きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「愛するには短すぎる/ネオダンディズム-男の美学-」宝塚星組

2006年11月07日 | 宝塚(星組)
ナマで見るわたる君は今日が最後。
中継で最後の舞台を見ることはできるけれど
「男役トップ」として
舞台に立つわたる君を見るのはこれで最後。
涙ボロボロ。
いい話を書いて貰えたよね。
正反対のように見えるけど、
わかりあう親友。
この短い出会いを一生の宝とするも
別れてそれぞれの道を歩み出す男と女。
「あと1日しかない」
だんだんタイムリミットが迫ってくる。
限られた時間の中だからこそ
記憶に焼き付くんだよね。
バーバラ(クラウディア)も、観客も。
「愛するには短すぎるなんて言わない」
「さよなら」を言わないのは宙組トップコンビだったなあ。
いや、それは、ともかく、ね。
客に背を向け、歩み出すわたる君の背は凛々しい。カッコイイ。
滂沱。

不倫の三角関係も良かったなあ。
なぜか同じ服を・・とか、小ネタが良いのだ。
「057 オコナー!」と叫ぶ船員の間も良いし。

ショーは、「惜別」も泣けたけど
「ガウチョ」も来た。
これもある意味「ザ・タカラヅカ」だもんなあ。
こんな踊りは他では見られない。
これっきりなのだ。
オープニングも好きだし。
「ネオ」とつくけど
最近の手っ取り早い焼き直しではなかった。
「ダンディズムとはなんでしょう」は
「ル・ポワゾン」のOPの涼風さんを思い出す
「アチチ」の衣装で歌うとうこちゃんは
「ネオ・エゴイズト」のマリコさんの絶唱を思い出した。
けど、うま具合に取り込んでいるな、と。
そして、黒タキ、デュエットダンス。
お別れは辛いけれど、素敵な場面が続き幸せでもあった。
 
若手の歌い継ぎは、バッチリ歌詞が聞き取れた。
私の周波数に合うのかなあ。
歌のうまい子が多いよね。
 

など。
泣きつつ。
幕間にタニのトップ内定を喜び。
最終的に思ったのは
「金を積んでも本人に資質がなければ3番手止まりなんだなあ」ってことでした。
カネ・コネって限界があるのね。
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