きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「Circle Game:Stage2」東京 LIVEGATE TOKYO@EBISU

2008年04月23日 | 小山卓治
3月までは、全曲ライブとか25周年とか
いろいろイベントっぽい雰囲気で盛り上がっていたので
新ツアーはどうかしら、
聞く(見る)方としては
テンションが下がったりしないかしら?
と、少々の不安を持って臨んだ本日でしたが、
なんだか、えらく新鮮な気持ちで過ごせました。
音が、すんなり身体に入ってきました。
サポートメンバーのおかげなのか、
たんに私が前年度の事務処理を終えたところだったためなのか。
どちらにせよ、楽しかったです。

サポートメンバーは「FRUITS EXPLOSION」の
Marcy君(ギター)とYAMATO君(ベース)。
いんやー、今どきの若い人って
顔が小さいね
んんん~、さすが26歳。
小山さんとは親子ほどの年齢差だけど、
奏でる音は、わりと堅実。
奇をてらうことなく、
地道に積み上げられていくような音でした。
研さんや一郎さんの音とは
(当たり前かもしれないけれど)全然違ってました。
小山さんと音が合っているかどうか、
その判断さえも次回以降に持ち越しですが、
それはそれで楽しみ。
まあ、研1の初ロケットみたいなもんですよね。
足りない部分もたくさんあるけど
初々しさで見逃されるうちに研鑽を積んで欲しいというか。
現時点でBestではないけれど、
こういう絵面を、いまだかつて見たことがないので
それだけで面白いです。

小山さんは、声は出ていたかな。
ギターの音は冴えていました。
ピアノの音が少々籠もりがちなのは楽器のせいね。
「傷だらけ」で歌詞を間違えるものの
動揺はしなかった。
衣装は黒のジーンズに
焦げ茶色のシャツ。
薄い色で格子模様が入っていた。

一曲目は「手首」。
若者二人を従えた音はこうなるよ、
のお披露目みたいなもんね。
ふむふむ、こういう音になるのか。
なかなか良いではないか、と噛みしめる。
2曲目の「路傍のロック」は、
逆にイメージが揺らいだ。
ギター一本、研さんバンド、と今日の音。
どれを自分の基準にすればいいのか。
(どれもアリなんだろうけど)
少々とまどったところで来たのが3曲目の「煙突」。
これが来るか!!
若者二人が2歳の時の曲だそうだけど、
これが良かったんですよ。
古い曲が好きな人のために歌ってやるか、でもなく、
アレンジしまくってやるぞ、のヘンな意気込みもなく。
すごくたくさん聞いてきたはずなのに
まだまだいじれる部分があることに感動。
4曲目の「オリオンのティアラ」は、、、
あんまり好きな曲じゃないけど、
ちょっと男性視点で聞けたかな。。。
(いままでは「男の言い訳を聞き流す女」視点)
若者はここで一度退場。
ベースのMarcy君に親指を立てる小山さんでした。

この先はどんな曲で来るのか。
新ツアーだから、新アルバムに入れる曲で攻めてくるよね。
そんな予想はするりと裏切られました。
5曲目「西からの便り」ですよ!
マニアックだなーーー。
喜ぶ私もマニアック。
続いての6曲目もマニアックに「Escape」。
その後は女性視点の曲を続けて。
7曲目の「今夜のアリバイ」は、
わかる、って気持ちと
そんなに都合のいい女を求めるな、ってのが半々。
8曲目の「週末は嫌い」はね。
まあ、なんだね。
友人の言葉を借りれば
「余ったブロッコリーは弁当箱に入れて会社で食え!」だね。
少々苦笑い気味になったところで来たのが9曲目「家族」。
どうして、まあ、こんなツボをつく選曲で。
感涙。
んで、10曲目「前夜」11曲目「ひまわり」
12曲目「青空とダイヤモンド」と穏やかな曲が続きまして。
「家族」から、一つの流れなのかしら?
13曲目はピアノに行って「結晶」。
好きな曲なんですけどね。
ピアノの音が今ひとつで残念。
聞けて嬉しかったけど。
そして、14曲目は
次のアルバムのメイン「天国のドアノブ」。
これはギター一本の方が好きだなあ。
切なさ、って言葉が正しいのかわからないけど、
こみあげてくる気持ちは、ギター一本の方が伝わってくるな。
ここから15曲目の「はるかな故郷」に続くのは、
なにかストーリーがあるのかしら。

若者二人が再登場。
16曲目「夢の島」。
新ツアーのはずなのにーーー!
続・リクエスト大会みたいだわー!!
この曲は、音がたくさん入るのも好き!!
3人版で嬉しい!!!!!
盛り上がったところで17曲目「HEAT OF THE NIGHT」。
うんうん、若者の加わって迫力満点だ!
〆は18曲目「傷だらけの天使」。
一部歌詞間違いがありましたが、ま、これがライブですよ!

アンコール。
「Blind Love」
客席からの歌声も大きかった。
なんだか久しぶりな気がする「嵐からの隠れ場所」。
 ♪彼女は卓治と恋に落ちた
客よりも本人が受けていたかも・・・
このままのテンションで、、、
には、ならず。
ギターのチューニングに少々てこずり
「下から2番目の男」に突入!
楽しい!

最後のアンコール。
ピアノへ向かい、弾こうとするが、、、
どこかを押し間違ったのか、妙な音に。
小屋の人が調整に出てくる。
「初めて触る(ピアノ)だから」と言い訳する小山さん。
「ここぞってとこで決まらなねえな!!」とつっこむ客(GJ!)
小山さんはまたなにか言い訳してたな。
これで25年間やってきたんだ、とかだっけ?

そんなやりとりも忘れたように
「もうすぐ」。
暖かい雰囲気でライブは終了しました。

MC。
サポート・メンバーネタ。
小山さんは若者達に聞いたそうだ。
「なんで、パンツをずらして穿くの?」
若者達の答えは、「そういうものだから」。
ちなみにそれは「腰穿き」というそうだ。
年代的には「パンツはしっかり穿くもの」という小山さんが
「俺もずらして穿いてみようかな」と言ってみた。
会場からは「風邪ひくぞ!」と言われてた。
私も、腹を冷やすから止めた方がイイとおもう。
また、若者達は、普段飲む場所は白木屋だそうだ。
小山さんも付き合って白木屋に・・とか言ってたけど
どこか連れて行ってあげなよ
大人なんだから

それから、アンコールの時だっけ?
「3人の並びはどう見える?親子?」と聞いた小山さん。
会場からの返答は「引率の先生」。
そうなんだよね。
親子、とは、ちょっと違う。
親方と弟子、みたいな雰囲気もあったと思う。
特に指導するわけではないけれど
寡黙に着実に仕事をこなす親方と
それを見て技を覚えようとする弟子、みたいな。
どうでしょう。

あとは熊本ライブ関連のネタかな。
熊本名産。
豚骨ラーメン。馬刺し。辛子蓮根。タイピーエン。団子汁。いきなり団子。
新名物は塩トマト。
・・・「Rocks!」発売の頃、ぴあに
「トマトにクレイジーソルトをかけて食べるのがマイブーム」
みたいな(小山さんの)コメントが掲載されていたのを思いだした。
トマトが美味しいってこと?
ライブには親戚や同級生などがたくさん来た。
針のむしろ。
13歳や16歳の少女が50歳になっていた。
などなど。

次回ライブの告知はなし。
そろそろ、日程だけでも出して欲しいです。

「学生時代の思い出」を書き忘れているけど
時間がないので後日追加・・・・・できるかな。
きっと誰かがどこかに書いてくれると思いますが。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする