。
 お次は一郎さん。ナイロンギターを「聴かせてやるぜ!」と、ちょっとヒール入った状態でジャカジャカかき鳴らす。カッコイイ!ピックがすり減りまくり。一郎さんのファンのお兄さんのノリノリ状態を目の端に入れつつ、一郎さんの重厚なギターの音と声に浸る。う~ん、シアワセ。
 卓治はトリ。いいのか?サブタイトルからして一郎さんがトリだと思っていたのに。恐縮です。1曲目は「ジオラマ」。欠席した(ワケじゃないんだが・・・)高橋さんとの共作。うん、こういう場面での1曲目としてはイイかもしれない。ガツンと来るよね。お次は「DOWN」。ギター、ジャカジャカ系。客を乗せる。続いては「今夜のアリバイ」をしっとりと。そして。最近10枚目のアルバムを出したという話をし、そこで歌った女の子の物語ということで「ユリエ」。「ユリエ」だ。自分のファンでない人もいることろで「ユリエ」。チャレンジャーだ。そういうところも実は好きだ。「Yellow Center Line」はピアノ演奏。新曲「種の歌」「吠えろ」と来て、最後は「PARADISE ALLEY」。ここで一度シメた後にアンコール。一曲目は卓治一人で「Show Time」。そして井口さん、一郎さんが加わって「傷だらけの天使」。一番は井口さん一人で歌ったよ。「GET A WAY」のコーラスがスゴい豪華よ。最前列にいた井口ファンの女性が完全に歌詞を覚えているようで・・・。ありがとうございます。
 卓治ファンとしては、まあ、面白かったんだけど、他のお二人のファンの方にはどうだったのかな?お二人が、高低の差はあれど声に張りのある系なので、ちょいと卓治が聴き劣りしたような気がしなくもなく。それでトリで最後は「傷だらけ」で、どーもすいません、って気もしました。
コメント
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