真宗教団連合 靖国公式参拝に中止要請文
2019/08/10
真宗教団連合
靖国公式参拝に中止要請文
政教分離の精神に背く行為
真宗教団連合(石上智康理事長)は5日、首相や閣僚の靖国神社公式参拝の中止を求め、浄土真宗10派の総長・宗務総長・宗務長連名の要請文を自由民主党本部に提出した。
要請文は、一宗教施設である靖国神社が、故人の宗教や遺族の意志に関わらず、戦争の犠牲者を強制的に「神」として合祀することについて、「『我が国における戦没者追悼の中心的施設である』という主張には無理がある」と指摘。国家を代表する首相や閣僚が公式参拝することを「憲法に定められた『信教の自由』『政教分離』の精神に背く行為」と抗議し、公式参拝を行わないよう要請している。
(文化時報)
宗教専門紙『文化時報』最新情報
総大本山・教団・全国寺院・神社の情報と教団関連の学園・業者を掲載した宗教専門紙『文化時報』を週に2回(水曜日・土曜日)発行しています。
(引用終了)
世間には色々な職業があるが、その中で、なくても特に困らない職業の第1位となったのは坊主だそうで、「クソ坊主」「生臭坊主」「坊主丸儲け」など言われて何かと評判が悪いのは、世間から尊敬されなけばならない職業であるにも関わらず、質素な生活をする気がないからである。すべての坊主がそうではないが、高級外車を乗り回し、たらふく食っているのか丸々肥えていて、何でもカネカネだから話しにならない。
仏式の葬儀では坊主による読経が行われるが、最近は坊主を呼ばない葬儀も増えているそうで、その場合、どの様な形式になるのか見てみたいものだ。確かに葬儀の形式に関しては何の法的な規制はないのだから、参列者が献花して、遺族の挨拶があり、その後に火葬となる簡素な葬式でも良い訳で、だから坊主の出番が次第に減少するのは時代の流れと言っても良いだろう。
なぜ、そのようなことになってきたのかと言えば、前述したように坊主への尊敬が失われつつあることと、故人のためとは言えカネを掛けるのはアホらしいと考えがあるからで、中には遺骨の引き取りを拒否したり、引き取ったとしてもお墓は作らず、海洋散骨を希望する方もおり、そうなると坊主はアルバイトでもしないと生活は苦しくなり高級外車を乗り回すことなど出来なくなるであろう。
坊主の評判が悪い理由は他にもあり、宗教の自由と言いながら、それを侵害する政治的発言や行動をする宗派があることで、宗教専門紙「文化時報」によれば、真宗教団連合(石上智康理事長)は5日、首相や閣僚の靖国神社公式参拝の中止を求め、浄土真宗10派の総長・宗務総長・宗務長連名の要請文を自由民主党本部に提出し、首相や閣僚が公式参拝することを「憲法に定められた『信教の自由』『政教分離』の精神に背く行為」と抗議し、公式参拝を行わないよう要請しているとのことである。
国のために戦死されて英霊となった方の御霊を国の代表する総理などがお慰めすることは義務と言って良いし、その御霊が祀られている施設である靖国神社に行くなと要求する方が異常であり、まさに政教分離に反すると言わざるを得ない。真宗教団連合の坊主どもは、国のためにたった一つしかない命を捧げた英霊たちを悼む気はないから、総理や閣僚らも靖国参拝を中止せよ要求しているとしか思えず、亡くなった者を悼む気持ちがないようでは仏教と言えるのか。
宗教法人の特権として税金を払っていないのに、出してはいけない政治に口を出すだけでなく、高いカネを要求する葬式仏教になり下がっているようでは仏教離れが起きているのは当然と言えるだろう。浄土真宗は政治色が強く、サヨク系だと言われているが、故人の御霊をお慰めすることが仏教本来の仕事の筈であり、それをしないで、余計なことをして何か良いことがあるのかと言いたい。
それより「さすがお坊さん」と言われるように身を処すことに専念したらどうか。贅沢三昧の生活を改め、税金分を公益事業に寄付するなど出来ることがある筈で、私達庶民よりも良い生活をするのは当然だとの考えは改めるべきであり、乗り回すのは高級外車ではなく普通の国産車にすれば少しは批判も和らぐと思うし、檀家や門徒の皆様のお陰で生活が出来るとの考えを持って欲しいものである。
(2019/08/12)