きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「アイーダ」劇団四季

2009年10月10日 | 劇団四季
以前、京都で見たことがあったのですが
とにかく劇場内が寒くって!!!!!
「早く終わらないかな~」と思いながら見ていたので
話があまり把握できませんでした。
東京での上演が決まったときに
「今度こそちゃんと話を見よう!」と思い
早々にチケットを取りました。
開幕週なら、いいキャストが来るかなー、
と考えたのですが・・・・
ちょっと甘かったわ・・・

アイーダの濱田さんは、美しい。
どんなに隠しても、
誇り高い王女だというのがわかる。
その彼女が、祖国を思い、国民を思いつつ
敵将であるラダメスに惹かれていく気持ちが
とても良く伝わってきました。
どちらも大切なんだよね。

アムネリスの五東さんは、
最初の方は「育ちのいいお姫様」ってカンジで
「美貌の王女」からはほどとおく
ミスキャストかな~、と思ったけど
ラダメスを思ういじらしい心が
ビシビシ伝わってきて、
最後は泣けました~~
美しく装うことしか関心がないように見えたけど、
いろんな人の気持ちがわかるあたり
頭が良く、公正な人なんだろうなあ。

一人の男性を挟む女性二人、
だけど、
三角関係というよりは
女性二人の対等な「友情」に
感動しました。
同じ境遇だからわかりあえる二人なんだよね。
それが、愛を手に入れながら死ぬ者と
愛を手に入れられない変わりに国を統治する者とに別れる。
泣けるわ~。

これで、間に挟まれる男がねー。
魅力的なら、なお良かったんだけどねー。

渡辺さんは、ちょっと存在感が・・・弱い。
喉で歌うような歌声が響かないこともあり、
なんだか一人だけ、役じゃなく、
「渡辺さん」として台詞を言ってるなー、
って印象でした。
もうちょっと、ラダメスとはどういう人かを
見せて欲しかったなー。

ゾーザーの飯野さんは迫力満点。
群舞を従えたところもカッコイイ。

メレブの中嶋さんは歌はいいんだけどなー。
開口がキツイです。

ラダメスが変わったら
もういっかい見たいかもー。
コメント
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