防衛相「(米軍施設は)迷惑施設」 参院外防委で
2010.4.8 19:01
北沢俊美防衛相は8日の参院外交防衛委員会で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に関連し、「一般的にいえば『迷惑な施設』としての米軍の駐留地を建設する。大変な反対の中で犠牲を払ってやっていただくわけで、並大抵のことではない」と語った。佐藤正久氏(自民)の質問への答弁。普天間飛行場移設問題をめぐり日米関係がぎくしゃくする中、担当閣僚が米軍施設を「迷惑施設」と発言したことは、米側の感情的な反発を招きそうだ。
(産経新聞)
(引用終了)
組織の一員として働く者にとって、良かった事と言えば、良い上司に恵まれることではなかろうか。だが、都合が悪くなると責任逃れをし、決断力もなく、部下思がなく、上しか見ないヒラメみたいな上司となれば信頼される訳はなく、職場で顔を会わすのも嫌になってくる。
昨年の夏の衆院選で民主党が大勝し、政権交代を成し遂げたが、政権発足から鳩山総理はじめ各閣僚の様子は、もっとも信頼出来ない上司のようなものであり、国民から嫌われても、小沢幹事長に嫌われないようと言いたいことも言えないとなれば、そのような民主党が、国民のためになる政治を行うことはあり得ない。
民主党には政権担当能力がないと言われているのは、外交防衛に関して、まったく無知であることであり、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題でも、日米同盟や抑止力を理解していないことから迷走している訳であり、これでは防衛省・自衛隊のやる気を失わせているも同然である。
先般、陸上自衛隊の連隊長が「(日米)同盟関係は『信頼してくれ』などという言葉だけで維持されるものではない」と発言したことを、北沢俊美防衛相が「首相の言葉への揶揄(やゆ)」として注意処分にしているが、これも文民統制の名の元で行ったとしても、文民である政治家が外交防衛に関して、まったく無知となれば、それがまともに機能せず、誤った判断がなされる可能性があり、国を危うくする恐れもあるだろう。
報道によれば、その北沢防衛相が、8日の参院外交防衛委員会で、普天間飛行場の移設問題に関連し、「一般的にいえば『迷惑な施設』としての米軍の駐留地を建設する。大変な反対の中で犠牲を払ってやっていただくわけで、並大抵のことではない」と語ったそうである。
北沢防衛相が、米軍基地は「迷惑な施設」との認識を持っているとなれば、防衛のことをまったく考えていない防衛相と言えるし、これが自民党ならば、辞任レベルの発言であり、総理の任命責任を問われることになろうが、民主党だから大きな問題となることもないのは何とも恐ろしい話だが、これでは米国が民主党政権を相手していないのは当然だろう。
「一般的にいえば」とは付近住民からすればと言う意味であろうと理解するが、基地が迷惑な施設ならば、米軍に限らず、自衛隊の駐屯地も同じ認識だと思っているかも知れず、だが、今は防衛相としての立場があるとして、言わないだけかも知れない。
日本と米国は安全保障条約を締結し、米国に日本防衛を義務付けており、日本はその見返りに基地を提供しいる訳で、米軍基地が「迷惑な施設」との認識ならば、日米安保の意味すら理解していない無知な防衛相と言わざるを得ないし、同盟国である米国を苛立たせてしまったと言えるだろう。
普天間飛行場の移設問題が決着しないのは「迷惑な施設」であるから受け入れ先がなかなか決まらないとでも言いたいのであろうが、自民党政権時代にその並大抵ではないことを何とかまとめ、ようやく出来た移設案を鳩山民主党政権がひっくり返して反故にしておきながら、今になって「迷惑な施設」とし、移設の困難さを言い出しても始まらない。
米軍基地を「迷惑な施設」と思っているには支那や北朝鮮だけだろうし、対日侵略のためには米軍基地を除去する必要があり、それに加担しようとしている売国政党である民主党は、米国を苛立たせることなら何でも行っているようで、この防衛相の発言もその一つなのであろう。
(2010/04/09)
この人は自分の立場も日本が置かれている場所も何も知らない様な発言をしてしまう。
先ず人間失格・政治家としても失格、首相が首相なら閣僚も閣僚「お似合いの内閣」で済めば良いのですが準備も無く「やる」のですから始末に負えません。
鳩山首相も「アメリカの言いなりにならない」「中国の言いなりにも成らない」と両論を合わせて「日本も独立しよう」と言えば日本人は「良く言った、独立を目指そう」と言う気分になる。
その前に先ず、お母さんから「自立」する事が先でしょう。
コメントありがとうございます。かりにも防衛相の立場でありながら、米軍基地は迷惑施設と言ったとなれば呆れてものが言えませんが、米軍に限らず軍事時基地は迷惑施設と思っているかも知れませんから、そのうち自衛隊基地も迷惑施設と言い出すような気がしますね。
この発言は防衛省自衛隊からすれば、許せないと思いますが、正論を言っても更迭されてしまいますし、失言だったとして謝罪も取り消しもしないでしょう。これで北沢防衛相を辞任させないとなれば鳩山内閣は米国からますます相手にされてなくなると思っています。
コメントありがとうございます。まさに妄言ですね。普天間の移設は自民党政権で長い年月をかけて、閣僚や防衛省の担当者などが地元を説得して、ようやく決めたものです。ところが民主党は新たな移設先も決めないまま最低でも県外として沖縄県民を騙していた訳で、いまでは腹案があるとか言っていますが、そうであれば移設先の地元はすでに説得に応じて、受け入れに賛成するなどの動きがあっても良さそうですが、そのようなことはないようです。
米国は相手にしていないでしょうし、地元を説得できる腹案があったとしても、それを米国が受け入れるかどうかも不明で、これでは5月末まで決めるとしていたのは、もはや絶望的になったと言えます。
これも社民党というガンと連立したのが誤りで、社民党の福島党首は日本のことなど何も考えていないのですから、日米安保とか抑止力の維持などとか言っても理解していないでしょう。
民主党政権では米国は相手にせず、政権が交代するまで普天間は現状維持されると思っています。
鳩山総理は63歳になるようですが、それなりの教育を受けているとしても、考え方が幼稚だと言うか、何かに取り付かれているのか、それとも特定の宗教を信仰しているのかと思いたくなります。ともかく、あの間抜け面を見ると気分が悪くなるので、早く退陣して欲しいものです。
しかし、民主党政権は国を差し出すために喜んで日本を貶める政策を行っている気がしてならない。
その相手が中国様なのかどうなのかは私にはまだわからないのですが・・・
コメントありがとうございます。日本の安全は米国を抜きにしては考えられず、米国に従うのが嫌であれば、日本独自で守れるだけの力を備える必要があり、その中には核保有も含まれます。
民主党政権は、米国に従うことを嫌っているようで、日米同盟が基本だと言いながら、やっていることは反対で、支那を喜ばすことばかりで、アジアとの共生とか主権の共有とか言っているとなれば、支那の属国になるつもりかも知れません。
自民党の脇雅史参院幹事長は21日の記者会見で、沖縄県名護市長選で米軍普天間飛行場の移設問題が最大の争点となったことに関し、「(米軍)基地といった迷惑施設、例えばごみ焼却場とか、そういったものはたくさんある」と述べた。安倍政権が日米同盟強化に取り組む中、与党幹部が在日米軍基地を「迷惑施設」としたことには不適切との指摘も出そうだ。
脇氏は、同市長選で移設受け入れに反対する稲嶺進市長が再選したことについて「地元で聞けばやめてくれという意見が強くなるのは当然予想される」と指摘。一方で「どこかに造らなければいけないので、十分に説明を尽くしながら、ご理解いただく努力をする」と、米軍基地の存在意義は否定しなかった。(2014/01/21-16:25)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201401/2014012100585