きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「黄昏」(第二回 新・午前十時の映画祭)

2014年11月22日 | 映画
70代のノーマンと60代のエセルの夫婦が湖畔の別荘でワンシーズンを過ごす。
泳いでいるけど薪を焚いているから秋ぐらい?
そこに娘とその恋人達が訪ねて来る。

かつて教授だったノーマンがすることもなく老いて
健康も記憶力も衰えることに暗い気持ちを持つのはわかるけど
理解ある伴侶がそばにいるからなあ。
私は一人寂しく老いるのになあ。

以前舞台版を見たけど、その時の方が父娘の確執は激しくて、
大人になって父のことが理解できても
子供の頃の傷は一生癒えないよな、と思ったけど、
この映画では娘のわだかまりはあっさり消えた。
実の親子で共演だから仕方がないのかなあ。

息子役の演技が上手かった。

午前十を見てると、
「旅情」のヒロインが帰国後にいい伴侶を見つけて
ハッピーエンドの後の話に思えるわ。
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