私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

訪韓を拒否された民主党の前原代表だが

2005年11月24日 22時33分50秒 | 政治
   民主党の前原誠司代表が、盧武鉉大統領との会談を行うために韓国を訪問する予定とのことで、これに対して韓国側から「大統領の都合がつかない」と連絡があったことからして、今のところ実現の可能性は低いと思われる。

 韓国側が前原代表の訪問を歓迎しないのは、テレビ番組で「竹島は向こう(韓国)が実効支配しているのに解決しろと言う盧氏がどうかしている。教科書問題でも日本の検定制度への理解が浅いのではないか」と批判したからではないかとされているが、盧大統領が、この発言に対して気分を害して会いたくないと言っているとしたら無理に韓国訪問をすることはないであろう。

 岡田前代表が辞任した後に新代表となった前原氏だが、新体制になったことで民主党は再生に向かうと思われていたにも関わらず、支持率は下がる一方でついに一桁台まで落ち込んだと言われている。前原氏は「靖国神社には参拝しない」と公言しているようであるからして、参拝を継続している小泉総理との違いを見せて韓国との関係改善につなげ、特定アジアを重視することで民主党の存在感を示したい思惑があるからであろう。だが韓国と言う国は竹島についても、教科書に関しても日本の主張を理解することはなく、すべて妄言として論議すら否定していることを知らなかったのであろうか。

 支那も同じだが韓国についても、その主張に迎合する国会議員の訪問は歓迎するが、そうではない議員の訪問を歓迎する訳はなく、であるから年に何度も支那や韓国を訪問する議員からその二国を批判する声を聞いたことはない。

 前原氏は外交、安保問題は得意な分野だそうだが、最近では憲法改正で第九条に自衛権を加えることに賛成しているものの、なぜか軍備の増強には反対し、情報収集能力だけを強化すれば良いと発言しているが、支那が東アジアでの覇権を目指して猛烈な軍事力の増強を行っているにも関わらず、報収集能力の強化だけで抑止力となりうるのであろうか。このような人が外交、安保問題は得意な分野だとは笑い話の何者でもないが、まさに無知と言えるのではないだろうか。

 特定アジアにとっては「日本は憲法第九条を改正し、国軍を保有しても自衛隊以上の増強は致しません」との前原氏の発言は歓迎するであろうし、そのうちに支那か韓国から「是非とも訪問して欲しい」とお誘いがあるかも知れない。

 支那も前原氏の「中国が日米同盟関係の分断を図っている節がある」との発言に反発しているようだが、支那も韓国も本当のことを言われたから反発しているのであり、反発を招くこと、すなわち本当のことを言わなければ、特定アジアとの毅然とした外交はできないであろう。韓国の訪問が実現できなくてもがっかりすることはない。そのうち盧大統領の方が泣きついてくるのを静に待っていれば良いことだ。
(2005/11/24)

この記事は「今日のコラム」
「訪韓を拒否された民主党の前原代表だが」
としてHPに掲載されていたものです。


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