アメリカの最高裁判所の判事を務める
ルース・ベイダー・ギンズバーグのドキュメンタリー。
ドキュメンタリーだけど構成がうまく
ぐいぐい引き込まれて、面白い。
軍事学校の女子入学については
「入学基準に達した体力があるなら」など、
単純に「女性の権利!」じゃないから
多くの人に支持されたのだろうな。
反対意見の人とも議論をし、
公正中立を心掛ける。
できそうで、なかなかできないことを
長年やってきた人なんだなあ。
この映画を見る限りだけど。
彼女が支持されるのは
「良き妻、良き母」の部分も
あるからかもしれないけれど、
互いに尊敬できる伴侶なのも真実なんだろうし。
クリントン時代の最高裁判事だけど、
彼女の実力が発揮されたのはカーター時代なんだね。
彼女が読み上げる判決文は
修飾詞がない簡素な言葉だけど
とても力強く明確で
翻訳でもわかりやすい。
知性も素晴らしいけれど、
体力もすごい。
私より体を鍛えている。
素晴らしい女性がいるもんなんだな!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます