営業再開の映画館で、
ついでのもう1本は「シン・ゴジラ」を。
公開時にも自分のリアルな世界に
ゴジラが来る恐怖を感じたな。
この日本の政治制度がわかる時代にしか
リアル感が出ないかもしれないけれど、
だからこそ、いま見る、この時間が貴重なんだな。
リアルと、作り物の特撮感の融合も好き。
電車とか、その気になれば
もっとリアルに作れるだろうに。
それをしないから「ゴジラ映画」になるのだ。
庵野さんの線引きはすごく納得。
個人的には凝固剤のあたりが好き。
見よ!日本の製造業の底力!!
見ている皆さんはきっと、
自分の業界に近いところを
特に強く応援しているんだろうなあ。
TV放映の時の三井不動産のつぶやきも
思い出しながら見ていました。
「このビルは、☓年完成で、総工費がーーー」とか。
東京駅周辺の建物の解説が面白かったな。
公開時の「御社ーーー」「弊社ーーー」の応酬も。
そういう楽しみ方ができる大人で良かったけど
もちろんお子様にも怪獣映画として楽しんで欲しいな。
おじさん俳優てんこ盛りは拝むしかない。
女性の閣僚が少ないねー。
この辺はリアルを反映しているんだろうなあ。
公開時に
「私が避難するときは、
あの袋にクマをはじめ、
ぬいぐるみを詰める」
というシミュレーションをしていたので、
もろもろで急に家を出る時も
クマたちと一緒で心強かったです。
いまをこうして過ごせているのは、
ちょっぴりはシンゴジのおかげ。
それぐらいリアルに感じるところがあったのよね。