きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「フリー・ガイ」

2021年08月20日 | 映画


ゲームの中の無名の人物が主人公、
という予備知識だけで行ったら
想像とはかなり違った。


同じ日々、同じ暮らしを繰り返す主人公。
ゲームのプレイヤーが選ばない、操作できない彼は
自分の意思はなく、単調な日々を過ごす。

しかし、ヒーロー族、プレイヤーが動かすキャラに出会い、恋をし、
彼は自分の意思で動き出す。

一方。
ゲーム外で。
勝手に動き出したキャラをゲーム会社の男性が調べる。
実はこのゲームは彼が作ったが
彼が引き抜かれた大手会社がソース、システムを盗んだのだ。

諦めていた彼だが、元相棒の女性と、
自分の意思で動き出したキャラに励まされ真実を暴こうとする。


と、ざっくり書いても上手く説明できない。
プルイヤーがいる現実世界とゲームの中のリンクぶりの見事さや、
なにが大事なことなのか、の哲学と
恋をしなきゃの浮かれぶりや、
ゲーム廃人のダメっぷりとか、
いろんな要素が混じっている。
けど、混沌とはせず、綺麗に整理されている。

予備知識部分のゲーム映像も楽しかった。
ゲーム用語監修にファミ通が入る徹底ぶり。

ライアン・レイノルズの芝居もすごかった。
モブキャラの時のオーラの無さ。
それがだんだん変わってくる。
最後は皆の期待を受けて行動するヒーローに。
さすがだなあ。

タイカ・ワイティティのカリスマ社長も良かった!


とにかく、私ではどうやって書けばいいかわからないので、
見てみてください。
コメント
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