こんにちはの前に解散と言われて残念…安住氏
民主・安住淳幹事長代行「ちょっと残念なのは、(自民党幹部に)『もしもし』と電話すると、いつでも『いつ解散するんだ』と(言われる)。『こんにちは』の前に、『解散、解散』と言われると、ちょっと私も引いてしまう」(金沢市の民主党石川県連パーティーで)
(2012年10月13日21時38分 読売新聞)
(引用終了)
3年前の衆院選で私の住む街から選出されたのは民主党の新人候補者であったが、あちらこちらに掲示されているポスターで顔は何となく分かるのだが、名前の方が中々思い出せないのは国会において何をしているか分からないほど存在価値がないからであろう。未だにポスターが掲示されているとなれば、次期衆院選に再度立候補するつもりなのであろうが、ならば街頭演説などで、この3年間の実績を有権者にアピールするなどしている筈だが、街頭演説を行っているのを見たこともないし、どこかで行っていたとの話も聞いたことはない。
民主党代表選の際に、野田総理の東京・新宿での街頭演説に対して罵声が浴びせられ、演説が聞こえない程であったそうだが、その状況に民主党議員の多くは危機感を覚えたであろうし、もし解散となって衆院選が行われても、再当選は難しいとして、ならば、任期一杯まで高額な歳費を貰える議員でありたいと思っていたとしても何ら不思議ではなく、すっかり国民の信を失っているとしても任期途中の解散などあり得ないと思っているのではあるまいか。
今やお早うからお休みまで国民の暮らしを邪魔する民主党との印象だが、平然と嘘をつき、国民を騙し、特亜国だけには優しいとなれば解散を求める国民の声は大きくなることはあっても、収まることはないだろう。
野田総理は8月に自民党の谷垣総裁(当時)に、近いうちに解散することを表明し、その後、しかるべき時期としているが、もう10月であり、嘘つき民主党は今始まったことではないとしても、国民は「いつ解散するのか」と、その時期を明示しない民主党に対する批判を強めるのは当然である。
報道によれば民主党の安住淳幹事長代行が「(自民党幹部に)『もしもし』と電話すると、いつでも『いつ解散するんだ』と(言われる)。『こんにちは』の前に、『解散、解散』と言われると、ちょっと私も引いてしまう」と金沢市の民主党石川県連パーティーで語ったそうだが、国民もそう思っているし、言われるのは当然であり、野田総理が「近いうちに」と言って解散することを約束したのだから、自民党としては約束は守って欲しいと言っているに過ぎず、そのように言われて当然なのに「引いてしまう」 はないだろう。
自民党政権時代に解散の約束すらしていないのに「いつ解散するんだ」と迫っていた民主党だが、自分たちが政権政党になると解散の約束すら反故しても良いと思っている訳で、国民のためになることはせず、苦しめることばかりしてきたとなれば解散は民主党の最初で最後の国民のための仕事であり、もう国民が望んでもいない余計なことはするなと言いたい。
(2012/10/14)