エイズは同性愛者が罹る病だと思われていた頃、
ヤク中の女好き(ゲイではない)がエイズになり
寿命はあと30日だと宣告される。
新薬(というより初めてのワクチン)投与を希望するも
投与期間や血液の数値の状態などから断られる。
いろいろなツテを頼り、
メキシコの無免許医から与えられた薬で症状の改善が見られたため
それを使った商売を考える。
薬の直接販売は違法なので、クラブの会員権を売り、
薬はどれも無料とする。
薬を求める会員が増えるが
新薬を開発する製薬会社と認可する役所と
激しく対立することになる。
新しい病に薬を作るのは大変なことだし
新薬の投与は安全性を確認してからという医師の気持ちもわかるけど、
映画の通り製薬会社の利権が絡まなければ、
もっと命を長らえられた人もいたのだろうか。
ジョルジュ・ドンやヌレエフはどうだったのか。
癌だった祖父も丸山ワクチンを使っていたので
薬の承認の遅さの辛さはなんとなくわかる。
主人公は生きることと、それに加えて
金儲けして、その金で「楽しく生きる」ことに貪欲だった。
その欲望があるからこそ、
新ビジネスを立ち上げ続けられたんだろうな。
当時はエイズ=同性愛だったので、
患者へのその方面の差別もひどかったようだけど
そもそもそこまで卑しむマッチョ信仰ってのが
私には理解しにくいな。
「神様は男と女を作った」の教えが元なのはわかるけど。
マコノヒーとジャレッド・レトが主演、助演を受賞。
クズのような男が、
綺麗ごとなんかすっとばして
生きることに立ち向かう姿は実にパワフル。
トランスジェンダーの彼女(彼)の
複雑な苦悩もよく伝わってきた。
ジャレッド・レトの佇まいが自然すぎ。
ヒューマントラストやカリテで上映も納得でした。
こういう映画は全国ロードショーじゃないほうが似合う。
あの頃のアメリカのダンサーは「ゲイだから(だろうから)」
生命保険に入れなくなっとか噂があったな。
今も根絶はできていないけど陽性=死ではなくなったね。
当時の渋谷にTSUTAYAが無いのはご愛嬌。
林原研究所が出てきたのはビックリでした。
それだけ「世界各国」だったんだね。
ヤク中の女好き(ゲイではない)がエイズになり
寿命はあと30日だと宣告される。
新薬(というより初めてのワクチン)投与を希望するも
投与期間や血液の数値の状態などから断られる。
いろいろなツテを頼り、
メキシコの無免許医から与えられた薬で症状の改善が見られたため
それを使った商売を考える。
薬の直接販売は違法なので、クラブの会員権を売り、
薬はどれも無料とする。
薬を求める会員が増えるが
新薬を開発する製薬会社と認可する役所と
激しく対立することになる。
新しい病に薬を作るのは大変なことだし
新薬の投与は安全性を確認してからという医師の気持ちもわかるけど、
映画の通り製薬会社の利権が絡まなければ、
もっと命を長らえられた人もいたのだろうか。
ジョルジュ・ドンやヌレエフはどうだったのか。
癌だった祖父も丸山ワクチンを使っていたので
薬の承認の遅さの辛さはなんとなくわかる。
主人公は生きることと、それに加えて
金儲けして、その金で「楽しく生きる」ことに貪欲だった。
その欲望があるからこそ、
新ビジネスを立ち上げ続けられたんだろうな。
当時はエイズ=同性愛だったので、
患者へのその方面の差別もひどかったようだけど
そもそもそこまで卑しむマッチョ信仰ってのが
私には理解しにくいな。
「神様は男と女を作った」の教えが元なのはわかるけど。
マコノヒーとジャレッド・レトが主演、助演を受賞。
クズのような男が、
綺麗ごとなんかすっとばして
生きることに立ち向かう姿は実にパワフル。
トランスジェンダーの彼女(彼)の
複雑な苦悩もよく伝わってきた。
ジャレッド・レトの佇まいが自然すぎ。
ヒューマントラストやカリテで上映も納得でした。
こういう映画は全国ロードショーじゃないほうが似合う。
あの頃のアメリカのダンサーは「ゲイだから(だろうから)」
生命保険に入れなくなっとか噂があったな。
今も根絶はできていないけど陽性=死ではなくなったね。
当時の渋谷にTSUTAYAが無いのはご愛嬌。
林原研究所が出てきたのはビックリでした。
それだけ「世界各国」だったんだね。