きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

JCSジャポ08全ツ@神栖

2008年10月04日 | 劇団四季
新ジーザス誕生です。

が・・・

見た人それぞれ感想はあるかと思いますが・・・


私はダメでした。
まず、訛りがありすぎ。
若い者がいきがって、英語っぽい発音で日本語を話すのと
似たようなイントネーション。
いろんなところで、微妙に違う。
あと、こちらの先入観もあるんだろうけど
あくまでも「外国語の台詞」を言っているようにしか見えない。
こまかい感情表現を言葉に乗せ切れていないので
台詞がえらく空虚に聞こえる。
台本の台詞を言っているだけ、みたいな。
これがあっきーなら、まだ、台詞が明瞭なので
台本をそのまま、でも、それなりに意味があるんだろうけど、
金田さんは一部明瞭じゃないし。
歌の音程も微妙にずれる。
そしてファルセットは、ヘヴィメタの叫びのようだ。
普通の歌声とはまったく違う次元で出している。
それはそれで正解なのかもしれないけれど、私はあんまり・・・。
演技面では、孤高、という評判も聞いたけど
それは違うように思う。
台詞に感情を乗せ切れないこともあって、
他の人と演技が噛み合っていないように思える。
自分の担当の台詞を言っているだけに見える。
そのせいか、どういう「ジーザス」を演じたいのか
見えてこないんだな。
場面ごとの感情は伝わってくるけど
通してひとつの役を作り上げられるほど
演技が練れていない、っていうのか。
磔後も、神に対して怒っているようにしか聞こえなかった。
白塗りの顔は美しいけれどね。
でもさ。
顔が良くて台詞が一部不明瞭で音程が外れてOKなら
タニオカさん(●▽●)でもいいんじゃないかよ、って思ったりするのよ。
顔以外の処を全部クリアして舞台に上がるのが
四季役者じゃないのかいね。
ツアー後半で良くなるとも
あんまり思えないんだよね。
かといって、現在の演目に対する主演クラスの人のスケジュールを見ると
今回のツアーのキャストは、最終的にはシングルで行きそうに思うんだわな。

まあ、ね。
好みはそれぞれだからね。
新ジーザスも好きな人はいると思うよ。
私が苦手なだけ。

ミカマリアは、私はわりと好き。
自信たっぷりなところも。
でも、新ジーザスが好みじゃないから
マリアを堪能するどころじゃなかったな。

スンラさんは・・・。
「彼らの心は天国に」は、京都アレンジのまま。
「最後の晩餐」で、「ひとりは私を見捨てるだろう」のところで
「うわぁっっっ」と叫ぶのは復活。
ジーザスを熱く慕う姿がいいよねえ。
上手だったので、ゴンドラで上がっていく姿がチラッと見えた。
撤収されていくのもチラッと見えた。
お腹は、ポコッとはしていないけど
ひとつまみの肉が満遍なくベルトの上に乗っているような・・・。
(でも、いいじゃないか。ねー。)
ゴンドラ内ですごく動くので
ゴンドラがとても揺れて、見ていてドキドキ。

カヤパは金本さん。
まあ、可もなく不可もなく。
アンナスはワイス君。
悪役メイクを頑張っている。
高音も出ている。
出る人がいるのに、出ない阿川さんを使い続けた昨年って
なんだったのだろう。(阿川さんは好きなんだけど)
ネットの噂通り、槍持ち司祭はとても良い声だった。
カヤパ様の青井さんも良い声。思っていたよりは迫力があったかな。
でもちょいと訛っていた。特に鞭打ちのカウントが。
本城さんのシモンは好きだ。ちょっと訛ってるけど。
ヘロデの星野さんはダメダメだ。
「コメディ・リリーフ」ではない。
たんに、ソロを歌っているだけ。

「見てください・・・」でジーザスに縋る民衆も
かなりの確率で訛っていた。
これで入場料を下げられても意味はないよなあ。
あと、おっさん系(司祭様達)は
総じて若すぎ。オヤジ度が足りない。
新公、とまでは言わないけどね。
全体的に、こんじまりしていて、パワー不足だったな。
熱さがない。

そうだ、思いだした!!
「最後の晩餐」のところ、
ジャポの白塗りでも本城シモンは
「お前かー!!」と決めつけて殴りにかかっていたようです。
誰かは私の席からでも見えなかったけど。


<本日のキャスト>
ジーザス・クライスト:金田俊秀
イスカリオテのユダ:金森 勝
マグダラのマリア:高木美果
カヤパ(大司教):金本和起
アンナス(カヤパの義父):吉賀陶馬ワイス
司祭:阿川建一郎、手島章平、飯田達郎
シモン(使徒):本城裕二
ペテロ(使徒):賀山祐介
ピラト(ローマの総督):青井緑平
ヘロデ王:星野光一
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鹿島神宮と潮来

2008年10月04日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
JCS全ツ08で、土日で行ける場所で
開幕からなるべく早い日、ということで
本日神栖へ行くことになりました。
ついでに行くなら何処でしょう?
いろいろ考えた結果、鹿島神宮と潮来へ行って来ました。

まずは鹿島神宮。
私は成田線等JRを乗り継いで。
け。ちゃんは東京駅からバスで。
鹿島神宮駅で待ち合わせたのですが、
ここはSUICAが使えませんでした
せっかくチャージしたのに。
大ショック。
無事け。ちゃんと落ち合い、鹿島神宮へ。

途中にあった「塚原卜伝」像。


鹿島神宮。

中は広くて清々しい。

鹿。


さざれ石。

「君が代」に出てくる石。
私は昔、「岩音なりて」だと思っていました。

要石。

小さい石に見えますが、これは氷山の一角で
地中深くまで続く大きい石らしいです。
この石が地中の鯰の頭を押さえているので
鹿島には大きい地震がないそうです。
(鯰の尻尾の位置には香取神宮があるそうです)

御手洗池。



水がとても綺麗です。

御手洗池で食べるみたらし団子。


12時58分の電車で潮来へ。
10分ぐらいなんだけど、電車の本数が少ないので
乗れないと大変なことになるのだ。
駅から出ると、さっそく潮来星人が勧誘に来る。
 潮来星人=潮来十二橋巡りの娘船頭さん
         水曜どうでしょう「絵はがきの旅2」でミスターが命名
すでに二人の予約が入っているので
その人達と一緒に乗ると運賃は安くなるとのこと。
潮来星人はさらに3人の客をGET。
最終的に70分コースを1200円/人で交渉成立。

船着き場。

川だけど、広々しています。
川幅350mだっけ?
戦後、水害対策で広げたそうです。

船は狭い川幅の処も巡ります。
十二橋はもともと個人宅から道路へ渡した橋。
だから小さいのです。


娘というには、ちょっと年齢が高い船頭さんのお話は
とても面白かったです。
今日はのんびり乗れましたが
あやめが咲くオンシーズンは
200艘の船が出るそうです。
(でも行きたいなあ
 桜の季節も良さそう)

船から下り、潮来星人の車で駅まで送ってもらい昼食。
駅前にはいろいろお店はあるけれど
オフシーズンorランチタイム外で
開いていたのはとんかつ屋さんのみ。

ソースカツ丼。
すごくボリュームがありました。

ご飯の後は手近の観光地、「長勝寺」へ。

頼朝が建立した古刹です。
銅鐘は国の重要文化財。

お庭の苔が美しかったです。


このあと、もうひとつのお寺
「潮音寺」に行きたかったのですが・・・・
駅までもらった地図では徒歩で行けるように見えたのですが、
歩いても歩いても見つからない。
さらに歩いて見つけたのは、寺近くにある公民館まで1.6Kmの看板。
・・・挫折しました。
ここでタクシーを呼び、神栖文化センターへ。

ちょっと早めに着きました。
フラフラ歩いていたら、文化センターの硝子張りのロビーの奥で
会場スタッフらしき人と話しているスンラさん発見。

終演時間に合わせてタクシーを手配。
帰りはタクシーで鹿島セントラルホテルまで行き、
そこから高速バス。
22時ぐらいに東京駅に着きました。
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