きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「DREAM LADIES(ドリーム レディース)」

2013年04月24日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
かつて一世を風靡したグループ「DREAM LADIES」。
10年前のコンサートを解散し
グループのメンバー4人は
それぞれの道を歩んでいたが
彼女たちの元マネージャーの結婚式で
久しぶりに4人で歌うことになった。
かつてのときめきを思い出す4人。
そして、、、
彼女たちが最後のコンサートを行った名ホールが
このたび100周年を迎えることになった。
再結成の報を聞き、
ホールの支配人が出演依頼に来た。
4人は拒否。
それなら、「DREAM LADIES」をリスペクトした新グループ
「DRAMATIC LADIES」を起用すると言う支配人。
彼女たちのパフォーマンスを見た4人は
対抗心メラメラ!
出演を引き受ける。
実は、それは支配人の策略だった。
仲直り?した8人は、ホール100周年コンサートに
揃って出ることになる。


2部構成で、前半は上記の内容、
後半は「DREAM LADIES」のコンサート、
といったかんじ。

マミちゃん、わたるくん、かしげちゃん、タニちゃんは
それぞれの出演作のソロが何曲か。

話としてはとてもベタで、ちょい寒い。
マミちゃんのコンサートに行っていれば
こういう流れも知っているけど
あらためて芝居として見ると少々弱いというか。
ただ、中村Aが付いているんだから
TCA以上の「今年の・・・」パロ以上に仕上げられなかったのは
マミちゃんだけの責任じゃないと思うよ。
(欲目だけどさー)

まあ、それはともかくとしても。
私がとても熱心に通っていた時期のトップさん&作品を
再びナマで見ることができて
それだけでもう感激です!
マミ・タニの並びで涙、
ガイチ・タニの並びで涙、
「情熱の翼」でマミ・ゆうこ・ガイチのトリオになって滂沱。

マミちゃんは変わらずマミちゃんだったけど
さすがに声量は落ちたかなあ。
わたるくんは女優さんなんだけど
漢らしさもあり、いいバランス。
かしげちゃんはかなり女の子。
タニちゃんは巨乳。
だけど、時々とても凛々しかった。
お歌は前より良くなった気がする・・・。

序列的には、男1>娘1>ガイチ>ねったん&そのか、かな。
カテゴリー内は就任順。
ガイチのソロが聞けて嬉しかったよ。

ゆうこちゃん、ゆりちゃんのダンスは
現役時代と変わらぬキレ。
その中に入った彩音ちゃんが
意外にも見劣りすることがなかった。
ダンスの技術レベルが高いというより、
なんでしょうか、やっぱり娘1のオーラがあるというのか。
ちょっと惚れ直したよ。

そのか、あかしは、まだまだバッチリ男だ。

ダンスの振付は、カッコイイときと
ないわー、ってときが混在。

マミちゃんはタニちゃんと同じ組。
わたるくんはかしげちゃん雪時代タニちゃん月時代に特出。
かしげちゃんは宙でタニちゃんと一緒。
微妙に繋がる線。


今回のゲストはまりこさん。
前半の芝居にちょこっと出演、と
後半のショー部分で「国境のない地図」から「風になりたい」と
「シュビレーション」を歌ってくれました。
あの歌声はクセになりますよね。
音程なんかどうでもいいんですよ。
チギとかも、ここまで到達してくれれば・・・。
音程はかなり微妙ですが
やっぱり心がこもった暖かい歌声で。
まりこさんがトップになったときは
ベルリンの壁はまだまだリアルで。
その壁を越えて自由に吹く風に思いを乗せた歌は
なんかい聞いても泣けてきます。
「シュビレーション」では
白いドレスの淑女風のゆりちゃんと
金ピカのパンツと白いスターブーツのわたるくんが
ポンポンを持って参加。
かつての相手役、上級生を盛り上げました。


この世代に思い入れがないと辛いかもしれないけれど
私は充分堪能しました!
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