節電大臣蓮舫氏 計画停電に「初めての事なので」とパニック
2011.03.20 16:00
地震発生から菅政権は混乱の度合いを深めていった。地震発生翌日の3月12日夜、原発より先に暴発したのは、菅直人首相だった。
その日、経済産業省原子力安全・保安院の中村幸一郎・審議官が、「(1号機の)炉心の中の燃料が溶けているとみてよい」と記者会見で明らかにした。ところが、菅首相は審議官の“更迭”を命じた。
「菅首相と枝野官房長官は、中村審議官が国民に不安を与えたと問題視し、もう会見させるなといってきた」(経産省幹部)
さらに状況が悪化すると、菅政権は人事で目くらましを図った。
13日になって蓮舫・行政刷新相に「節電啓発担当大臣」を兼務させ、辻元清美・代議士を災害ボランティア担当の首相補佐官に任命した。しかし、その前日に枝野長官は災害ボランティアについて、「二次被害や交通混雑で救援に遅れが生じる」として「今は不要」と表明している。おまけに仙谷由人・民主党代表代行を官房副長官として官邸に呼び戻すなど、行き当たりばったりは明らかだ。
にわか節電大臣の蓮舫氏は、東電の計画停電で大混乱を招くと、「初めてのことなので」と、阪神・淡路大震災の時の村山首相と同じセリフを吐いた。自分自身がパニックに陥り、“啓発力”を発揮することは一度もなかった。
こんなこともあった。東電に計画停電の説明を要求した仙谷氏は、「ご不明な点はカスタマー・センターまで」とFAXで回答が来ると、「俺を誰だと思っているんだ」と激怒。岡田克也・幹事長は、この危機を予算通過、統一地方選の延期、さらにはマニフェスト撤回に利用しようとした。
※週刊ポスト2011年4月1日号
(引用終了)
「人様の役にたてられる そう確信がもてるのがプロフェッショナル」と言われているが、それは出来もしないことを引き受けて、うまくいかなかったとしたら、プロとは言えないからであり、頼んだ方としてみれば「最初から出来ないと言って欲しい」と言いたくもなるであろう。
プロとしての心構えがあり、普段から研鑽をつんでおけば困難な仕事であっても、なんとか成し遂げてしまうであろうが、であるから、プロの仕事ぶりを褒めるのは失礼だと思っているし、その仕事で飯を食っているのだからうまいのが当たり前で、そのような時には「さすがプロだ」と敬意を表わすことが大事であって、それが、どのような職業であっても同じではなかろうか。
東北地方太平洋沖地震を受けて、菅総理の指導力も決断力もない様に目を覆いたくなるが、このような 事態になった時に総理として、また政治家とし何をなすべきかが分かっていないと国民は不幸になるばかりであり、重大な決断を求められた時は一刻も早く行い、任せられることは任せ、責任だけはとる覚悟を持つことが必要である。だが今回に大震災や東電福島第1原発事故に対応するとして、起用した人物は、いずれも問題のある方であり、民主党の人材難は今は始まったことではないが、被災地で命がけで活動している自衛隊員がいると言うのに、反自衛隊思想を持つ辻元清美衆院議員を震災ボランティア担当にしたり、自衛隊を「暴力装置」呼ばわりした仙谷由人代表代行を被災者支援担当の官房副長官に起用するなどしているだから話にならない。
辻元氏や仙谷氏が今後何をするのか注目しているが、政治家としてプロ意識に欠け、イデオロギーが先に立つようでは名ばかりの担当に過ぎず、何をして良いかも分からず、被災者の役にたつようなことはしないと思っている。また菅総理は蓮舫・行政刷新相に「節電啓発担当大臣」を兼務させているようが、報道によれば、東電の計画停電で大混乱を招いていることに「初めてのことなので」と、どこかで聞いたようなセリフを吐いて、パニックに陥り、“啓発力”を発揮することは一度もないそうである。
蓮舫氏は政治家として飯を食っているのだからプロの筈であり、今回のような大災害に際して政治家として何をすべきか分かっているにも関わらず、初めてだからとしてパニックに陥ってしまうようでは、最初から出来もしないことをなぜ引き受けてしまうのかと言いたいなる。
国民生活に重大な影響がある計画停電を東電だけでに任せているのは大きな問題であり、国として政権政党として主導すべき問題であって、本来ならば、毎日のように会見を開くべきだが、「節電のお願い」をするだけならば、蓮舫氏でなくとも幼稚園児でもできるではないか。国難に際して強制力を伴う節電政策を実行するのが「節電啓発担当大臣」の責務であって、政治主導と言うからには政治家としてプロの意識だけはあるようだが、この程度でパニックに陥ってしまうようではアマチュア政治家と言われても仕方ないであろう。
(2011/03/20)
写真:なぜか作業着の襟を立てている蓮舫・行政刷新相
東北地方太平洋沖地震自衛隊の活動状況(3月20日12時00分現在)
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自民党はどうなの?ばっかだね、
こういうときにこそ敵と一致協力すれば、回復するのに。
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大連立持ちかけは、万が一でも谷垣さんに入閣してもらえれば責任を押し付けられるし、「谷垣総裁が保身に走った」などと国民に印象付けられるとでも考えたのでしょう。この期に及んですら、政敵の足を引っ張ることを第一にしているのだから恐ろしいです。
それと、「俺を誰だと思っているんだ」という言葉は、なぜかたびたび出てきますね。
福島原発への放水の件で、海江田万里(経済産業相)が消防隊の現場に「放水を早くやらないと処分するぞ」などと圧力をかけたそうですが、たびたび民主党の連中は、自分たちを貴族か何かと勘違いしてるんじゃないかと思うケースが見られます。。緊急事態にあって、政権の能力や考え方がよく分かります。
今はトップの無能が少しでも被災者にとって裏目に出ない事を祈りたい。
都知事、消防隊への圧力に抗議=原発放水「速やかにしないと処分」-海江田氏発言か
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2011032100274
流石の自民党嫌いの左派な人でも菅直人と
その取り巻きの無能さには愛想が尽きた事
でしょうね┐(´д`)┌ヤレヤレ
これで、朝日新聞幹部の類の輩の立場は
完全に失われた事でしょうね。
正体が無能で無責任で自分勝手である事が
国民に完全にバレてしまった格好ですから。
愛国心無き者は国会議事堂から去れ!!と。
投票した人たちはどう思っているのだろうか。
自衛隊を毛嫌いしていたつじもとやせんごくなんかが、このどさくさに復活して、、、
菅の任命する根拠って何なんだろうか?
もうギャグでしょう?!
国民総懺悔必須;
コメントありがとうございます。地震発生から、菅内閣の呆れるばかりの対応に、多くの国民は怒っているでしょうが、先の衆院選などで民主を支持した方は「菅内閣は良くやっている」と思っているのでしょうかね。
自民党の谷垣総裁に入閣を求めたのは、地震の責任回避のためであり、入閣しない方が正解です。
菅総理以外にも原発放水隊員に向かって暴言を吐いた海江田経済産業相、避難民をくだらないジョークで揶揄した岡田幹事長、学校のプールにガソリンを入れて保管したらどうかと、子供でも知っている危険性を知らずに無知をさらすような提案をした渡辺周議員など、この政党に危機管理など出来ないことが良く分かります。
海江田経済産業相は「私の発言で消防関係者が不快な思いをされたのであれば、申し訳なく思っている」「言った、言わないということをここでいうべきではないと思う」と弁解していますが、不快な思いをしなれば言っても良いということで、また、そのように言ったことすら否定かのような発言だと思います。
まともな民主党議員はいないのでしょうかね。
民主党を後押しし、政権交代実現に大きな貢献をした偏向マスコミは、民主政権の地震対策を称賛している筈なのに、なぜか、そのようなことはなく、あまりにも無能で、後手後手の対策に呆れていることでしょう。民主党政権で日本は潰れると言われていたのは正しかったようですね。
蓮舫氏を支持した多くの東京都民は見る目がなかったといえますし、これも偏向マスコミに踊らされた都民が多かった訳で、その前に良識を持った方であれば民主党というだけも支持出来ない筈ですが、あの選挙の時は「いま時代は民主党」と言って熱狂し、流行のような感じでしたね。
辻元氏に続いて、仙谷氏とは、菅総理は敢えて支持を失うことばかりしているようで、「次はないから、もうどうにでもなれ」とやけになっているのでしょうか。まさに冗談としか言いようがありません。