産経・FNN合同世論調査】石破氏、敵失で1位か 首相を僅差で上回る
2019/12/16
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で、次の首相にふさわしい政治家を尋ねたところ、自民党の石破茂元幹事長が安倍晋三首相を僅差で上回った。9月の調査では首相が石破氏を抑えていた。「桜を見る会」をめぐる疑惑が首相を直撃する中、石破氏が「ポスト安倍」候補として一定の存在感を示した形だ。
今回の調査では、石破氏が18・5%の支持を集め、首相(18・2%)や小泉進次郎環境相(14・5%)らをリード。桜を見る会に関する首相の説明は、自身の支持層でも「納得できない」が「納得できる」を上回っており、政権に厳しい姿勢で臨んできた石破氏が浮上した。
ただ、自民党支持層に限ると首相は34・4%で石破氏の20・6%を突き放し、年齢別でも男性10・20代や30代は首相が石破氏を上回った。石破氏がポスト安倍に本格的に挑むには、自民支持層や若年層の支持を固める必要がありそうだ。
一方、「令和おじさん」として存在感を高めていた菅義偉官房長官は9月調査の6・3%から3・0%に急落した。菅氏に近い2閣僚の辞任などが、失速につながったとみられる。
(産経新聞)
(引用終了)
今は自公連立政権であるから、内閣総理大臣になるには自民党総裁になる必要があり、そのためには自民党所属国会議員の支持を得るなどして、総裁選に勝たなければならない。自民党総裁候補者になる条件として、党所属議員の中から推薦人を20人以上集めることが必要で、そのためには自民党内から総裁に相応しいとして支持と信頼を得ていなければならず、だから総裁選の時だけ頭を下げたとしても推薦人になろうとは思わないであろう。
ポスト安倍候補として名前が出ていた一人は石破茂元幹事長らしいが、今ではすっかり過去の人となり、味方を後ろから撃つようなことばかりしていたことから自民党内での評判も良くないし、総裁選に出ても20人以上の推薦人を集めることは難しいとまで言われている。
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で、次期総理に相応しい政治家として石破氏が安倍総理を僅差で上回ったそうであり、「桜を見る会」をめぐる疑惑が安倍総理を直撃する中、石破氏が「ポスト安倍」候補として一定の存在感を示した形だと報じられているが、このような世論調査に積極的に回答する方の中には野党支持者もいるだろうから、意味のない世論調査ではなかろうか。
この記事の中に「ただ、自民党支持層に限ると首相は34・4%で石破氏の20・6%を突き放し」とあるように、石破氏は野党から支持されていても自民党内で支持する方は少ないようで、確かに日本の総理として、あの品のない顔を国際社会に晒すことで、日本に対する印象が良くなるとは思えず、かっての悪夢の民主党政権を彷彿させるような気がしてならない。
幸いなことに自民党内でも石破氏を支持する方は少ないとなれば、総裁選で出たとしても勝つことはないだろうが、万一にも総裁になり総理になったとなれば、自民党は支持者離れにより野党に転落する覚悟をした方が良いだろう。なぜならば、安倍政権で行われている韓国に対する輸出管理の厳格化などの路線が、石破氏の普段の言動から推察して韓国民を喜ばす路線に変更される恐れがあるからである。
石破氏が総理を目指すならば自民党を離党して、現野党の一員となった方が良いし、なぜならば前述したように野党から支持されているし、偏向メディアも安倍総理に対して行っている凄まじい批判と同様なことをを石破氏にも行うとは思えないからだ。なにせ、お仲間として、今でも偏向メディアは石破氏に気遣う報道放送をしているし、日本の総理として相応しいのは偏向メディアから常に批判されている必要があり、その点からしても石破氏が総理になり得ないのは当然と言えるだろう。
(2019/12/19)
写真:衆院憲法審査会に臨む自民党・石破茂氏=国会・衆院第18委員室(春名中撮影)