きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「1789 -バスティーユの恋人たち-」宝塚星組

2023年08月08日 | 宝塚(星組)


ムラで見たときよりさらに
ロナンと革命家たちに階級差が見えて、
そこからまた兄弟になる過程が良かった。

ちゃりおのコメディの間が無理なく自然。
稀惺さんが可愛らしく、これが本来の姿かと思うと
新公は努力して作り込んだんだなあと再認識。

まゆぽんのペイロールは黒いのではなく職務に忠実。

なっちゃんポリニャックは
王妃を振る帰ることなく逃げる。
そういう芝居が合っている。
すーさんは王妃への思いを断ち切る雰囲気が合った。
東宝版はなっちゃん的な演出。
それぞれ違って良い。

月組版は国王が専科さんだったので
美弥アルトワは美貌の拗らせで、
今回は同期が兄上なので、
瀬央アルトワは怜悧さが際立ち、
王位を欲しがるのも現実的に思える。
いろんなことが「正確に」見えているんだよね。
兄よりさまざまな点で優れているのは客観的事実でもあり
しかし先に生まれた兄が王位に就いている、その悔しさたるや。
役者のバランスで話の見え方が変わるのは宝塚ならではだよね。

かのんちゃんがあれだけの出番しかないけど、
フェルゼン役はかのんちゃんしかいないだろう、
と、やはり思う。

「誰の為に踊らされてるのか」で、
ぴーすけの反りかえりと、
おもいっきり重心を下げる踊りは見どころよ!

随所の団体戦も迫力あり。


今日は1階の通路から1席入った席だったのですが、
私より中側の人が途中で出るので通路際を譲って欲しい、と交渉してて。
無理!
1回譲った人も客席上がりがあるのを思い出して取り返してました。

ただ、キリの良い暗転で素早く退席されたので、
ほんとに用事があったのだと思います。
2幕冒頭は、ありちゃんが一時立ち止まるあたりでした。
そのあとも席のすぐ近くに民衆が。譲らなくて良かった。


eプラス貸切回でした。






関連アドリブ。

ラマールたち。
「生前はeプラスでチケットを取って宝塚を見に行ったに違いない。」
「行くぞ!イープラス!」

2幕の「天使が舞い降りるかも」のあたりで、
俺の~の指さしが「イーー」から、
「プラス!」で、腕はプラスのポーズ。

終演後のこっちゃっん挨拶は、
8月1週目でとても暑いのに台風が来て、
なんとも難しい季節ですが、
それらを吹き飛ばすような楽しい舞台をお届けできたら、
みたいなかんじ。
かなり意訳なので、
正確なところは他の方のレポを探してね。


公演デザート
「1789 -バスティーユの恋人たち-」 宝塚星組2023-08-08
「パステール シューケーキ」(500円)
ミルクプリンにバタフライピーシロップを加えパステルブルーにし、
ホイップクリーム、ミックスベリーのコンポート、
いちごプチシューとブラウニーを添えました。

フランス国旗の配色をイメージしたかわいらしいデザートです。
是非ご賞味ください。


無難に美味しい。
トリコロールの配色。
シューの中にちゃんとクリームが入ってるよ!
迂闊にひとくちで行くと後悔するよ!
見た目はこんなに可愛いのに、デザート名は
「バスティーユ襲撃」もじり。
笑える駄洒落ではなく、公演タイトルでもなく
作品内容に添った名称にするとは。
脱帽。
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