きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ルルドの奇跡」ミュージカル座

2008年10月13日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
その名の通り、「ルルドの奇跡」を題材にしたミュージカルです。
一人の少女が聖母のお告げの通りに
洞窟で掘った穴から泉が湧きだし、
その水は病人を癒した。

この話は知っているけれど、
当時のベルナデットの状況は知らなかったので
見ていて、「なるほど」と思う部分がありました。
市長さんや警察が疑ってかかるけど、
現代に彼女の奇跡を知っている身からすると
早く認めなよ!!奇跡なんだよ!!と思うけど
知らなきゃ、そりゃ、あやしいよね。
いまでも「神のお告げ」と言って
金を巻き上げたり、扇動する人もいるもん。
彼らは、悪、というほどではないよね。
だけど、少女の身には辛いことだったと思う。
それでも自分の言うことを偽らないからこそ、
聖母は彼女を選んだのでしょう。
奇跡が認められる=人々が自宅に押しかける=家族のことを思い修道院に入る
というのも、言われてみてばわかる話だけど
でも、家族と離れるのは辛いよね。
一生会えないかもしれないんだし。
それも神の試練なのかな。

ミュージカル座の芝居は初めて見ましたが、
コーラスは綺麗だし、場面転換もスムーズでした。
歌詞がくどいくらい丁寧に話を紡いでいくのですが
不思議と飽きることなく、最後までしっかり見ましたよ。
曲のメロディも美しかったです。
なによりも主演の浦壁さんの声が素晴らしい。
清らかな声で、まさに「聖女」というかんじでした。

お目当てのおみつは、時々お茶目さんでした。
今井さんの太い歌声も素敵でした。
ルミさんはもっと悪役だと思ってたけど、違って意外。
宝田さんの存在感はさすがだった。
カーテンコールで浦壁さんの頭にキスしてた。
ちょっとセクハラのような、微笑ましいような。
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「ボーイ・フロム・オズ」(3回目)

2008年10月13日 | 紫吹淳(リカちゃん)
1日1リカの3日目です。
3連休はリカちゃん尽くし。
でも、一昨日の記憶がもう遠い。
昨日の前半が強烈すぎたから。
疲れで、ときどき頭がボーッとなっていました。


今日は2階後方。
1階も近くていいけど
2階も群舞のフォーメーションが見えていい。

リカちゃんのマイクはどこにつけているんだろう。
背中にマイク用のコードは見えないから
顔横にはついていないよね。
髪の中にピンマイクを貼り付けているのかしら。
腰に付ける方(マイクホルダー?)も
あの赤いドレスの時に付けているのだろうか。
見た限りはわからない。
それとも偽胸に隠してあるんだろうか。

千秋楽の前だからか
今日はみなさん、なんとなくだけど
11日に観たときよりも押さえ気味だったように思いました。
それゆえにか、じっくり深く演じているようにも思いました。
IZAM君のグレッグが、初演より男らしくなっているのが
いいと思います。
初演はもっと中性的な部分があったけど
今回の方が
女性のライザとは親友
男性のグレッグは恋人
の部分が、よりクッキリ出たと思います。

2幕のお客様は妊婦さんでした。
「旦那と上の子を置いて」一人でいらしゃったそうです。
終わって席に戻るための階段を降りるとき
坂本君が先に降りて手を差し伸べていました。
紳士だわ。


リカちゃんのライザとこれでお別れなのも寂しいけれど
坂本君のピーターも最後かと思うと寂しい。
IZAM君のグレッグも。
団さんのディーも。
ツレさんのジュディも。
そしてそして、今さんのマリオンも。
「♪歴史は繰り返されるっ」だと嬉しいんだけどね。
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