きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「My dear New Orleans/ア ビヤント」宝塚星組(東京1回目)

2009年03月28日 | 宝塚(星組)
いよいよ、とうあすサヨナラ公演が東上しました。
寂しいなあ。

と、言いつつ。
景子ちゃんの芝居は、やっぱりあんまり好みじゃない。
トップ、2番手、娘1、の話を描くならば
前作のスカピンと被るけど、
三角関係の方がいいんだよな。
しぃちゃんの役がステキ だったけど
退団だから儲け役になるのはわかるけど、
やっぱ、バランスが悪いと思う。
サヨナラなんだから、
そういう群像劇を描いている場合じゃないだろうよ、
と、ムラで思ったことをまた思った。
景子ちゃんは、そもそも主役二人の恋愛を描くのが苦手みたいだけどね。
子供の頃弱い立場ゆえの冤罪で牢獄に入ったとか
子供の頃に出会った人と再会して恋に落ちるとか、
まあ、いろんな部分が「アデュー・マルセイユ」と被るんだけど
そこはやっぱり、小池先生の方が「処理」が上手いんだよなあ。
景子ちゃんには、そういう「慣れた手練れ」には
行って貰いたくはないけれど
トップと娘1を引き立たせる芝居を描いて貰いたいところだ。
レオン君は、ああいう弟キャラは似合うんだけどね。

ショーは、もう、「大介くん、わかってるじゃないか」ってカンジです。
若手に見せ場を与えても、
トップコンビがないがしろにはなっていない。
レオン君が踊るよねえ。
彼女の踊りは軸がぶれないし、身体全体も上に上がっている。
「グレセン」の東京公演を見ていない人には
わからないかもしれないけれど
研1の(ムラでは初舞台生で、東京公演は組配属後)
「グレセン」で踊ったソロを見たときは
ホントにホントにびっくりした。
あまりにも上手すぎて。
それまでにも、クラシック・バレエの公演はたくさん見てきたけど
ここまで「上手い!!」と感じたことは少なかった。
それぐらい衝撃的だった。
この子は「将来、絶対、来る!!」と思ったものだったわ。
(好き嫌いはともかくとして)
まあ、バレエの上手さがイコール男役ダンスの上手さではないので
その後は、「男役」としては、まだまだ、の状態が続いたけどね。
研1のときから、コレだ!と思った子が
ついにトップになるんだわねえ。
初めての経験のドキドキ。

ほいでー。
この回は、1階最前列下手でした。
S席の範囲ね。
もう、舞台が近すぎて。
ショーの客席降りの時なんか、
銀橋を生徒さん達がダダダーーーッと駆け抜けるので
しみじみ見ていたら、
急にとうこちゃんが目の前にいて
とってもビックリしたよ。
そういう衝撃が多くて、
寂しいとかそんな思いまで到達しませんでした。

とうこちゃんのサヨナラだけど
劇場での観劇はあと1回です。
この芝居じゃなきゃ、いろんな手段を尽くして
もう少し観劇回数を増やしたんだけどね。
でも、とうこちゃんは「花恋」から
かなり(自分なりに)頑張って見ていたから
けっこう思い残すことは少ない・・・かも。。。
寂しいけどね。
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