きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」

2022年11月13日 | 映画


うーん、なんだろう、
無理やり敵や戦いを捻り出してるかんじ。
マーベル作品だけど、超ローカルな戦い。
海洋族は他社と被るからトリトンとかにできないのはわかるけど、
「ククルカン」というのは腑に落ちないわ。

ラストに王様の息子が出てきて驚き。
2代目のブラックパンサーなのかな。
後付けだから仕方がないんだけど、
王様が妻や息子を隠す人には思えないんだなあ。

前作では妹ちゃんだった役者さんが
今回急遽主役に繰り上がってしまったのは
大変だとは思うけど、
やっぱり大作の主役は合わない。

エンドロール後にいつもの文言はありますが、
映像はありません。
映像は主要キャスト紹介後が最後です。
2Dはわからんけど。

海の民の肌が青くて「アバター?」と思いました。

海の世界に行く道のりで、「川口浩探検隊」と思う。

夜とか海底とか、暗い場面が多かったので
IMAXにして正解でした。
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「ダンス・ヴァンドゥ Danse Vingt-Deux ~牧阿佐美の世界~」牧阿佐美バレヱ団

2022年11月13日 | バレエ・ダンス





第1部 「誕生日の贈り物」
音楽:アレクサンドル・グラズノフ
振付:サー・フレデリック・アシュトン
衣裳デザイン:アンドレ・ルヴァスール
振付指導:クリストファー・カー
青山 季可、清瀧 千晴
阿部 裕恵、佐藤 かんな、三宅 里奈、
光永 百花、高橋 万由梨、今村 のぞみ
水井 駿介、石田 亮一、大川 航矢、
近藤 悠歩、正木 龍之介、小池 京介

アシュトンらしい足捌きを堪能。
ゴージャスな雰囲気。
ダンサーの皆さんもキラキラ輝いている。


第2部 牧阿佐美の世界
「トリプティーク(青春三章)」
音楽:芥川也寸志 1953年作曲『弦楽のための3楽章(トリプティーク)』
振付:牧阿佐美
ソリスト:阿部 裕恵、中島 哲也

前にどこかで見たかな。
今回はこれが一番好き。
音楽と踊りがとてもリンクしている。
音楽そのものでもあり、若人の青春でもある。
芥川さんの曲がまた良いのだ。


「カルメン」
音楽:ジョルジュ・ビゼー/ロディオン・シチェドリン『カルメン組曲』
振付:牧阿佐美
カルメン:光永 百花
ホセ:逸見 智彦
エスカミリオ:菊地 研
死神:田切 眞純美
隊長:塚田 渉
女工:久保 茉莉恵

カルメン視点中心というのかな、
ホセとの愛より、3人の男を渡り歩く。
なんだか潔くてカッコいい。


「シンフォニエッタ」
音楽:シャルル・グノー
振付:牧阿佐美
上中 穂香、大川 航矢

バランシン的マスゲーム系といえばいいのかな。
音の視覚化。
フォーメーションの面白みを満喫。


「ライモンダ」より夢の場のパ・ド・ドゥ
音楽:アレクサンドル・グラズノフ
振付:牧阿佐美
ライモンダ:茂田 絵美子
ジャン・ド・ブリエンヌ:近藤 悠歩

古典パ・ド・ドゥ。
一幕ラストだっけ、甘やかな踊りの方。
気品溢れるお二人。


「時の彼方に ア・ビアント」よりパ・ド・ドゥ
音楽:三枝成彰
振付:牧阿佐美、ドミニク・ウォルシュ、三谷恭三
カナヤ:今村 のぞみ
リアム:ラグワスレン・オトゴンニャム

恋人同士の話かな。
美しかった。


「フィナーレ」
全員



指揮:デヴィッド・ガルフォース
演奏:東京オーケストラMIRAI
芸術監督:三谷恭三


いま思い返すと、
踊る三谷さんに間に合ったのはラッキーだったんだな。
見れる機会になんでも見ておかないとな。

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「すずめの戸締り」

2022年11月13日 | 映画






前作と前々作では都合の良く現れる理解者が気味悪かった。
今回はほぼ全員が都合の良い善意の人なので、
そこはあまり気にならなかった。

全体的にはシンプルな恋物語。
ミミズが収まる理屈がもう少しわかりやすければ。
神様は気まぐれ。

御茶ノ水のあそこは会社の近くだ。

叔母さんが、「思ったことがある」ことを、
言葉に出したのは良かった。
すずめも、叔母さんへ言えて、良かった。
普段は心の奥に閉じ込めていることを
表に出せる、出してもいいんだ、って
それを素直に描いていた。

「きれいな景色だね」と言う草太さん、
否定するすずめちゃん、
その時そこにいた人と、いなかった人、
それぞれに映る景色は違う。
それはいまならわかる。
いつかわからなくなるかも。
こうしてアニメに描いてくれたのも良かった。


芹澤さんは友情を超えているのでは。
勿体ぶっておじいちゃんは
なんの役にも立たなかったね。
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