私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

原子力空母の横須賀配備に恐怖を煽る弁護士

2005年02月16日 16時57分01秒 | 売国奴・反日日本人
   在日米海軍司令部は14日、神奈川県の米軍横須賀基地に弾道ミサイルの探 知・追尾に優れたイージスシステムを搭載している最新鋭のイージス駆逐艦ス テザムとラッセンを今夏に配備すると発表した。これはすでに配備されている 駆逐艦カッシングとミサイル巡洋艦ビンセンスを退役させた後の後継艦となる そうであり、北朝鮮を睨んだ米国が進めるミサイル防衛(MD)態勢の強化が 図られることは間違いない。

 その横須賀基地は通常型空母キティホークの母港となっているが、米海軍の 制服組のトップ、クラーク作戦部長(海軍大将)が同艦を3、4年後に退役さ せて、その後継艦として原子力空母とする以外に選択肢がなくなると10日の 上院軍事委員会の公聴会で明らかにしたとのことであり、昨年3月には、すで にファーゴ米太平洋軍司令官が、米下院軍事委員会の公聴会で「最も能力の高 い空母と交代させたい」と語っていることからして、キティホークの後継艦は 最新鋭の原子力空母が配備されることが予想されている。

 凄まじい軍備の増強を行って日本の領土を奪おうとしている支那や、核兵器 の保有を宣言した北朝鮮の動向をからして、米軍の最新鋭原子力空母の配備を わが国は歓迎しても拒否することはないと思うが、神奈川県の松沢成文知事は 原子力空母でなく通常型空母を求めているそうである。通常型空母としてはケ ネディがあるそうで、米海軍としては老朽化したため年内に退役させる予定だ とのことであり、そうなると米海軍が保有する他の空母11隻はすべて原子力 空母になることから、松沢知事が通常型空母を要求しても、退役してしまうの だから、無理な相談と言えるだろう。

 沢田秀男・横須賀市長は、原子力空母の配備問題に関しては「あらゆる手段 を講じてほしい」と述べるだけで賛否の姿勢は示していないと報道されている が、通常型空母であるキティホークを改修して延命策をとることを求めて、原 子力空母の配備を拒否するのではないかと言われており、その真意は分からな いようである。

 米海軍としては、一度燃料を入れれば2年間は航海出来るとされる原子力空 母の方が作戦上から言って便利に思うのは当然であり、新たに通常型空母を建 造することはあり得ないと言って良いであろう。

 産経新聞の神奈川版に「2005年 米軍再編県内基地事情」との特集記事が3回にわたり連載されたが、2月13 日に空母キティホークの後継艦間題として、「原子力空母の横須賀母港問題を 考える市民の会」代表の呉東正彦弁護士の話が掲載されている。それは「原発 を一基設置するより危険性の高いものが横須賀に来るということを認識してほ しい」「横須賀から死の灰が降れば、首都圏で中長期的には計7万5千人の死 者が出る」「死の灰が降り注ぐと首都圏全体が立ち入り制限地域となり最大2 0兆円の経済損失が出る」など述べているが、なんとも恐怖を煽るような言い 方であり、原子力空母は原発より危険が高いというが、そんな空母には1隻当 たり数千人の乗組員がいるわけだから、安全性が十分確保されていなければ危 なくて乗艦することは出来ないだろう。

 また原子力空母が、原子爆弾のように破裂するようなことを言っているが、 何でも「○○の恐れがある」と言って恐怖を煽るのがサヨクの特徴であり、 そのような嘘を何度もついていても、その通りになったことは一度もない。 もう昔の話で詳しく覚えていない、ある社会党(当時)の議員が「原発で発電 された電気は放射能を帯びており、電線を通って運ばれてた放射能がまき散ら されるから危険だ」と言っていた記憶があるが、この弁護士の原子力について の知識も同じようなものあろうか。

 「核アレルギー」があるなら、そのアレルギーをなくしていくことが必要で はあるまいか。原子力と聞くと、すべてを否定するような話になってしまうの では困ってしまうが、停電などめったにない豊かな時代になったのは原子力発 電のお陰ではあるまいか。核アレルギーがある人は骨折した時などにもレント ゲン写真を拒否するのかと言いたくなる。
(2005/02/16)

この記事は「今日のコラム」
「原子力空母の横須賀配備に恐怖を煽る弁護士」
としてHPに掲載されていたものです。


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