きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「偽りの花園」第23話(転地療法の罠)

2006年05月03日 | 偽りの花園
破廉恥極まる、
とんでもない策略


・坊ちゃんのホテルに、母が差し入れに来る。
 衣装持ちのわりに、いつも同じ服を着ている坊ちゃんなのだ。

・兄と妹として「好き」
 妹とわかって「もっと濃密な」愛情が生まれた

・早く帰ってきて欲しい・・・

・別荘地、お姉様の椅子の後ろに無意味な洋書。

・台所には缶詰多し。保存食?

・来年の春まで、
 赤ちゃんを産むまで、
 ここにいてもらわなくては。
 寛次郎の子供を妊娠していると、お姉様の衝撃の告白。
 「あなたが産むのよ」
 「産んだことにする」のが正しいのでは?

・寛次郎さんの胤。
 私が体を痛めて産んで差し上げるのよ。
 だからあなたも努力して、
 と、レモンを握りつぶすお姉様。握力はいくつ?

・この理屈には呆れるほかない。
脳天を
割られるような
衝撃

 寛次郎が嫌いなら、渡りに船なような気がするんだけど。

・ちょっとずうずうしい柏原夫妻。
 旦那がちょっとオカマ。
 上品な男を演技で表すとオカマになるのはナゼだ。

・美禰子は女中を兼ねている

・やってられないわーーーな表情の美禰子

ペーペル再登場!
 「農村突撃隊」でご活躍中のペーペルはテンションが高い。
 もともと高いのか、坊ちゃんを騙すためなのか?
  → 坊ちゃんが連れ去られた後、イヌだと判明したんだよね?
    坊ちゃんは、まだ彼がイヌとは知らない状態なんだよね?

・でも、坊ちゃんは「個人的な理由」で運動から身を引くそうな。
 ペーペルの勧誘失敗か?

・寛次郎のことは放っておけ。
 お姉様、断言。

自分のことのようにウキウキ
 自分のことだもんね~~

・姉妹の寝室に、なぜかメデューサの絵。
 誰の趣味だ?

・「優しく触って」
「どうしてこんなに柔らかいの」
 禁断の果実がここにも!

・華族とは。
   なにはあっても不思議ではないで世界。
   美しさに敏感で美の追究には努力を惜しまないと思ったら
   逆に、どんな醜いことにも頓着しない。
   どんな破廉恥なことでも眉一つ動かさずやれてしまうんだわ。
 肯定するお姉様。
   美醜も善悪も、両極端を二つ合わせれば、結局同じなの。
 なるほど、と、なんとなく納得。
 お姉様に騙されているかしら???

・お父様のガウンの柄が笑える。

・「君も素早いな。
  結婚してすぐに子種を付けたな。」
 婿養子は種馬。

そんなに長い間・・・・・
 放心する坊ちゃん。

・「妹といえば古来から恋人のことと決まっているんだ。

  → 紫草の にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに われ恋秘めやも

  でも美禰子とは肉体関係は結ばない。
  その分だけ、以前より、もっと切ないよ。
  もっと濃密に、美禰子に恋している」
 どこまでプラトニックに耐えられるのか。

・美禰子は妊娠を偽装工作中。
 その間、お姉様はどうなさるおつもりなのかしら?


次回予告。
坊ちゃん、父の愛を確認?
今後は自爆テロに向かうのか? 


関係ないけど、「今浜」に来た菊池寛って
「真珠夫人」の原作者なんですよね。
製作者の遊びゴコロなのかしら。
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