きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

清荒神などなど

2018年08月31日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
月組「エリザベート」自体は東京で見ればいいやと思っていましたし
「宝塚の殿堂」の「エリザベート展」も12月までやってるから
宙組か雪組に絡めればいいかなあ、など
のんびり考えていたのですが、
「BADDY」の衣装等、特に宇宙服のデザイン画とか
宇宙服のヘルメットとかを、
どうしてもどうしてもどーーーーしても見たくなり
突発することにしました。
決めたのは8月25日夜。
小山さんのライブに行ってエネルギーが湧いて
「これは遠征するしかない!」と思ってしまったのでした。

どうせ西に行くなら、、、と
いろいろ考え下記の行程となりました。

8月30日(木)
終業後に新幹線に乗り

なんばへ。
「りくろーおじさん」で洋菓子を買い込み「海鷲」へ。
ちょうどミッターマイヤーの誕生日のため
限定カクテルが出ているのです。

お誕生日限定カクテル。アルコール版。

はちみつレモン系かな。

ついでだから通常版のミッターマイヤーも。

店内映像は「要塞対要塞」終盤。
ミュラーの「 大神オーディンも照覧あれ!」のあたりでした。

ほどよいところで切り上げ、ホテルへ。
翌日は朝一番の出立じゃないから
新大阪をはずしてもいい、ならお安めのところを、
と探して予約したのは江坂の「サニーストンホテル」。
慌てていたので喫煙を予約してしまったのですが
そのためかどうか、なんとツインのシングルユースに格上げ。

これで素泊まり3800円です。
ありがたや。

さきほどかったお菓子を食べるよ~。
「りくろーおじさん」の桃タルト。

桃がザクザク。
カスタードクリームも美味しい!
バニラビーンズたっぷり!
生菓子はあまり買えないからね。貴重ね。

チーズブッセも食べちゃうよ。

ここはチーズケーキが有名だけど
ホールは買えないから、小さめ2点で-。

8月31日(金)
朝食はホテル近くの「ヒロコーヒー」で。



迷ったすえ、シンプルなトーストにサラダを付けました。

イギリス山食パン

パンも美味しく、高千穂バターも美味しい。
コーヒーは「酸味より苦み」でオススメされた中から
「サンドライ・ブレンド」を。
身体にガツン!と来る力強い味でした。
(でも胃への攻撃は無し!素晴らしい!)

サラダは生ハム入り。

野菜がシャキシャキ!


食べ終え、梅田経由で清荒神へ。
「きよしこうじん」、
最初は読めなかった駅名でした。
降りて、ゆっくりな坂をのぼり

清荒神清澄寺へ。






「荒神影向(こうじんようごう)の榊」

平日朝一番で人が少なかったので
ゆっくり回れました。

おまいりを終え、参道をくだると
少しずつお店が開いてきました。
佃煮やら最中やらを買い込み

徒歩で宝塚大劇場へ。
曇りがちだったので楽に到達しました。
参道途中の泉寿庵を曲がってから
10分ぐらいでした。

ちょうど、たまきちの入りだったよ!

お目当ての殿堂をゆっくり見て、
さあ「フェリエ」で昼食!と思ったら満席。
しかたなく「フルール」で公演ランチ。

オーストリア風カツレツなどなど。
サラダの野菜がハート。


食べたら良い時間。
大劇場へ。




終演後。
塚本で途中下車して寄りたいところがあったのですが
踏切事故があり電車が遅れたので断念。
なにしろ帰りは変更不可のぷらっとなのですよ。

新大阪駅でなにかスイーツをと思ったら
ほどよい大きさなのは
「りくろーおじさん」のアップルパイのみ。
続くのも運命よね。

車内のおやつでいただきました。

豆乳バナナスムージーは
ぷらっとのドリンク券で引換。

小田原を過ぎたところで夕食。
穴子の笹寿司と


中之島ビーフサンド(ハーフ)

すごく気になっていたから買ってみました。
一切れ700円かあ。
いわゆるミルフィーユカツですね。


急に思い立ったわりには
充実していましたね。
ありがとう、小山さん!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「エリザベート」@大劇場(宝塚月組)

2018年08月31日 | 宝塚(月組)


エリザベートが必死で生きているのは伝わるけど、
死の影も孤独もない。
足を踏ん張って生きている現代のキャリアウーマンが
たまに心が折れたときに逃げ込む妄想を、
覗きこんでるかんじ。
耽美さは皆無。
シシィの孤独と絶望感は見えなかった。
普通の人が恐れる「死」に惹かれる奇矯さがない。

ちゃぴは地声音域が広いので
「私に」の「に」以外は地声の声音で
無理のない発声は聴きやすいけど雄々しすぎる。

みやちゃんはちゃぴより小柄に見え威圧感が薄い。
シシィを抑えつけても跳ね飛ばされそう。
持ち歌との音域が合っていない。
高音部が弱い。
特に鏡の間の「耐えられない」の「え」が裏声で
女の子の声になってしまうのが惜しい。
威厳も足りてない。

たまきちが「死」でも「黄泉の帝王」でもない、以前に
この役に必要なナルシズムがと根拠の無い自信全く足りない。
女は俺に靡くはず、と無条件に思う男でないとこの役は無理なんだな。
歌唱力じゃないんだ。
たまきち、テレを捨てよう。まずそこからだ。

結果的にそれぞれはいいのに
芝居部分が噛み合っていない。
難しいね。
後半で変わるかな。

れいこちゃんは出てきたときは
見た目ほど芝居は濃くなくて
ちょっぴり残念だったけど、
カフェあたりから乗ってきた。
もっとやり過ぎちゃってもいいよ!
上3人が私のイメージに合わないので、
れいこルキーニが出てくるとすごく安心する。
狂言廻しとしては話に入り込み過ぎない
ちょうど良い距離。
二幕出だしのアドリブは、

 そこの綺麗なお姉さん、
 平成最後の夏休み、
 僕と一緒に過ごしませんか?

みたいなかんじ。
フラッシュを落としていました。
「キッチュ」の出だしで
もう少し腰を振って~と思うのは
私の基準がリカちゃんだから仕方がないね。

ありちゃんルドルフは繊細な皇太子だった。
精神的にも立場的にも追い詰められて死に縋りつく、
とてもクリアな芝居だった。
歌も迫力がある。
台詞まわしが舌足らずの若造なのが惜しい。

みやちゃぴはロイヤル感がかなり薄め。
ゆりちゃんのグリュンネのいちいち礼は気品ある。
すーさん頑張ってる。
組長と渡り合えるまゆぽんの父らしさよ!
からんちゃんの歌もいい。

革命家、れんこんは小柄だけど芝居は熱い。
おだちん凛々しい。
特に2幕後半の髭姿がたいへんよろしい。
繰り返すね。
髭のおだちん!!
ぐっさん、頰のラインが巨匠似?

海ちゃんのヴィンディッシュも良かったよ。
攻撃的ではない、静かな、しかし確実に狂気。
とても美しかった。

小ルドは綺麗なソプラノだったけど、
少年ではなくお嬢さんだった。

黒天使の見分け、芝居中は難しい。
暗闇にいるから。
ショーで明るくなると2階11列からでも
ギリちゃんは容易に発見できる。
白塗りのギリちゃんは、
なんかマミちゃんに似てる?
黒天使は番手並びにと
身長順が混在なので見失いやすい。
下手側が多いのかな。
髪はかなり左寄り分け目で上部はストレート。

黒天使ちゃん、若手もいるから
ロケットもキョンシー混じり。

ロケットも男役ダンスもまさか20年同じ振りになるとは。
好きだけど。


みやトート、たまフランツ、の方が合うよね。
どうにもならんけど。
たまきちがいつ開き直るかだ。


Love一郎は相変わらずLovelyだった。
Love一郎の音はムラ特権。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする