きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

〈アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト2020〉 Bプロ

2020年02月08日 | バレエ・ダンス


― 第1部 ―
「伝説」
振付:ジョン・クランコ
音楽:ヘンリク・ヴィエニャフスキ
エリサ・バデネス
フリーデマン・フォーゲル


アクロバティックに偏ることなく美しく見せる。
「愛と喝采の日々」の印象が強いので、
リフトのあとにチャイパドの音楽が来るのを身構えてしまう。


「ヴァスラフ」より
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:ヨハン・セバスティアン・バッハ
菅井円加


元を見てないけどロモラなのかな。
むしろニジンスキーみたいな印象を受けた。
地に縛り付けられるのを、
人の世の束縛から、
解き放たれたくてもがいているような?
力強い踊りだった。


「ディアナとアクテオン」
振付:アグリッピーナ・ワガノワ
音楽:チェーザレ・プーニ
ナンシー・オスバルデストン
オシール・グネーオ


オスバルデストン&グオーネは技術枠で
そこの部分をしっかり見せつつも
音楽的で優雅に丁寧な踊り。
グオーネはジャンプより回転が得意なのかな。
片脚を落とさない回転がすごい。


「ABC」
振付:エリック・ゴーティエ
音楽:フィリップ・カニヒト
ヨハン・コボー


今日も楽しい。
ヴァリエーションには「海賊」もあった。


「モノ・リサ」
振付:イツィク・ガリリ
音楽コンセプト・作曲:トーマス・ヘフス、イツィク・ガリリ
エリサ・バデネス
フリーデマン・フォーゲル


二人には合ってるけど、
コレ系ならインザミドルの方がいいなあ。


「エディット」 - 新作世界初演 -
振付:ナンシー・オスバルデストン
音楽:エディット・ピアフ
ナンシー・オスバルデストン


情念たっぷりで、エモーショナル。


「海賊」
振付:マリウス・プティパ
音楽:リッカルド・ドリゴ
菅井円加
キム・キミン


キムはジャンプの着地で
バランスを崩しかけたところもあったけど
よく持ち直した。
ダイナミックでありつつ、
マリインスキーらしい美しいラインの端正さがある。
菅井さんはキムが相手だからか、
慣れてきたのか、
Aプロより優雅だった。


― 第2部 ―
「マルグリットとアルマン」
振付:フレデリック・アシュトン
音楽:フランツ・リスト
マルグリット:アリーナ・コジョカル
アルマン:セルゲイ・ポルーニン
アルマンの父:ヨハン・コボー
公爵:木村和夫
東京バレエ団


コジョカルは夜会の華のときも、
恋人とウキウキで輝いているときも、
儚げなときも、
よく合っていた。
ポルーニンは勢い優先で、
まあ、それもアルマンらしいかな。
それぞれは良かったけど、
過去に見たギエムとかよりはドラマが薄め。
木村公爵が素敵。


菅井さんは正直なところ、
いまどきの「世界で活躍する日本人バレリーナ」でよく見る
ほっそり7頭身ではなく、
肩幅などもある、少し厚みのある体型だけど、
それもあってか舞台での存在感が濃厚で、
身体自体もものすごく雄弁で、
クラシックもコンテも見ていて凄く楽しかった。

ポルーニンはドキュメンタリー映画で、
古典の踊りを維持するための反復練習が嫌だった、
みたいなことを言っていたと思うんだけど、
ただでさえダンサーはフリーになって
決まったコーチがいないと
踊りも身体のラインも崩れるものだけど、
ポルーニンはさらに加えてその要素が、というかんじ。
まあ、そうなるだろうな、と思っていたけどね。
荒れてる粗いというほどではないけど、
この辺でどこに行くかしっかり決めないと、
というかんじがした。
あくまでも個人的な感想。
踊りも少し重かった。
グオーネが要所では綺麗に優雅に止められるだけに、
ポルーニンの詰めの甘さを感じた?
私の語彙では上手く書けないんだけど、
ポルーニンは超一流の域まで行けるのに、
一流にとどまっているかんじ。
惜しいと思うけど、
それを選ぶなら仕方がない。


コジョカル、アフタートークから。
メモ無しの記憶なので、間違いは御容赦を。
私個人の解釈です。

マノンはたくさん踊ってきたので自然に役に入れる。

椿姫、アシュトン版とノイマイヤー版の違いは
ノイマイヤー版はできごと全てを見せ、アシュトン版はハイライト。
時間が飛ぶので舞台に出ないできごとを考えつつ、
衣装を変え含め次の場面はこう、と確認して出る。

ノイマイヤー版を踊るとき、
彼から21個のポイントを伝えられた。
そんなに覚えられない!と思っていたけど、
踊り流れに沿っていたので、
1の次は2、と、すんなり伝えられたように踊れた。

子供が生まれ、マジカルな経験をしている。
以前ハードワークを重ねてきたけど、
今は少し立ち止まって考えられるようになった。

ノイマイヤーの好きな言葉は「ALL」、
いまの自分は1歳のとき、
10歳の時などの、過去全てで作られている。
子育てをしつつ、それを再確認。(だったかな)

怪我もあり、10年前は、
いまの年齢には引退していると思っていた。
スポーツ医療などを学び、
もう少し踊れるようになった。

今回の公演はキャンセルも考えたが、
できる限りのことをして続行しようと思った。

自分は古典寄りだけど、
新しい振付家との仕事も積極的にしていきたい。

カーン版ジゼルについては、
自分の得意演目で作ると言われて驚いた。
古典とはだいぶ違うけど、紛れもなくジゼル。(だったかな)
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【進撃の巨人】 コラボカフェ&ショップ@ツリービレッジ

2020年02月08日 | 進撃の巨人
田原町の母方実家のお寺まいりのついでに行ってきました。

じゃじゃん!




まずはカフェへ


ハンジさんの雷槍パフェ


オーダーが上手く通らず
ホットドリンクが2杯来ました。


リヴァイのフルーツティについてきた最中をON


コースターは4枚。

注射が来たから良しとしましょう。

リーブス商会出張所にはひらパーで見たパネルが!
上手く全身が撮れなくて悔しかったエルヴィンもいます。


アニとアルミン


顔出し


兵長と
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