日本に向かうはずでは?台風予想が大外れの韓国気象庁に政界やネットから批判=「日本から気象情報を買った方が得」「韓国気象庁は中継庁なんです」
2016/10/06
2016年10月5日、韓国南部を直撃し大きな被害をもたらした台風18号について、韓国気象庁がその進路や勢力の予想を完全に外したと、韓国・ソウル新聞が6日付で報じた。
5日に韓国南部の済州島から朝鮮半島南東部を通り東へ向かった台風18号により、韓国では同日午後11時現在で4人の犠牲者と5人の行方不明者が出たほか、釜山や蔚山などで停電や浸水、建物の破損などの大きな被害が出た。
しかしこうした被害、多くの韓国人にとっては予想外のものだった。台風18号について、韓国気象庁は「日本列島に上陸する」と予想し韓国への影響を想定せず、ほとんど注意喚起もしていなかったためだ。台風はこの予想とは異なり4日以降に済州島に接近、朝鮮半島南岸をかすめ釜山を直撃するルートをたどった。気象庁関係者は想定外の被害が出てしまったことを受け「秋に発生する台風は夏に比べ強力にはなるが、今夏は猛暑のため海水温度が高く台風の大きさの割にエネルギーが大きくなった」とし、18号が異例ずくめであったことを強調している。
一方、政界などからは「被害規模が当初予想をはるかに超えてしまったが、被害を拡大した要因の一つは、台風の進路と勢力を予測できなかった気象庁の不十分な予報にある」と批判の声が上がっている。
これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられた。
「気象庁はこの夏から文句を言われてばかりだなあ。冬は大雪や寒さの予報でまたどんだけ外すんだろう?」
「一言で言うと、ここはまともな国とは到底言えない」
「気象庁は廃止して、日本から気象情報を買う方がいい。その方がずっと得だよ」
「日本の気象庁は強風が吹くはずだと2日も前から予測してたよ」
「韓国は気象庁ではなく中継庁なんです」
「これで国家機関というところがすごい」
「今年はすべてが異例だったと言い訳するつもりだな。暑さも雨も台風も」
「“うそ庁”がとうとう台風クラスの大問題を起こしたか。『おおかみ少年』の物語のラストを忘れたかな?」
「これだけの大被害なのに、ニュースは大したことのない台風が通り過ぎたみたいにずいぶん静かだったな」
「僕は日本の気象庁の予報を見て避難した。韓国に信じられるものはないからね」(翻訳・編集/吉は金)
(レコードチャイナ)
(引用終了)
世界で一番高い山は、ヒマラヤ山脈にある標高8,848メートルのエレベストであり、また世界で最も深い場所とは水深1万mを超えるマリアナ海溝のことである。地球をリンゴで例えると、皮の部分がエレベストの山頂からマリアナ海溝の最深部になるそうで、だから人類は地球内部のことなど何も分かっていないのは当たり前な話ではなかろうか。
地球物理学とは気象、火山、地震などを研究するもので、私も子供の頃は、気象通報を聴いたり、台風の進路を地図に書き込むなど興味を持っていたが、当時は東大や京大など、とても入学出来そうもない大学にしか地球物理学科はなかったので、諦めて別の道に進んだが、今でも興味を持っているし、探せば本棚のどこかに大学で使われている地球物理学の本が残っているかも知れない。
今では、野菜作りに精を出しているただのジジイになってしまったが、気になるのは天気のことで、晴れが続いても困るし、雨が降り続いても困る訳で、例えば種を蒔く時期も毎年同じではなく、天気の様子で判断しなければならないし、それでも失敗することがあるので「何をやってもダメだ」が口癖になってしまった。
日本は毎年のように台風が来襲する国であり、それでも気象庁が出す情報のおかげで、進路予想などが分かるので、対策を取ることが出来る訳であり、人間の力では進路を変えることなど出来ないのだから、自然とは恐ろしいものだとの認識を持つ必要があるが、韓国はそう思っていないようである。
レコードチャイナによれば、10月5日、韓国南部を直撃し大きな被害をもたらした台風18号に関して、韓国気象庁は「日本列島に上陸する」と予想し韓国への影響を想定せず、ほとんど注意喚起もしていなかったそうだが、日本の気象庁が発表していた進路予想とほぼ一致するコースを進んでいたのに、何の警報も出さなかったとなれば、韓国気象庁とは何のためにあるのか。
台風の進路予想で描かれている予報円とは、その中のどこかを台風の中心が通過すると推定している訳で、必ずしも予報円の中心を通過するものではないのであり、今回の台風18号では日本の気象庁は朝鮮半島の南端に予報円がかかると進路予想していた筈だが、それでも韓国気象庁は影響を想定していなかったのは、韓国にとって都合の悪い予報を出せないとして、日本に上陸するとの都合の良いまさに予報ではなく願望を出していたことになり、もう呆れるしかない。
韓国気象庁は本当の予報を出さないと言われているが、行楽シーズンともなれば好天に恵まれないと、観光客相手に商売をしている方は困る訳であり、それでも天気を変えることなど出来ないにも関わらず、雨や強風などの悪天候の予報では観光客が来なくなるので困るとして文句を言う者がいるようである。だから仕方なく、好天に恵まれるとかの嘘の予報を出すらしく、韓国の天気予報がほとんど当たらないのは、その国民性にある訳で、今回の台風に関して韓国気象庁は日本の気象庁と同様な進路予報があるいは出来たかも知れないが、その予報が当たれば当たったで、大きな被害が出たのは、そんな予報を出してためだと批判を浴びるだろうから、台風は日本に上陸し、韓国への影響はないと予想しておいて良かったのではあるまいか。
(2016/10/07)
写真:5日、韓国南部を直撃し大きな被害をもたらした台風18号について、韓国気象庁がその進路や勢力の予想を完全に外したと、韓国・ソウル新聞が6日付で報じた。写真は台風18号が襲った韓国。