きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「SPACE ADVENTURE コブラ」公開40周年記念 特別4K上映

2022年12月08日 | 映画




昔のアニメって原作改変し過ぎだよねー、
そりゃイノタケ先生が自分主導で作りたくなるわなー、と思ったけど、
こちらは寺沢先生が脚本に入っていたのね。

まあ、三姉妹から、ターベージから、最終兵器までを
2時間では描けないので改変するのはわかるけどね。

それよりも。
クリスタルボーイ、クリスタルはわかるけど、
ボーイはどうなんだ。
あきらかにおっさんなのに。
と、いまさらに思ったり。

いわゆる「声優」さんではない人が演じているので
公開時から苦手な部分があり、
今回も違和感はありました。
松崎さんの飄々としたところはコブラらしい。
野沢さんと同じぐらい好き。

絵は綺麗!
4Kでさらに美しくなった。
色合いがビビットなのに、
うるさくない。
とても鮮やか。
この作品の良さが倍増。

出崎杉野コンビも大好き!
原画に荒木さんや姫野さんもいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ブラックアダム」

2022年12月08日 | 映画


信念のあるアンチヒーローではなく、
蘇った時代や人間関係が把握できていない
巻き込まれた超人なので、
話がいまいちすっきりしない。

正義でも悪でもない、
力が強い、ただのはた迷惑な存在。
コメディにもシリアスにも振り切れず、
設定世界が地球なのか近未来なのかもわからないので、
どうやって見ればいいんだか。

彼と結果的に共闘するJSA(ジャスティスなんたら)の
鳥人と魔術師の、前からなにかありそうな、
でも全く詳しく描かれない、
匂わせだけの関係がちょっとエモい。
ピアース・ブロスナンの品のある芝居が素晴らしいので
「長命の魔術師」の説得力が半端ない。
彼の芝居だけで料金の元が取れる。
ロック様は芝居自体は悪くないんだけど、
いかんせんキャラに魅力がない。

ヒロインの息子の部屋で大乱闘の場面で、
DCヒーローのあれやこれやがナニされるんだけど、
笑うところなのか、どうなのか?

この息子が、話を動かすためだとはいえ、
無駄に首を突っ込みすぎて。
お母さん、ちゃんと躾けて、と思う。

画像付きエンディングロールの後に、
次回への「続く」っぽい場面がありますので、
お見逃し無く。
マーベルと違って字だけの
長いエンディングロールの後にはなにもありません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする