中国外務省「日本の政治家は正しい歴史観を」
2016/10/18
【北京=西見由章】中国外務省の華春瑩報道官は18日の定例記者会見で、超党派の議員連盟による靖国神社への集団参拝について「われわれの立場は明確で一貫している。日本の政治家が正しい歴史観を持ち、アジアの隣国との和解と相互信頼の増進に資するよう行動することを希望する」と不快感を示した。
(産経新聞)
(引用終了)
今年も後2カ月ほどで終わるが、他にすることがないのか、お早うからお休みまで、日本に様々因縁を付けて来るのが支那と韓国であり、隣国に恵まれないのは日本の不幸なのだが、それでもお互いに引越しをする訳は行かないので、このままの状態になるとしても、出来れば関わりたくないし、だから、何か言って来ても、どうせ大したことは言っていないのだから、真剣に聞けばこっちが疲れるから無視すべきである。
日本と支那・韓国の間で起きている問題のほとんどは朝日新聞が震源地なのであり、朝日が問題にしていなければ、今でも何の問題にもなっていない筈だが、その朝日の手口とはご注進報道と称して、支那・韓国に日本国内の出来事を報告して、批判を呼び込み、それをまた報道する訳であり、事件事故が少なくなり報道するネタがなくなって困れば、事件を作れば良いとするのと同じだと言えるだろう。
総理や閣僚、国会議員らによる靖国神社への参拝に対して、支那・韓国からの批判を呼び込んでいるのも朝日によるご注進から始まっており、最近では安倍総理夫人の昭恵さんの参拝まで批判するようになっているが、総理夫人とは言え、一私人に過ぎない昭恵さんを批判しているとなれば、そのうち、参拝する日本国民は許せないと言い出すかも知れない。
産経新聞によれば、支那外務省の華春瑩報道官は18日、超党派の議員連盟による靖国神社への集団参拝について「日本の政治家が正しい歴史観を持ち、アジアの隣国との和解と相互信頼の増進に資するよう行動することを希望する」と不快感を示したそうである。
歴史とは事実であり、その歴史に対して、様々な歴史観や歴史認識が存在する訳で、だから国が異なれば同じではないし、むしろ異なるのが当然であって、日本は支那の主張する正しい歴史観とやらに合わす必要はなく、合わせろと言うのは属国になれと言っているも同然ではなかろうか。
支那が日本に対して「正しい歴史観を持ち」などと言うはお笑いであり、なぜならば中華人民共和国とは戦後になって建国した国であるのに、抗日戦争に勝利したとして、今年、大規模な軍事パレードを外国の要人を招いて実施したようだが、参加を見送った国が多かったのは歴史的事実に背いた軍事パレードであったからである。
変えることが出来ない歴史の事実を検証し、その捉え方の違いが歴史観や歴史認識であって、当然ながら、新しい事実が分かれば歴史観や歴史認識が変わってるもので、だから支那外務省の華春瑩報道官が言っている「正しい歴史観」などは存在しないのである。支那が、建国前にあった戦争で散華された英霊たちを祀ってある靖国神社に、日本の国会議員が参拝したら「正しい歴史観を持ち」とか言うのは間違いであり、支那こと正しい歴史的事実を認識せよと言いたい。
(2016/10/19)
写真:参拝を終えた「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の議員ら。中央は尾辻秀久会長=18日午前、靖国神社(納冨康撮影)