きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ローンレンジャー」

2013年08月30日 | 映画
ラストの列車アクションと白馬のテンションで
全編作って欲しかった。
重たい話にしなくていいのに。

「インディアン物」について、
米国の映画人は無条件に作りたい気持ちがあるんだろうな。
しかし、現代においては、白人のエゴも描かねばならない。
その良心が単純な憧れとぶつかって、
結果的にどっちつかずの、
物凄く中途半端になってしまった印象。

ディズニー映画のいつもの「悪党の下っ端」とか、
セオリーを踏みつつも、
ジョニー様には「これ系をやらしときゃいい」的な
安易な発想がすごく見えてげんなり。
笑いを狙った場面も仕掛けが見え過ぎだし。

ジョニーは先住民の血を引いているのに、
この役をなぜ引き受けたんだろうなあ。

前半であっさり死んじゃう兄さんがすごく良かった。
それだけに不倫テイストが漂ったのがイヤだったなあ。

キモサベとは「劣った弟」という意味だそうです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アニハーノフ氏のインタビュ... | トップ | 池波正太郎展@松屋銀座 »

コメントを投稿