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クチコミどおり話らしい話はない。
強いていうなら戦中の上海の動乱を乗り切った男の、風景、かな。
私は話がなく意味のない会話が続く中で
一筋の涙を流すチャン・ツィイーの様式美を
拝みに行ったので不満はありません!
あらすじだけ見ると
中国の裏社会とヤクザの銃撃戦がメインと思うけど、
そんな場面はほぼありません!
かといって、ウォン・カーウァイのように
最後にピースがピタッとハマる爽快感もなく、
「花様年華」のような美しさもなく、
ただただ話の断片が時系列無視で綴られます。
街並みと衣装は端正で、
ここは大画面で見る価値あり。
浅野忠信の中国語台詞は吹替かな。
日本語台詞だととたんに発声が弱くなり聞き取りづらくなるので、
ああ、本人だな、と。
地下室はどんだけ広いのかしら。
たぶん、黒猫は無事。たぶん。
剣戟、武侠、魔道の話を50話見てたので、
銃撃戦を見て、ああ、こちらに帰ってきたわー、
と思っちゃいました。
いかん、いかん。
シネマート新宿のワンコ(ジャン公)が
虎になっていました。
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