自衛隊誘致を要請/与那国町議会が決議
【与那国】与那国町議会(崎原孫吉議長)は十九日の九月定例会最終本会議で、 町への自衛隊誘致に関する要請決議を賛成四、反対一の賛成多数で可決した。
町と町議会には、与那国防衛協会(金城信浩会長)から五百十四人分の署名とともに、自衛隊誘致を求める陳情書が提出されていた。
外間守吉町長は「五百十四人の意向を重く受け止めるが、反対もあり、 町民の意見は一つではない」などと述べ、慎重に対処する姿勢を示した。 要請決議では「自衛隊という国家の防衛力で身を守りながら、充実した国家予算を獲得し、関連事業で雇用促進を図り、島民全員が安定した生活基盤を築き、子孫に繁栄をもたらす方策は自衛隊誘致しかないと言い切っても過言ではない」としている。
反対した小嶺博泉議員(37)は市町村合併をせずに自立する道を選んだことを踏まえ、「交付金などをあてにした考えは他力本願で自立ではない。人口千六百 五十人の島で、二週間足らずで五百十四人の署名を集めたというが、メリットやデメリットを示していない」などと意見を述べた。
(2008/09/20 沖縄タイムス)
(引用終了)
沖縄には一度行ったことがあり、本島、石垣島、西表島の三つの島 を巡ったが、石垣空港にて、与那国島に行く定員は10人位であろうか、小さな飛行機が止まっているのを見たが、西表島のさらに西にある与那国島は台湾に最 も近い国境の島と言われており、その西表島さえも秘境と言われている位だから、それよりまだ西にあることは自然環境が素晴らしいのではと思い一度は訪れて 見たいと考えていたが、なかなか実現しないまま年をとってしまった。
その与那国に自衛隊を誘致しようとする動きがあり、沖縄タイムスによれば与那国町議会は19日、定例会最終本会議で自衛隊誘致に関する要請決議を賛成4、 反対1の賛成多数で可決したとのことであり、これを沖縄タイムスが報じたことは、決して好意的なものでないことは、外間守吉町長のコメントの他に反対した 小嶺博泉議員(37)の意見だけを報じて、賛成した4人の議員のうちの一人の声さえも報じていないからであり、沖縄タイムスは与那国に自衛隊を誘致しては いけないと考えていることは確かであろう。
与那国の人口は1650人とのことで、与那国防衛協会(金城信浩会長)は2週間たらずで、内514人から自衛隊誘致の賛成する署名を集めたそうだが、反対 もいるとして外間町長は慎重に対処する姿勢を示したそうであり、町長が 消極的では自衛隊の誘致が実現する可能性は低いであろうが、台湾に最も近いことで、支那による台湾侵略が現実になった時に、空港があることで与那国は支那 の人民解放軍に占領されるおそれがあり、台湾全土に対する空爆や、来援する米空母機動部隊に対する牽制や攻撃の基地になると思われ、もし自衛隊基地があれ ば、支那への牽制になる訳だが、誘致に反対する者にはそのような考えはないのだろうか。
支那は尖閣諸島を狙っているのは、海底資源があるからであろうが、沖縄の領有権まで主張していることは、東シナ海を内海化して、制海権を確保して、太平洋 への出入り口を作ることであり、そのためにはまず台湾を侵略することが必要であり、であるから、台湾に最も近い与那国を占領することを考えていることは間 違いないと言って良いであろう。
凄まじい軍備増強をしている支那は西太平洋の支配を画策しており、そのような脅威があるのにも関わらず、与那国に今まで、自衛隊が駐屯していなかったこと が不思議な位であり、那覇に駐屯する第1混成団は近く旅団化されるそうだが、与那国は勿論のこと八重山諸島方面に陸自部隊を駐屯させることは急務であり、 また、おかしな反日団体が涌いて来て「自衛隊基地反対!」と叫ぶであろうが、日本人ではないかも知れず無視すれば良い。
それにしても、自衛隊誘致に反対している与那国町議会の小嶺議員の誘致することでのメリットは要請決議の通りで、私でも理解出来るが、誘致することでのデメリットとは何かを教えて欲しいもので、反対するからには、それを自ら示すべきではなかろか。
(2008/09/21)