きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「春のもやしもん展 in 勝どき」

2014年03月09日 | 漫画・小説・雑誌
コミックス13巻発売記念のイベントに行ってきました。

「@btf」の最寄り駅は大江戸線勝ちどき駅ですが
有楽町線月島駅からも10分ぐらいです。
倉庫内でのイベントのため入り口がわかりづらいです。
「人荷用エレベーター」に乗ってください。

エレベーター内部の案内


エレベータを降りたら校旗。


中は原画展と、いろいろ。
どこも撮影OK。

没ネームとか


カラー原画とか






白黒の原画も!

付箋でコメントが付いているページもあります。
写真に撮ってもコミックスと同じ画面にしかならないので
じっくりじっくり食い入るように見て脳みそに刻みこみました。

ひとやすみにサイダーを飲む


いろいろの部屋。




ブリザードフラワーでできた菌


壁にも直筆の絵が!


描く過程の映像もありました

こ、この衣装は???
先生本人でした!


ブルーライトをあてると菌が浮かび上がるとか

いろんな仕掛けがある部屋でした。

これは映像の前に人が立つと
その人の周りに菌があつまる仕掛け。

2人一組じゃないと上手く写真に撮れませんね。

床にも菌


壁のポスターには一部凹凸あり。
それを触って楽しむのですが・・・

その案内は担当編集者のミムラさん画

まさかの下書きも展示


繋がる告知の菌


「僕はバニーじゃありません
 おじさん好きの及川ですよ」


ということで、

長谷川さんとのツーショットで終了。
すごく楽しかった!
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「それでも夜は明ける」

2014年03月09日 | 映画
自由黒人だった音楽家が拉致され奴隷として売られ
12年間労働に従事し、
その間は自由になれたかった、というお話。

邦題タイトルはアクティブ過ぎだよね。
耐えて我慢してたら救世主が来たけど、
それは主人公限定で、
他の奴隷の境遇は変わらないまま。
個人じゃ制度は変えられないよね。

実際に自分がああいう境遇になったら
まず自分が助かるのが第一だと思うけど
あれで終了は映画としては歯切れが悪いように思う。
プラピは実際にはどうやってなにをしたんだか。

淡々とした時間の流れとアメリカ南部の風景は
とても美しかった。
ただ、もうちょい、なんか、盛り上がりがあるほうが
話に入っていきやすい。
たぶんそういった部分を極力排除して作ったんだと思うけど。

奴隷ではない黒人も出てきて
「妻」の待遇を受けた女性もいた。
その辺がもっと描きこまれればなあ。
「黒人」といっても、階級や身分は様々なんだよね。
それがどうしてそうなったとかが
もう少し知りたい。

正直、作品自体にはあまり魅力を感じなかったけど、
自分の常識の範囲内でのみ善人になれる、
貴族的でスマートなカンバーバッチ演じるフォードと
愛憎の振り幅は大きいけど、
自分の気持ちに正直なファスベンダー演じるエップスの対比は
映画料金以上の価値は充分あった。
特にファスベンダーの眼力が過ごすぎて平伏するしかない。

フォードが黒人も交えて聖書を読んでいる場面、
黒人にも優しい、と、描写しているんだろうけど
聖書が奴隷制度を認めているとか
神は白人を、そして黒人奴隷を作った
(人の運命や境遇は神が定めた)とされるのも、
黒人奴隷制度が長く続いた要因だと思う。
奴隷側も受け入れていたんだよね。

いかにもアカデミー賞向きの作品だった。
オバマ政権下ではこういう映画が受けるんだろうし
作りやすいんだと思うけど、
「米国」の賞なんだから、
これが作品賞でも良いと思うよ。
SFやアクションや娯楽色が強い作品が受賞しないのも
レオが主演男優賞を取れないのも
「アカデミー賞」の個性、カラーでいいと思う。
「厳正な審査」で優劣を決める必要はないもんね。
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