きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「The Tokyo Ballet Choreographic Project 2020」

2020年09月05日 | バレエ・ダンス






やはり稽古場とは熱量が違う。
(ホールの大きさということではなく)
パフォーマンスは舞台で見せてなんぼ、なんだな。
そして、衣装、ライト、(録音といえど舞台向けに調整された)音楽、
など、総合芸術なんだなあ、を実感。

再演作品はどれもブラッシュアップされていて
主題など表現したいことが整理されていた。


岡崎さんの「Scramble」は
振付ということが手探りのかんじがまだ残っていて
なんだか懐かしかった。
今回の新作は水香ちゃん用。
ダンサーの持ち味を上手く調理していた。
この2つに距離があって、
「作品を作る」手法を確立したんだな、と思った。

木村さんの作品からスカピンの
「人が築いた心の壁を 打ち砕き 解き放つ その日はいつか」
のフレーズが頭に浮かんだ。

アルバレスさんの夜叉は、
この音楽で「夜叉」という取り合わせが
なんど見ても作品として面白く、
見ていてちょっと恐い。


"Scramble"
振付:岡崎隼也
音楽:エイチ・ゼットリオ
安西くるみ、工 桃子、相澤 圭、鳥海 創、後藤健太朗、昂師吏功、山下湧吾

"RISE"    -初演-
振付:木村和夫
音楽:ジョン・ウィリアムズ、ケルティック・ウーマン
柄本 弾
沖香菜子、足立真里亜、上田実歩、榊優美枝、中沢恵理子、菊池彩美、長谷川琴音、
木住野真菜美、花形悠月、本村明日香、栗芝みなみ、鈴木香厘、富田翔子、富田紗永

"Calling..."  -初演-
振付:岡崎隼也
音楽:カミーユ・サン=サーンス
上野水香

"理由"
振付:岡崎隼也
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ、ジャズトロニック
秋山 瑛、涌田美紀、足立真里亜、中沢恵理子

"Adagietto"
振付:ブラウリオ・アルバレス
音楽:グスタフ・マーラー
奈良春夏-秋元康臣、岸本夏未-樋口祐輝、
上田実歩-山田眞央、瓜生遥花-岡﨑 司、前川琴音-海田一成

"夜叉"
振付:ブラウリオ・アルバレス
音楽:アルトゥーロ・マルケス
中川美雪-宮川新大
榊優美枝-大塚 卓、長谷川琴音-南江祐生、花形悠月-生方隆之介、松永千里-昂師吏功

"運命"-抜粋版-
振付:岡崎隼也
音楽:ロディオン・シチェドリン
伝田陽美、柄本 弾
政本絵美、秋山 瑛
秋元康臣、池本祥真
沖香菜子、加藤くるみ、樋口祐輝、鳥海 創
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「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020 - MANGA ⇔ TOKYO」

2020年09月05日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)








マンガ等の江戸&東京とリアルの東京をリンクさせる展示。

東京は壊され再生される。

ジオラマは撮影可。
「あしたのジョー」や
「佐武と市捕物控」などの原画展示も。
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「オフィシャル・シークレット」

2020年09月05日 | 映画


英国諜報機関の女性が戦争阻止のために
業務で知った情報をマスコミにリークする。

派手さはないけど、
ロジカルに着実に話を積み上げつつ、
ちゃんと娯楽作品になっていく。
「今」に、当時を描くのは
後出しジャンケン的ではあるけど、
「仕えるのは機関ではなく国民」
国からの脅迫、いじめがあっても、
このポリシーを毅然と、ではなく、
ごく自然に持ち続けるのが凄いな。
「各員の義務」ってやつかな。

オチはまさかの、、、だった。

英国の法廷はまだあのカツラなんだ。

現代の普通の女性役のキーラがとても新鮮。
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