きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

ベジャール振付「くるみ割り人形」(ビム:氷室)/東京バレエ団

2012年12月15日 | バレエ・ダンス
木村さんの声を聞くのは初めてかも。
ドキドキ。
3階からだとわかりにくいんだけど、
もしかして付け髭じゃなくて
リアル髭ではなかろうか。
ドキドキ倍増。
木村さんは身体のキレがとても良い。
素晴らしく美しい動き。
楽しんで役を演じているように思います。

複数の役は別々のキャラで、
プティパは爺さんテイスト。
メフィストは禍々しく。
そして!
最後はベジャールになっていた。
体型は違うけど、
ベジャールがそこに立っているようで
泣けてきた。

ベジャールを直に会ったことがある人は
これからどんどん減っていくんだな。

骨折した十市くんの代わりに
木村さんがクリスティーヌとくるみを踊ったのは、
もしかすると12年前?
ひえー!

氷室くんのビム、小笠原くんの猫は良かった。
高木さんは少々母性が足りないかなあ。
全体的に個々人のダンサーは良いんだけど、
物語性は薄め。
その辺は明日に期待。 


女王キャラの水香ちゃんに
ヘタレ風味な後藤くんの組み合わせは
この版に合う。
高岸さんのパリのマドロスさんもステキだった!


【配役】
ビム:氷室友
母:高木綾
猫のフェリックス:小笠原亮
M...(マリウス・プティパ、メフィスト、M...):木村和夫
妹のクロード、プチ・ファウスト:古閑彩都貴
光の天使:柄本弾、森川茉央
妖精:奈良春夏、田中結子
マジック・キューピー:飯田宗孝

スペイン 闘牛士:杉山優一、吉田蓮、中村祐司
中国 バトン:高村順子
アラブ:沖香菜子-木村和夫
ソ連:田中結子-長瀬直義
フェリックスと仲間たち:小笠原亮
パリ:川島麻実子-高岸直樹
グラン・パ・ド・ドゥ:上野水香-後藤晴雄
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