きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「壬生義士伝/Music Revolution!(1回目)」宝塚雪組

2019年08月15日 | 宝塚(雪組)

ダンダラ羽織を新調!
水色版はたくさんあるはずなのに!
ダーイシ!!
(まず、そこ)

鹿鳴館の人々は「その後」を伝える係で、
ダーイシはきっぱり説明を放棄し、
好きなよう作っている。
「油小路も伊東も常識だよな!
 新選組結成の話はみんな知っているよな。
 近藤、土方がどういう人かを知らない人はいないよな!」
ぐらいの勢い。
好きなネタを好きなように作って、
楽しかっただろうなあ。

娘役の出番が少ないとか、
専科特出がアレかとか、
言いたいこともたくさんあるけど!
金のために人を斬る貫一郎がさ!
修羅の道なのに汚れてないんだよ!
周りの人もさ!
彼に見合いを進める人達も
彼に生き延びて欲しいからだし!
出世した幼馴染もさ!
辛いし!!
あー、もー、語彙力!!

だいもんは頭を下げてばかりで
いっつも人の良い笑顔で、
でもきっと、妻子の生活費のためには
容赦なく人を切るし、
一太刀で敵の命を奪えるんだろうな、
というのが、そんな台詞が無くてもわかる。

賊軍となり、藩には頼れなくなった。
そんな彼に幼馴染みは、精一杯の情を示す。
それしかできない、武士の世。

面倒くせーと言いながら動いちゃう翔ちゃんの土方、
殺気だったあーさの斉藤、
笑顔のひとこの沖田など、
それぞれの個性が際立っていた。

きいちゃんのしずは妻としての健気さも
母としての愛情もきめ細かく表していた。
みよは華やか。
我が儘に見えて、
彼女を選ぶのもアリだよな、
と納得させる部分がよく見えた。


だいきほ、退団公演は
ラブラブなバカップルの
能天気な作品だといいなあ。
次もアレだしさあ。


ショー。
ジャズの場面は踊りまくるし、
怒涛のみんなでフェッテも迫力があるけど、
一場面が長いので構成は平坦。
総踊りは結局どこを見ていいかわからん。
途中で息切れしちゃった。
疲れたわー。

スパニッシュの衣装は見覚えありあり、
ロケットはミーマイのアレに音符を貼り付け、
娘役の場面のきいちゃんの衣装は
霧駅デュエダンのまりものドレス、
では新調はといえば中詰の
ヘンな色の組み合わせとかとかよね。
なにゆえーっ!

芝居の指揮は御崎先生、
ショーの指揮は橋本先生。

カチャは、だいもん、みりおと同じ89期か。
  咲、キキ93期
  愛ちゃん94期
  礼、光、れいこ95期
  みつる85期。
うーむ。


公演デザート。
「みーるっく れもんでしょ!」(410円)
ミルクプリンにレモンピューレをのせ、
ホイップクリーム、レモンケーキ、
ゼリーin瀬戸内レモンソースをトッピングしました。
夏にさっぱり、ミルクとレモンのハーモニーを
お楽しみください。


見た目どおりの味だけど
さっぱりして美味しい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 最近の美味しいもの(2019.08... | トップ | 「ライオン・キング」 »

コメントを投稿