日本を舞台にした24人編成のコールドもしっかりあるグランドバレエの初演は1957年。
改訂はあるものの、ストーリーも踊りの見せ場も作りが上手く、いま見ても面白い。
和要素の取れ入れ方も良いし、テーマ音楽もしっかりある。
人間、竜妃となる乙女、竜神の神性の違いもくっきり。
開幕前、休憩中に牧阿佐美氏の追悼映像。
私は牧氏は広報映像を見てきたので笑顔の印象が強いんだけど、
指導者としてダンサーに接するときの顔はとても厳しく、
妥協がないからこそ、いまのカンパニーがあるんだろうな、と。
【配役】
春日野すがる乙女:中川 郁
岩足:水井 駿介
竜神:菊地 研
黒竜:田切 眞純美
竜神の使い:ラグワスレン・ オトゴンニャム
竜剣の舞:阿部 裕恵
他牧阿佐美バレヱ団
指揮 :デヴィッド・ガルフォース (プロフィールはこちら>>)
演奏:東京オーケストラMIRAI (プロフィールはこちら>>)
芸術監督:三谷恭三