やはり稽古場とは熱量が違う。
(ホールの大きさということではなく)
パフォーマンスは舞台で見せてなんぼ、なんだな。
そして、衣装、ライト、(録音といえど舞台向けに調整された)音楽、
など、総合芸術なんだなあ、を実感。
再演作品はどれもブラッシュアップされていて
主題など表現したいことが整理されていた。
岡崎さんの「Scramble」は
振付ということが手探りのかんじがまだ残っていて
なんだか懐かしかった。
今回の新作は水香ちゃん用。
ダンサーの持ち味を上手く調理していた。
この2つに距離があって、
「作品を作る」手法を確立したんだな、と思った。
木村さんの作品からスカピンの
「人が築いた心の壁を 打ち砕き 解き放つ その日はいつか」
のフレーズが頭に浮かんだ。
アルバレスさんの夜叉は、
この音楽で「夜叉」という取り合わせが
なんど見ても作品として面白く、
見ていてちょっと恐い。
"Scramble"
振付:岡崎隼也
音楽:エイチ・ゼットリオ
安西くるみ、工 桃子、相澤 圭、鳥海 創、後藤健太朗、昂師吏功、山下湧吾
"RISE" -初演-
振付:木村和夫
音楽:ジョン・ウィリアムズ、ケルティック・ウーマン
柄本 弾
沖香菜子、足立真里亜、上田実歩、榊優美枝、中沢恵理子、菊池彩美、長谷川琴音、
木住野真菜美、花形悠月、本村明日香、栗芝みなみ、鈴木香厘、富田翔子、富田紗永
"Calling..." -初演-
振付:岡崎隼也
音楽:カミーユ・サン=サーンス
上野水香
"理由"
振付:岡崎隼也
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ、ジャズトロニック
秋山 瑛、涌田美紀、足立真里亜、中沢恵理子
"Adagietto"
振付:ブラウリオ・アルバレス
音楽:グスタフ・マーラー
奈良春夏-秋元康臣、岸本夏未-樋口祐輝、
上田実歩-山田眞央、瓜生遥花-岡﨑 司、前川琴音-海田一成
"夜叉"
振付:ブラウリオ・アルバレス
音楽:アルトゥーロ・マルケス
中川美雪-宮川新大
榊優美枝-大塚 卓、長谷川琴音-南江祐生、花形悠月-生方隆之介、松永千里-昂師吏功
"運命"-抜粋版-
振付:岡崎隼也
音楽:ロディオン・シチェドリン
伝田陽美、柄本 弾
政本絵美、秋山 瑛
秋元康臣、池本祥真
沖香菜子、加藤くるみ、樋口祐輝、鳥海 創