きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「柳家喬太郎自作を語る」東急BE特別講座(2)

2003年09月20日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
本日は、自作を分類し、それぞれどのように作ったかを簡単に説明していきました。

【タイプ別 柳家喬太郎自作落語抄】
●アイディア先行型
<シチュエーション先行型>
 ・派出所ビーナス
   → 女性警官ばかりの派出所ができた、というニュースを聞いて思いついた。
     「狭い空間で女性ばかり」というので話を作った。
 ・寿司屋水滸伝
<キャラクター先行型>
 ・干支彫り

●ギャグ先行型
  → 「これが言いてぇ~~」というギャグがあった。
    オチのギャグを悟られないように
    話を練る必要があるため、プロット先行型とも被る。
 ・甚五郎の鐘
 ・白日の約束

●プロット先行型
  → オチを悟られないように作り込む。トリッキーな作品
 ・夜の慣用句(CDでは「座右の銘」だと思う)
 ・午後の保健室

●キャラクター先行型
 ・笑い屋キャリー
  → ただでさえ自作の登場人物は濃いが、これは名前からしてさらに濃い
 
●落ち先行型
 ・諜報員メアリー
 ・おみくじ
 ・いし

●テーマ先行型
  → モトは「三題噺」など。お客さんからテーマを貰って作った
 ・ハワイの雪
 ・喜劇狸商店街
 ・母恋いくらげ

●パロディ先行型
 ・オトミ酸
  → 題名の通り「ちはやぶる」系。
 ・肉の城木屋

●時事ネタ先行型
 ・お別れ清掃曲
  → 東京都のごみ袋が半透明化されたネタ
 ・純情日記渋谷篇
  → 渋谷ハチ公が移動する?というネタ

●題名先行型
  → 題名が思いついちゃった
 ・歌舞伎町心中
 ・人妻販売員

余談ですが、されたくない質問が3つあるということです。
 ・なぜ落語家になったのか?
 ・弟子入りする師匠を決めた理由は?
 ・着物は何枚持っているか?
特に師匠については、「好きだから、以外の理由は無いに決まっている。愚問だ」。ということなので、街でkyonkyonにあっても、上の3つは聞かないでね(はぁと)
コメント
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