きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

博多座行き

2008年08月10日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
旅行より、食べ物のカテゴリーの方が
いいのかしらと思いつつ。

ミーマイ役替わり公演を見てきました。
日程的にこの土日しか行けなくてですね。
飛行機はバカ高い日程なんですよ。
だ・か・ら!
往復新幹線のパックツアーを利用しました。
片道5時間。
それは東京駅からだから、
我が家からだと6時間。
頑張ったぞ!
ちなみに、「行かない」の選択肢は
ありませんでした。

往路新幹線は東京駅6時発。
私は間に合った。
け。ちゃんは寝坊してギリギリ。
靴下を履き忘れ。
そして、第3回「すけきよみち」!!
と言っていたのに、
きよみちを忘れてきました。

N700系は揺れが少なく乗り心地がよい。

弟子を連れてきて良かったわ。

肩枕とストールとブランケットを持っていったので
快適な旅でした。

予定では、
朝ご飯を車内で食べて
検札が来たら寝る。
2時間は熟睡。いや、3時間ぐらいは意識を失う勢いで寝る。
だったのに・・・・・
新神戸まで喋りつづけちゃいました
普段なら、新大阪までの行程も持て余すのに。
寝不足でハイテンションなのか?
話題は主にビッグプロジェクトとか。

新幹線は少々遅れ、博多に着いたのは11時前。
筑紫口駅前のホテルに荷物を預け、
中洲川端へ。


博多座の大看板。

お腹が空いていたので、
早速弁当を買って食べる。

博多座は、こういう小分けの弁当が主流みたい。

デザートは限定出店中の情熱ロール


12時開演。3階最後列センターで観る。
しずくちゃんの声が弱いかなあ。
あさこビルを見慣れているので
キリヤンビルにちょっと違和感。
そのかのジョン卿はバッチリ!!
専科の京さん相手でも違和感なし。
マギーの弁護士が秀逸。
まさき君のジェラルドはすっきり。
育ちの良い若者だった。
見た目が若いので、ボンボン振りに違和感がない。
みりおジャッキーは貫禄。
大公演で一つの役を演じきると
ここまで大きく成長するんだなあ。

休憩中に「ラッコルト」のジェラートを食べる。
私はネクタリン。

博多座に一人で乗り込み、
すけきよはアウェイな気分。

15時15分終演。
天神のアランジミルクへ行く。
 
タオル等の他に、クッキー巾着を買う。


行きは徒歩だったけど、帰りはタクシー。
大休憩中は遠出しちゃいけないね。

タクシーの中で、
たっちんの退団を知る。
大ショック

16時半開演。1階R列で観る。
見慣れたのでキリヤンビルが可愛い。
1階で音響がいいせいか、
しずくちゃんの声が昼より響く。
デュエットダンスでセリ上がってくるときの背中が
実に美しい。
マギーはウケているぞ!

終演後、出待ちしてから
水炊きを食べに行く。
華味鳥」中州本店へ。
21時から。

お通し


鳥刺しとたたき


コース外の単品追加で炙り明太と鶏ももの唐揚げ。
 

鍋が来ました。
まずはスープとぶつ切りです。


次につくねを投入。
(お店の人が入れてくれます)
 
自分が入れられるかと思ってビビる弟子。(嘘)

この後に野菜とか肝(レバーとか)が入りました。

〆は卵雑炊。


女性なら「味コース」だけでお腹一杯になると思います。
単品追加で腹がはち切れそうでした。

食べた後は、100円バスで博多駅へ。

ホテルは「都ホテル」。

新幹線のパックなら豪華ホテル(私たちにとってね)なのよね。
これもアリだわ。

翌朝。8月10日。
博多座で買っておいた「ケンジーズドーナツ」を食べる。

 ・黒ゴマきな粉
 ・カシスベリー
 ・ハニーシュガー
 ・ゆずレモン
を全て半分に割ってそれぞれ食べる。
私はきな粉が一番好きかな。

9時33分の電車に乗り博多座へ。
入り待ちをする。

10時15分ぐらいかな。
入り待ち終了。
オークラへ公演限定ケーキを買いに行く。
が!!!
今年は限定ケーキはないみたい。
昼食までの時間潰しにリバレインへ行く。
ぶらぶらしていたら、
地下2階にペニンシュラブティック発見!!!
イートインもできるというので
うっかり入る。

私は「ココナッツパパイヤ」とペニンシュラブレックファースト。
け。ちゃんは紅茶は同じで、
デザートは「マンゴープリン ライムゼリー添え」(だっけ?)

ホテルのようにデザートに飾り付けはないけれど
セットにするとドリンクは200円引きです。
目の前で入れてくれる紅茶は実に美味。

11時過ぎ。
ネットで情報を仕入れた「ステーキハウス蜂」へ。
お昼ならハンバーグのセットが1160円なのよ!!

ああ、美味い。
博多は美味しいものだらけだ!!!

博多座に戻り、12時の回を観劇。
3階C列センター。最後列より一列前で
かなり見え方が違う。見やすい。
しずくちゃんはさらに進歩。
マギーも爆裂。伝説になるんじゃないか?

せっかくだから博多土産を買う。
蒔絵シールのサル。
DSに貼りました。


15時15分終演。
外は雨。
でも駅直結のエスカレータがあるので
傘はささなくてもよいのだ。
私が降りるホームを間違え、
電車を一本逃す。
博多駅へは15時40分着。

復路の新幹線は16時発。
在来線が遅れ、乗り継ぎの人のために
3分遅れて発車。
ランクアップしてグリーン車にしました。
なのに、写真を取り忘れちゃった。

とりあえず、京都まで爆睡。
京都を過ぎ、19時を過ぎたところで夕ご飯。

博多座で買っておきました!!!

21時13分、予定通り東京着。
家に着いたのは22時半ぐらいかな。

これで夏の旅行は一段落です。
コメント (3)
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「ME AND MY GIRL」宝塚月組(博多座)

2008年08月10日 | 宝塚(月組)
いろいろ予定が詰まっていましたが、
それでもミーマイの役替わりは観たかったので
頑張って行ってきました。
飛行機が高い時期なので、往復新幹線のツアーです。
片道6時間です。
でも、ツアー代金は飛行機片道運賃ぐらいなのです。

博多座観劇は、土曜のマチソワと、日曜のマチネ、の3回。
あさかな版をムラで2回、東京で6回観ているので
きりしずは、1回目はちょっと違和感。
間の取り方とかとか。
しずくちゃんの歌声がすごく弱くてビックリ。

でも、ショーのところの蘭ちゃんが
もっともっとアレだったこともあり、、、

2回目は、これでもいいじゃないか。
3回目は、これもいいじゃないか。
と、段々と変わっていきました。

キリヤンビルは、まさに下町っ子。
階級社会の中で藻掻いているのがよくわかります。
「ランベス」のところで、
キリヤンは仲間達に対し、一瞬だけど明らかに
「場違いだ」という表情をします。
いま自分がいる場所、いままで自分がいた場所、
その違いをハッキリわかっています。
いまいる場所も、自分が本来いる場所、
自分の「ルーツ」の場所というのがわかっています。
両親の顔を知らぬ彼からすれば、
お金の問題だけでなく、
自分に繋がる人がいる場所というのは
それはそれで愛おしいのだと思います。
それが、自分でもわかった上で、
「ランベス」に帰ると言う。
その、心の揺れ動き方が、とっても良かったです。
ダンスは言うに及ばず、歌・芝居ともイイですよね。
相手役への包容力も、回を重ねるごとに増してきました。

しずくちゃんは、本当に歌が・・・。
音程もアレだけど、声量が無い。
ソプラノは綺麗でも、地声に安定感がない。
でも、だんだん声も出てきたよ。
しずくちゃんのサリーは、
やっぱり階級というものがよくわかっていて。
「好きだけど別れる」。
そのいじらしさが可愛いです。
踊りも、もうちょっと頑張れーーとも思うけど
デュエットダンスの立ち姿が綺麗なので
私は、OKだよーーーーん。

そのかのジョン卿は渋い。
台詞が明瞭で聞きやすい。
歌も言われるほど酷くないよ。
ゆらさんぐらいというか。
柚長よりイイというのか。
堂々と歌っちゃえば大丈夫だよーーー。

京さんは、さすが専科。
年はいってるけど、少女らしさを残したマリアでした。
彼女は頑固なのではなく、
上流階級としては、ごくごく普通の人なのです。
サリーが身を引かなければならないこと
ウィリアムが上流の娘と結婚すること、
それは、当たり前のことであり
伝わらないもどかしさが、むしろ可愛いぐらい。
だからこそ、親や周囲の人が言うまま嫁ぎ
それでもジョンへの愛は持ち続けていた、
そんな矛盾する境遇も、説得力がありました。
彼女は、甥を愛しているからこそ、
教育するんですよね。

まさお君のジェラルドは、すっきりとした若者。
育ちの良いボンボンとは、こうなのだな、と思いました。
あひるは、ビジュアルが大人っぽすぎるのもあって
ちょっとネジが・・・になっちゃってたなあ、と。
まさお君を観ちゃうとね。特にね。
ショーでは女装。カツラは何種類か有るのかな。
ショーだとデカく見えるのは、
娘役ヒールだからか、相手役のためなのか。
いずれにせよ、伸び盛り。

みりお君のジャッキーは
言うことないっす。
大劇場でひとつの役を作り上げると
ここまで成長するんだねえ。
まさお君との並びもバッチリでした。

そしてマギー!
すごいよ!
どちらかというと汐風幸ちゃんタイプなんだろうけど。
眼鏡を押さえ、職務に忠実なときと
ハメをはずしちゃう時のギャップが面白すぎる。
また、足が長いからさーーー。
「もうよい」のところでは、
足が絡んじゃうような動きなんだけど
それがとっても面白い。
何回観ても笑える。
「♪お屋敷の弁護士が」は
本当に、主役だったよ。
彼女の歌で、踊りで、舞台が動いていた。
すごいもん観ちゃったよーー。

2幕冒頭。
編み物はさらに長くなっていた。

ご先祖は娘役も投入。
ロケットはごつい男役も投入。


観に行って良かったわ~。


【主な配役】
ウィリアム・スナイブスン(ビル) 霧矢 大夢
サリー・スミス 羽桜 しずく
*~*~*
マリア公爵夫人 京 三紗
バターズビー夫人 花瀬 みずか
バターズビー卿 良基 天音
ヘザーセット 研 ルイス
ジョン卿 桐生 園加
ブラウン夫人 美鳳 あや
チーフメイド 音姫 すなお
ワーシントン夫人 天野 ほたる
パーチェスター 星条 海斗
ジャスパー卿 朝桐 紫乃
ジェラルド 龍 真咲
ジャッキー 明日海 りお
ランベスキング 麻月 れんか
ソフィア・ブライトン 萌花 ゆりあ
警官 榎 登也
ディス夫人 妃乃 あんじ
ボブ 響 れおな
ランベスクィーン 玲実 くれあ
メイ 蘭乃 はな
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