きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「風と共に去りぬ」(宝塚花組)

2002年04月18日 | 宝塚(花組)
恐るべし轟悠!
轟さんの前では
俺様アサコも
ただの女だ!!

いやいや。やっぱり轟さんはバトラーにぴったりだった。というか、クラーク・ゲーブルに近い。これであと10cm背が高かったら完璧だわさ。それでも迫力があるからそんなに気にならない。ノル・バトラーより下品でイイワね。ひひひ。んでもって、ガイズの直後に観ると、轟さんって典型的な男役だね。台詞廻しとかね。こういう型のある芝居は似合うわ。無意味に笑いながら退場とか。ま、芝居はね。やはりノルさんの方がバトラーの気持ちがわかったな。今回は書き込んであるハズなんだが、ま、それよりは型だよね。
 アサコは思ったよりも違和感がなかった。歌になると男なんだけどね。でもそれ以外は普通に女。むしろ健気な女の子だったよ。特に相手が濃い轟さんに背の高いワタル君だからね。ドレス捌きもなかなかキレイだったし。これを機会にステップアップして欲しい。いい経験になったと思う。カーテンコールの時のお辞儀、女役なので膝を折って挨拶すべきところを、男役の、立ったままのお辞儀をしかけたところはかわいかったよ。
 ワタル君のアシュレ。彼女自身は可もなく不可もなく。ただ脚本に変更があったためスカーレットがアシュレに惹かれるのはわかった。映画なんかでも全然わからなかった部分ね。つまりは白馬に乗った王子様だったのね。ジゼルにおけるアルブレヒト。とスカーレットは思いこんでいた、と。
 檀ちゃんは芝居はいいね。天女のようなメラニー。化粧も目の回りが薄くなって目狸系から脱出よ。ただ歌は相変わらず。ドレスの立ち姿もイカン。背中が曲がっている上に顔も前に出しすぎだわ。申し訳ないがサラはえみくらちゃんで良かったわ。
 あとは・・・。あすかちゃん化粧は悪い。彩吹さん声いい。王子は台詞がイカンのう。蘭とむ、いい男じゃ。はっぱさん、男役とは思えない。あと専科の方々はベリグーッッ!!!やっぱ、専科は違うね。締まるよ。重みが出て良かった。芝居が植田だけに(特にガイズを観たばかりだったから)若手だけでやったら魂抜けそうな部分もちゃんと形にしてくれました。ありがとう!!
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