父が突然、家を出たため
母ともども親戚を頼り
シカゴからボーモンへ来たレン。
そこでは、ある事件がきっかけで
公共の場所で踊ることが禁じられていた。
都会から来たレンは息が詰まっていく。
そこで、ダンスパーティを企画するのだが・・・
ポスターのイメージより、ずっと面白かった。
もっと古臭いかと思ったけど
小柳ちゃんの演出が良いのか
現代にも通じる話になっていた。
「CANCAN」ぐらいのなし崩しで
ダンスが認められるかと思っていたんだけど(映画は見ていません)
もっと丁寧に描き込まれていました。
大人達がダンスを禁じたのもわかるし、
若者達がダンスを楽しみたいのもわかる。
その溝は、お互いが話し合い、認め合って、埋められていく。
その過程が良かった。
教会でのレンとムーア牧師の会話に涙。
とつぜん大切な人がいなくなる。
自分が悪かったのか、
なにか手段は無かったのか。
後悔の日々は両者に訪れていた。
その痛みがわかるからこそ、歩み寄れた。
ダンス場面は大迫力。
学校の制服が可愛いのもポイント高いよね。
キムちゃんのレンは、都会派の男の子。
田舎の生活に辟易はするけど
馬鹿にはしないんだよね。
ミミちゃんのアリエルはメチャ可愛いのだよー!
父親に反発するのも理由があるのだ。
まっつの牧師様もいいよ。
彼は間違っているとは言えないなー。
しかし、キム・まっつの芝居は反則だよなー。
この二人の芝居は、なんでも納得させられちゃうよ。
コマの眼鏡っ子も可愛かった。
ヘタレをあそこまで可愛く演じられるのがすごいよ。
あゆちゃんのイケイケな雰囲気も良い。
きんぐもいい感じの不良だった。
彼も田舎では収まりきらないんだろうなあ。
入場者全プレのポストカード&カラーバンド
ポスカはまっつ、カラーバンド、これは何色?
シャーベットブルーならミミちゃんセレクトなんだけどな。